英語教育に関する高い専門性を持ったパーソナルトレーナーのもと、第二言語習得研究(※)の知見に基づいた科学的トレーニングで受講生の英語力を短期集中で伸ばしていく、英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」(以下、ENGLISH COMPANY)。2015年5月の開校以来、6,000人を超える卒業生を輩出し、3ヶ月でTOEIC400点アップなど数々の実績を残してきました。
そして2018年9月からは、その確かなノウハウをよりリーズナブルに享受できるセミパーソナルコースも提供開始。なぜいま、ENGLISH COMPANYの中級者向けのセミパーソナルコースが熱いのか。事業部長の藤ヶ崎花恵氏に聞きました。
※第二言語習得研究:母語ではない言語(=第二言語)を人間がどのように身につけていくのか、そのメカニズムやプロセスを研究する学問のこと。
“英語力をいますぐ上げたい中級者” に特におすすめのワケ。費用も半額以下に
パーソナルトレーナーによるマンツーマン指導の英語スクールも増えてきた昨今。そのパイオニアとして先陣を切り続けてきたENGLISH COMPANYが、グループトレーニングである中級者向けコースによりいっそう力を入れ始めたのはなぜなのでしょうか。
藤ヶ崎氏は、受講希望者殺到によりパーソナルトレーニング受講開始まで数ヶ月待たざるを得なくなっている現状を踏まえ、「“英語力をいますぐ上げたい” という喫緊のニーズに応えたかった」からだと語ります。
「ENGLISH COMPANYにお問い合わせいただく方の多くは、『ネイティブと仕事をしなければいけなくなった』『英語でプレゼンをしなければいけなくなった』など、何かしらの切迫した事情を抱えていらっしゃいます。たしかに、ENGLISH COMPANYのパーソナルトレーニングは、90日間という短期集中で英語力を鍛えていくものですが……受講開始まで待機しなければいけないのでは、時間にロスが生じてしまいます」
藤ヶ崎花恵氏
ENGLISH COMPANY事業部部長。慶応義塾大学で教育学を専攻後、進学校の教員として東大進学クラス等を担当。その後カナダに留学、TESOLを取得。北米各地での就業経験を経て、英語教育現場に復帰。カラーセラピストとしての顔も持つ。
そこで、TOEIC500~700点台の “中級層” が英語学習者のボリュームゾーンであることも考慮し、より多くの人が受講可能なグループでの中級者向けコースを大幅に拡大することにしたのだそう。
従来のパーソナルトレーニングと比較して、大幅なコストダウンも実現しました。パーソナルトレーニングは3ヶ月の受講で61.6万円(入会金5.5万円+受講料56.1万円(月額18.7万円×3ヶ月))なのに対し、中級者向けコースは28.6万円(入会金5.5万円+受講料23.1万円(月額7.7万円×3ヶ月))。予算の都合でENGLISH COMPANYでの受講を躊躇していた人にも、手が届きやすくなりました。
「“パーソナルトレーニングと同等のメニューをグループで” と謳っているとおり、ENGLISH COMPANYがパーソナルトレーニングで培ってきた、学習者が抱えている課題を発見するメソッドや科学的トレーニングが、グループ向けに応用されています。効果の高さには自信を持っていますよ」
ENGLISH COMPANYのエッセンスをぎゅっと詰め込んだカリキュラム
それでは、この中級者向けコースでは、具体的にどのようなトレーニングが行なわれるのでしょうか。藤ヶ崎氏は、中級者が陥りがちな “学習順序の過ち” を次のように指摘します。
「TOEIC500~700点台というと、中高で英語学習の経験があり、ある程度の英語の知識をお持ちの方が該当します。そんな方が、ビジネスの現場でいざ英語を使う必要性に迫られた際にしがちなのが、真っ先に “話す練習” に手を伸ばしてしまうこと。でも、それはまだ早いのです。
例えば、英語でコミュニケーションをとるとき、そもそも相手の話が聞き取れなかったら会話は成立しませんよね。したがって、スピーキングを鍛える前に、まずはリスニングの精度を上げていく必要がある。このように、英語学習には順序が存在します」
サッカーの試合で勝つために試合だけをしていればいいはずがありません。ドリブル・リフティング・パス・シュートといった部分練習を、段階を踏みながらこなしていかなければいけません。英語学習もそれと同じ。英語で話せるようになりたいからといって、順序を無視して一足飛びに学習を進めるのは、かえって “遠回り” になってしまうのです。
「『単語の覚え方』に始まり、リスニングで音を聞き取れるようになるための『ディクテーション』、返り読みせず前から英文を読んでいく『チャンクリーディング』、そして『アウトプットスキル』のための基礎トレーニングなど、段階を踏みながら受講生の英語力を底上げしていきます。最終的なゴールはもちろん、“英語でコミュニケーションをとれる” ようになること。最後にはTOEICのIPテストも受験していただくので、3ヶ月間の学習成果をご自身で確認できますよ」
英語学習を “続ける” ためのサポートも充実。オンラインの「個別フィードバック」サービスもあり。
この中級者向けコースは週1回のグループトレーニングが基本ですが、自宅で英語学習に毎日取り組んでもらうための仕組みも考え抜いたと、藤ヶ崎氏は述べます。
「英語学習で成果を出すためには、やはり毎日学習に取り組むことが基本です。そこで、“行動科学マネジメント” という手法を使い、英語学習の習慣形成を科学的にサポートしています」
藤ヶ崎氏によれば、初回オリエンテーション時に、「生活リズム分析シート」へ自身の大まかな生活リズムを15分単位で記入してもらうのだそう。すると、英語学習にあてられる “スキマ時間” が、1日の中に意外と多く潜んでいることに気づけるのだといいます。
「趣味時間を削るとか、夜の飲み会を全部カットするとか、極端なことをする必要はありません。私たちが大切にしているのは、あくまで “普段通りの暮らし” をベースにすること。こうしてスキマ時間が見つかったら、“通勤電車の中では単語” “お風呂では音読” など、それぞれの時間に対して具体的に学習内容をプランニングしていきます。行動科学マネジメントでは、あらかじめ時間ややることを決めておくのが有効だといわれているのです」
同時に、所属クラス専用のメーリングリストを用いた学習進捗サポートも行なっています。
「ホームプログラムの案内や学習のアドバイスを、トレーナーが週に2回お送りしています。“今日は何をすればいいんだろう” “どんなことに気をつければいいんだろう” といった戸惑いは習慣化を妨げる原因になるので、それを仕組みで防いでいるのです。
同時に、受講生の方には週1回、ご自身の学習進捗をメーリングリストで全員に共有することもお願いしています。お互いの学習状況を把握できるので、いい意味で “peer pressure”(仲間からの圧力)が加わり、刺激を受けて習慣化がより促進されますよ」
また、グループトレーニングコースであるにもかかわらず、遠隔での “個別フィードバック” のサービスが設けられているのも、学習者にとっては嬉しい悲鳴でしょう。
「スマートフォンのボイスメモ等で録音した、音読やシャドーイングなどの音声をお送りいただければ、矯正点やアドバイスなどを専門スタッフが個別にフィードバックいたします。これにより、グループトレーニングだけでは難しい、個々人の音声面での課題発見も実現。学習密度をより高めました」
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ENGLISH COMPANYがパーソナルトレーニングで培ってきた確かなノウハウを、より低価格で体感することができる。「コスパが良い」とはまさにこのことなのでしょう。
中級者向けコースは現在、オンラインで開講中。
英語力をいますぐ上げたい。そうお思いのTOEIC500~700点台の方は、ぜひ中級者向けコースに飛び込んでみてはいかがでしょうか。
中級者向けコースのお申し込み・お問い合わせはこちら
https://englishcompany.jp/course/middle/
(記事改訂日:2022年4月1日)
【ライタープロフィール】
STUDY HACKER 編集部
「STUDY HACKER」は、これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディアです。「STUDY SMART」をコンセプトに、2014年のサイトオープン以後、効率的な勉強法 / 記憶に残るノート術 / 脳科学に基づく学習テクニック / 身になる読書術 / 文章術 / 思考法など、勉強・仕事に必要な知識やスキルをより合理的に身につけるためのヒントを、多数紹介しています。運営は、英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」を手がける株式会社スタディーハッカー。