溜まっているタスクを処理しようとデスクに向かうもどうもやる気が出ない、という経験はありませんか?

つい違うことをしてしまったり、スマホをいじってしまったりしてしまうこともあるでしょう。仕事に限らず、家で勉強をしているときでも、気づいたらテレビを観てしまっていたり、部屋を片付け始めたりして、なかなか作業が進まないことがありますよね。

やる気になるまで待ってみようと思っても、いつまでたってもやる気は出てきてくれないもの。そんなあなたに知って欲しい言葉があります。

それは、作業興奮という言葉です。簡単に言うと、人は作業を始めることでやる気が高まるということ。今回は、作業興奮のメカニズムやその上手な使い方をご紹介します。

作業興奮とは

ずっと面倒だと思っていた部屋の片づけ。ある夜に重い腰を上げて少し取り掛かってみたら片づけに没頭してしまい、部屋は完璧に片付き、気が付けばかなり深い時間になってしまっていた。こんな経験をしたことはありませんか?

これが心理学者のクレペリンが発見した作業興奮という考え。作業興奮とは、ひとたび作業を始めると気分が盛り上がってきて、やる気が湧いてくることです。

やる気は、脳の側坐核という部分から生み出されます。この側坐核を活動させるためには、ある程度の刺激が必要です。そのためにはやる気が出なくても、とりあえず行動を起こすことで側坐核を起こさないといけません。

ただ、作業興奮を利用するにおいて注意点が2つあります。
1.睡眠をしっかりと摂る
2.適度な運動をする

側坐核を十分に休ませることと、脳に刺激を与えることが大切です。作業興奮させるためには、休息と運動を欠かさないようにしましょう。

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とりあえず5分!

やる気が出ないときには、とりあえずやり始めることしかやる気を高める方法はないと言えます。

また、やる気を生み出す側坐核は、目を覚ますまでに若干時間を必要としてしまいます。残念ながら取りかかり始めてすぐにノリノリになるわけではないのです。そこで、とりあえず5分間やってみることを心がけてみてください。

企画書を書かねばならない時には、内容の構想が終わっていなくてもパソコンを開いて、とりあえず5分だけ書いてみましょう。

とにかくやってみると言われても、何から手を付けるべきかが分からないという方もいるかもしれませんが、深く考える必要はありません。仕事の内容を細かく分けて考えて、すぐに取りかかることのできそうな部分から触れていきましょう。こうすることで作業興奮を利用することができるようになっていきます。

***
やる気は、仕事や勉強をしていくにあたって必須の要素といえます。脳の仕組みを理解し、作業興奮をうまく活用して、自分のやる気をコントロールしていきましょう。

(参考)
ダイヤモンド社 書籍オンライン|第4回 使うのは自分の脳内物質だけ! 今すぐ集中、やる気をアップさせるコツ
東進|科学的学習法 作業興奮
HITACHI|「行動」でストレスマネジメントを行う