「集中できない」はアプリで解決! 勉強の集中を助けてくれる、4つの便利なツールたち。 

せっかく時間を作って勉強に取りかかったのに、なかなか集中できない。そんなことに悩まされていませんか?

毎日が忙しいビジネスパーソンや大学生にとって、限られた時間の中でいかに集中して勉強できるかはとても重要な課題です。しかし「集中するぞ!」と意気込んでみたところで、なかなか集中モードに入れないタイミングもあるのではないでしょうか。そんなときには “文明の利器” の力を借りて、勉強の効率をグッとアップさせてみませんか。

今回は、勉強の集中に役立つアプリやツールを4つご紹介いたします。

1. 環境音を再現できるスマートフォンアプリ「coffitivity」

家にいるときに集中できない原因として、意外にも「静かすぎる」が挙げられます。静かな環境は集中できそうに思いますが、逆にちょっとした物音に過敏になり集中力が途切れてしまうことも珍しくありません。実際、人間は無音の状態よりも多少雑音のある環境のほうが集中力が高まるという研究結果も存在します。

実は、人間の集中力が最も高まるのは、カフェなどのざわつき程度の雑音がある環境なのだそう。その性質を利用して、カフェなどの環境音を再現することで勉強への集中を手助けしてくれるスマートフォンアプリが「coffitivity」です。

このアプリでは、カフェでの人々の話し声や食器の触れ合う音など、集中するのに適当な環境音を手軽に再現することができます。まさに、家にいながらカフェで勉強しているような集中力を発揮するのに役立ちますよ。

自分の好みに合わせて設定できる、BGMに好きな曲を利用することができるなど、嬉しい機能もあります。設定の仕方によっては、本物のカフェ以上に集中力を発揮する環境を構築することができるでしょう。

2. あっという間に集中モードに導く「ストップウォッチ」

ストップウォッチというと時間を計測するために利用するのが普通ですが、実は勉強の集中力を上げるのに非常に役に立ってくれます。

やり方は簡単で、勉強を開始するときにポチっとボタンを押すだけ。数字がカウントアップを始めるのを見るだけで、「時間を無駄にできない」と自然に集中モードに入れます。

この方法で勉強時間を計測すると、「時間を計っているから」と思えるため、途中で他のことに気を取られるリスクが減少します。そして勉強を終了するときには、その勉強時間を記録しておきましょう。「これだけ勉強したんだ」という実感が、次の勉強へのモチベーションをアップさせてくれるでしょう。

また「ストップウォッチを動かす→勉強する」が習慣になると、ストップウォッチを動かすだけで身体が勝手に「集中モード」に入ってくれるようになりますよ。ルーチン化と呼ばれるこの効果を得るという点でも、ストップウォッチを活用した勉強は非常に効果的なのです。

3. 計画が目に見える「ライフタイマー2.0」

勉強に集中するためには、しっかりとした計画が目に見えることも大切です。漠然と「勉強しよう!」と思っているよりも、「〇時まで勉強する」「その後△時までにこれをする」などと計画が立てられているほうが、計画を実行するためのモチベーションが向上し、緊張感を持って勉強に集中できます。それを実行するのに便利なのが、スマートフォンアプリ「ライフタイマー2.0」です。

このライフタイマーにはいくつもの予定を記入することができ、予定された時刻までの残り時間を1秒単位で表示してくれます。そのおかげで、ストップウォッチと同じように緊張感を持って勉強にあたることが可能です。

ほかにも、ライフタイマーには様々な機能が搭載されています。予定の前に通知をしてくれたり、Googleカレンダーなどと同期してイベントを登録できたり、毎日の就寝時間や起床時間を登録したり、平日と休日に分けて日課を登録したりすることも可能です。普段のスケジュール管理を通して勉強時間を確保する目的でも、非常に便利なアプリだと言えるでしょう。

そして勉強に集中するだけでなく、中期的・長期的な勉強の目標を設定することで、「あと〇日でこれだけ身につけなければ」といった意識を喚起させてくれるというメリットも。勉強を様々な場面でサポートしてくれるでしょう。

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4. もうスマホ依存に陥らない! 「スマホ依存タイマー」

集中力が途切れる原因として、スマートフォンの存在は決して小さいものではありません。何かの通知が来たり、連絡が来ていないか気になったりして、スマートフォンを手に取り、そのままSNSを巡回して……といった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

スマートフォンは便利な反面、便利すぎるせいで集中力を乱す原因にもなってしまいがちです。そんなスマートフォンを封印するための最終手段として、アプリ「スマホ依存タイマー」を紹介します。

このタイマーは1分単位で時間を指定し、指定された時間のあいだ、スマートフォンをロックしてしまうというものです。スマートフォンの画面にはカウントダウンが表示され、それが終わるまでは、ほかのアプリを開こうとしてもカウントダウン画面に戻されてしまいます。再起動してもカウントダウンは続き、一度設定したら何が何でも時間まではスマートフォンを使うことができません。着信だけは受けることができるため緊急の連絡には対応できますが、それ以外のことはいっさいできなくなるのです。

スマートフォンは、使えないと割り切ってしまえば意外となんとかなるものです。そのぶん誘惑が断たれて集中しやすくなりますから、スマートフォンの誘惑に悩まされている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ちなみにこのアプリはAndroid限定。iOSの方は、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「アクセスガイド」より時間制限を設定することが可能ですよ。

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勉強の成果は「時間×集中力」で決まります。しっかりと集中して、勉強を効率を上げられると良いですね。

(参考)
iTunes|coffitivity
iTunes|ライフタイマー2.0
google play|スマホ依存タイマー
MEN-ZINE|環境音にこだわって仕事をクリエイティブに!環境音の意外な役割とは
President Online|ストップウオッチが、ある東大生の人生を変えた!
日経Gooday|五郎丸ポーズ、イチローのカレー…大一番で“いつもの力”を発揮するコツ プレッシャーで折れない心のカギ“ルーティン”を味方につける

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