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「学生時代にちゃんとやっておけばよかった」そう言って学生時代の勉強不足を後悔している大人の方、いませんでしょうか。筆者は現在大学生ですが、社会人の方からこんな話を聞いたことがあります。「学生時代は勉強が仕事だったから、勉強が嫌で逃れたいと思っていた。だけど不思議なもので、社会人になって勉強する機会も時間も無くなると、また勉強したいって思うときがあるんだよ」

これについて、筆者なりに考えてみました。そして、大人になってからの勉強は、学生時代にしていた勉強とは違うのではないかということに気が付いたのです。今回は、大人の方が効果的に勉強するためのポイントをお話していきたいと思います。

楽しめる勉強が理想

大人になってからの勉強法として押さえていただきたい一番のコツは、楽しい勉強をするということです。

学生時代の勉強は、得意な教科も不得意な教科も、満遍なく勉強する必要がありましたよね。嫌いな勉強もしなくてはならなかったので、勉強は辛い、というイメージがあったかもしれません。学生時代の勉強は、定期テストや入試で高い得点を取って志望校へ進学したり、幅広く学ぶ中から自分の将来のための向き・不向きを見つけることが目的だったと思います。

では、社会人になってからの勉強は、何が目的なのでしょうか。答えは様々かと思いますが、自分の専門分野(携わっている業界や職種)に関しての知識や技術を深めていくのが大きな目的だと思います。学生時代の勉強が、広く浅く、人に後れを取らず一般常識を身につけるための勉強と言うならば、大人になってからの勉強は、ある分野において人よりも優れ、エキスパートになるための勉強です。

だからこそ、自分の好きな分野の知識を深められるよう、楽しく勉強に取り組んでください。流行っているから、有利そうだから、といった何となくの理由で取り組む勉強は、いつかつまらないものになってしまうかもしれません。楽しいからこそ勉強がはかどり、効果も上がるのです。

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勉強時間にこだわらない

社会人になってから勉強しようとすると、「勉強はしたいけど時間が取れない」という悩みがついて回ると聞きます。大半の人が仕事を生活の中心としていますから、まとまった勉強の時間がなかなか取れないのは当然です。

ですから、社会人が行う勉強はスマートに効率的に行うのが一番です。「長時間勉強したほうがいい」という学生時代からの固定観念があるようでしたら、それは捨て去ってください。こだわるべきなのは、勉強時間ではなく効率です。ちょっとした隙間時間にも勉強できるよう、いつでもちょっとした勉強グッズを持っているようにしてみてはいかがでしょうか。通勤時間や、食事の終わった昼休みの余り時間、レストランで食事が提供されるのを待っている間など、ぼーっと時を過ごすのはやめ、細切れの時間を存分に活用してください。

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日頃の生活に役立つ勉強を

仕事に役立てられる内容の勉強に取り組めるとなお良いでしょう。前述のように、社会人の勉強の目的は、自分の専門分野のエキスパートになるため。仕事に活用することを意識しながら取り組むようにしてみてください。

例えば、いくら好きだからと言って宇宙の勉強ばかりしていても、もしかすると趣味の域を出ないかもしれません。あなたが人事・総務の仕事をしているなら、人的資源管理の勉強をしたほうが、実際の仕事に役立っている感覚を得ることができ、より一層楽しめるでしょう。また、普段の仕事に応用できるほうが、仕事と勉強をリンクさせられるようになり、勉強の効果は倍増すると言えます。

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いくら専門分野に秀でるための勉強とは言え、上司から勉強を命じられて嫌々やっている……という人もいるかもしれません。そんな方は、今回挙げたポイントを振り返ってみてください。楽しく勉強していますか? 長時間勉強するというノルマを課していませんか? 仕事に活かせる感覚を感じながら取り組めていますか?

もしかしたら、考え方ひとつで、楽しい勉強へと変えることができるかもしれません。まだ学生の筆者ですが、大人の方にこそ、賢く楽しい勉強をしていただきたいと思います。この記事が参考になれば幸いです。


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。