どれだけ努力しても、いまいち自分に自信が持てない、と感じている人はいませんか。実は私は以前、全く自分に自信が持てないタイプでした。しかし、その性格が災いしてか現役の時の受験に失敗してしまい、今思うと本当に損な性格だったなと思います。今回は、そうならないために、自己肯定感を上げるお話です。
「エレベーターホール問題」
以下の文章を読んでみてください。
あるビルの利用者から、「エレベーターの待ち時間が長すぎる」というクレームが多発し、「改善されないようであれば、引っ越しもやむを得ない」とまで言われています。困ったビルのオーナーは、エレベーターのメーカーを呼んで相談しました。するとメーカーの提案は
・エレベーターを増築する ・エレベーターを最新式のものに入れ替える ・隣のビルと渡り廊下でつないで、どちらのエレベーターも利用できるようにする
など、どれもを時間や予算を要するものばかり。困ったオーナーは従業員に、「何かいいアイデアはないだろうか。このままではテナントが出て行ってしまう。」と相談します。
さて、あなたならどうしますか。
この問題の解決方法として、有名な答えは「エレベーターホールに大きな鏡をつける」というもの。これは、この問題がそもそも「エレベーターの待ち時間」を「長いと感じる」ことが問題であるのに起因しています。つまり、鏡を設置して待ち時間を有意義に使うことで「待ち時間が長い」と感じなくなれば問題は解決する、と考えたのです。結果、数週間以内にクレームは無くなったそうです。
これは「待ち時間を短縮する」という目標だけからは決して出てこない解決方法です。
問題を見極める
このエレベーターホール問題で学べることは、問題を解決するためには、その問題の本質を見極めることと、多角的な視点を持つことが重要であるということです。同じことが、自己評価に対しても言えるのではないでしょうか。
何かで結果がでなかった時、そこだけ見てどっぷりと落ち込んではいませんか。「結果がでなかった」というのは、「エレベーターの待ち時間が長い、とクレームを受けた」のと同じ状況です。しかし視点を変えてみると、今までできていなかった部分ができるようになっていたり、失敗はしてしまったけれど、注力した点については向上がみられたり、という喜ぶべきことがあるかもしれません。
視野が狭くなりすぎると最初に述べた「自己肯定感の否定」につながりやすくなります。そうなると当然自分に自信がなくなり、「失敗が怖い」とどんどん臆病になって悪循環に。逆に自己肯定感が高ければ、「私なら大丈夫!」という強い思いで切り抜けていくことができるのです。
自分が何かに真剣に取り組んでいる時こそ、違う視点で考えることを心がけてください。「目先の目標としては大学合格だったり昇格かもしれないが、それはそもそも自分が楽しく生きるため一つの手段にすぎない」などと気づくことがあるかもしれません。さらに、「ここは頑張ったな」と自信を持つべきところに気づくかもしれませんよ。
(参考) 「頭の回転を上げる45の方法」 久保憂希也・芝本秀徳著 ディスカヴァー・トゥエンティワン 問題解決にとって重要なこと ANGIE【自信がない、失敗が怖い…】「自己肯定感」が低くなる根本原因とは? Hatena keyword 自己肯定感 DAIAMOND online 自己肯定感があれば、どんな困難にも負けない自立した子に変わる!
