「『感謝』と『野心』を忘れない」マリアさんが掲げる「英語教育のプロ」として不可欠なふたつの柱

ENGLISH COMPANYのモロテ マシエウ マリアトレーナー

英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』では、英語学習のスペシャリストたちが、高い専門性と豊富な指導経験に基づき、受講生ひとりひとりに最適な英語学習サービスを提供しています。

そんなスペシャリストのひとりである、英語パーソナルトレーナー・モロテ マシエウ(長尾) マリアさんのインタビューをお届けします。

アメリカ留学を機に、英語学習の必要性を悟った

——はじめに、マリアトレーナーの経歴と現在のお仕事について、簡単に紹介してください。

マリアトレーナー:日本で生まれ、幼少期は静岡県浜松市で育ちました。中学・高校の際、神奈川県へ引越し、その後都内の大学へ進学。卒業後、アメリカのワシントン大学で国際関係学を学びました。在学中はワシントンDC日米協会で、インターンも経験しています。

その後、日本で早期英語教育に携わる経験をしたのち、オーストラリアのクイーンズランド大学院で応用言語学の修士号を取得。国際結婚をし、長尾姓からモロテ マシエウ姓になりました。

現在は、ENGLISH COMPANYのパーソナルトレーナーとして働いています。

——マリアトレーナーが英語を学び始めたきっかけを教えてください。

マリアトレーナー:子どもの頃から英語の歌や洋画が好きだったことで、英語に興味をもつようになりました。

本格的に学ぼうと決心したのは大学3年生の10月頃です。アメリカの大学生と一緒にプロジェクトに取り組んだとき、すぐに言葉が出てこなかったり、うまく聞き取れなかったりと苦労の連続でした。この経験から英語学習の重要性を肌で感じ、本格的に英語を学ぶことにしました。

豊富な知識があっても、英語ネイティブでなければ冷遇される環境に不信感

——英語を使う経験をすると、勉強せねばという思いがより強くなりますよね。日本に帰国後、早期英語教育の現場で働いていたそうですが、いかがでしたか?

マリアトレーナー:アメリカに滞在していた際に、文化交流の一環で日本文化を教えたり、お祭りの運営をしたりして、現地の子どもたちと触れ合う機会があったんです。こうした経験から、当時は子どもたちと英語で関われる仕事をしたいと思い、帰国後に早期英語教育業界に入りました。

しかし、私の思い描いていた理想とはほど遠かったのです。ネイティブ講師と日本人講師のあいだに、大きな隔たりを常に感じていました。英語が第一言語でなければ、講師としての商品価値が低いとみなされます。どんなに長く働き、教育に関する知識があったとしてもです。常にネイティブ講師のサポート役という位置づけだったことに不信感があり、転職を決意しました。

——英語ネイティブでなければ、たとえ知識が豊富でも冷遇される……。そんな立場はつらいですよね。その後、英語教育についてさらに深く理解するために、オーストラリアの大学院で応用言語学の修士号を取得したと伺っています。留学先で参考になった講義はありましたか?

マリアトレーナー:はい。特に参考になったのが、音声学と第二言語習得論です。音声学の講義では、日本語と異なる英語の発声の仕方のほか、口の形や舌の位置の違いの教え方が、とても役立ちました。

第二言語習得論で学んだのは、母国語以外の言語を学ぶ際にいかに効果的に目標言語を習得できるかのアプローチ。修了後は、大学院で学んだこうした科学的な知見を実践で活かせる環境で働きたいと思い、就職活動を始めました。

大学院に入るまでの経歴を語るマリアトレーナー

専門性の高いトレーナー、学習意欲の高い受講生さまから刺激を受けている

——マリアトレーナーがENGLISH COMPANYを知ったきっかけは、なんでしょうか?

マリアトレーナー:トレーナーとして働いている知人の紹介がきっかけです。公式サイトや、ほかのトレーナーの紹介記事を見て、第二言語習得の研究を基にしたトレーニングが行なわれていることに感銘を受けました。

また、トレーナーがそれぞれの専門性を活かして、受講生さまの苦手を分析し、直接解決するためのトレーニングを提供していることも魅力的でした。教育現場で豊富な指導経験がある、もしくは大学院などで第二言語習得論を専門的に学んできた日本人トレーナーが多数そろっていることも印象に残りました。

英語が話せるだけのネイティブばかりを優遇するわけではない環境なら、私もぜひ教えてみたいと思っていました。

——実際に入社してみて、いかがですか?

マリアトレーナー:やりがいを感じています。第二言語習得論の知識や最新の英語教育について勉強できるのはもちろん、トレーニングでは英語教育に携わる者として毎回新しい発見があります。身についた知識を、受講生さまの英語力アップに直接還元できるのはありがたいことです

そして、新社会人の方からシニア世代の方まで、受講生さまが明確な意志をもって英語を勉強されているのも印象的です。多忙ななか英語力を伸ばそうとする強い意志に、私も成長せねばという思いになります。トレーナーとして、そしてひとりの人間として成長できる環境ですね。

デスクに向かいパソコンを開くマリアトレーナー

知識をアップデートし続けられる環境

——ENGLISH COMPANYでは、さまざまな社内研修が行なわれているようですね。研修制度については、どう感じますか?

マリアトレーナー:非常に有意義です。入社時の研修では、大学院で学んだ基礎知識をどのようにトレーニングに活かすかを具体的に学べました。また、研修担当のトレーナーが私の疑問に対して即座に答えてくれたり、私の長所や伸びしろを見つけてくれたりしたので、とても学びが多い研修でした。

さらに研修では、トレーニングの効果や適切なタイミングについても教わりました。これにより、トレーニングをどのように取り入れるべきかを、具体的にかつ説得力をもって説明できるようになりました。

スタジオに配属されてからも、毎月の教務テストや研修を通じて、第二言語習得研究の知識をアップデートしたり、再確認したりできます。先輩トレーナーからトレーニングのフィードバックをもらう機会もあるので、研修直後から反省点をすぐに活かせます。また、受講生さまの多様な人となりに合わせた接し方を確認できるのも、大変役立っていますね。

第二言語習得研究の知見に基づき、多角的に課題分析ができるのが強み

——英語に苦労している方々がENGLISH COMPANYに通うメリットは、なんだと思いますか?

マリアトレーナー苦手な箇所を客観的に把握し、その部分を重点的に鍛えることができる点です。自分にとって最適な学習方法を受講生さまがこれほど詳細に把握できる環境は、ほかにはないでしょう。

また、大人が効率的に第二言語を習得するための「大量のインプットと少量のアウトプット」のバランスを保つカリキュラムも、受講生さまにとって大きなメリットだと感じています。きめ細かなサポートと第二言語習得論に基づいた効率的なトレーニングを、ともに受けていただけるのは大きいですよね。

さらに、受講生さまおひとりに対して複数の専属トレーナーがつくのも、ほかの英語スクールにはない特長です。課題を多角的な視点で把握できるため、受講生さま自身が何を苦手にしているかをより明確に理解しやすくなります

——おひとりの受講生を複数のトレーナーが担当するのは、トレーナーにとってもメリットがあるのではないでしょうか?

マリアトレーナー:はい。それぞれが気づいた受講生さまの課題を共有し合い、解決策を一緒に考えることができるのは大きいです。もし対応に迷った場合でも、ひとりで悩む必要はありません。別のトレーナーに相談すれば、問題を解決できることが多く、非常に助けになります。

意識しているのは「感謝」と「野心」

——ENGLISH COMPANYで働いてみて、一番いいなと思うことはなんですか?

マリアトレーナー受講生さまに寄り添い、“英語” という武器を通して新たな世界をひらく手助けができることです。

これから海外に行く、キャリアアップを目指している、などさまざまな理由で英語を学びたいと思っている方々がいます。共通しているのは “英語” という武器を身につけて、日本だけでなく世界でも活躍できるようになりたいという目標があることです。

私自身の海外での経験や知識を活かして、受講生さまが前向きに英語学習に取り組むことができるようにサポートすることができるのは、とても貴重な経験だと感じています。

——「パーソナルトレーナー」として意識していることはなんですか?

マリアトレーナー:「感謝」と「野心」です。まず、言語教育に関わる立場として、受講生さまの貴重な時間を私に託してくださることに感謝しています

その感謝の気持ちに応えるためには、トレーナーとして、そしてひとりの人間としてもっと成長しなければなりません。その成長を促す原動力となるのが「もっと知りたい」という「野心」。英語の知識だけでなく、受講生さまへのアプローチも常に謙虚に学び続けなければ、一流のトレーナーに近づくことはできません。

トレーナーとしての心がまえを語るマリアトレーナー

——すばらしいですね。これから「プロトレーナー」としてどのように貢献していきたいですか?

マリアトレーナー:受講生さまの英語力を伸ばすのは、言うまでもありません。加えて、受講生さまが英語学習や異文化コミュニケーションに対する好奇心をもち、前向きに英語学習に取り組んでいただけるようにしたいと思っています。

言語学習はただ言語を学ぶだけではなく、他国の文化を理解し、自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。異なる言語や文化を学ぶ楽しさを味わっていただけるように、これからも工夫を重ねていきます。

たとえば、私自身が海外での滞在中に役立った実践的なフレーズや、より自然な言い回し、そして私が経験した異文化コミュニケーションについての話も時折入れたいですね。

——今後が楽しみです! 最後に、これからENGLISH COMPANYのトレーナーとして働いてみたいと考えている方にメッセージをお願いします。

マリアトレーナー:言語教師としてのキャリアを築きたい方にとって、最新の知見を活かしたトレーニングを提供でき、自分自身も成長できる最適な環境が、ここENGLISH COMPANYにあります。受講生さまに丁寧に寄り添うことができ、学習成果が見える現場です。

ENGLISH COMPANYのプロトレーナーとしてともに成長し、一緒に受講生さまの夢を叶えましょう!

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「成長」という言葉をインタビュー中に何度も強調していたマリアトレーナー。その姿勢には、専門性の高いプロトレーナーが集まる環境で、自身も常にレベルアップを続けていこうという意志が示されていました。現状に満足せず、常に学び続ける姿勢は、間違いなく受講生さまにとって大きな励みになることでしょう。

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