「受講生の悩みに応じて柔軟にアプローチができる」鏑木 周平さんが語る「英語パーソナルトレーニング」の魅力

ENGLISH COMPANY 大学受験部の英語パーソナルトレーナー 鏑木周平さん

英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』から生まれた、高校生向けの『ENGLISH COMPANY 大学受験部』(以下、大学受験部)では、英語学習のスペシャリストたちが、高い専門性と豊富な指導経験に基づき、受講生ひとりひとりに最適な英語学習サービスを提供しています。

今回は、大学受験部で英語パーソナルトレーナーとして活躍している、鏑木 周平さんのインタビューをお届けします。

英語に苦手意識の強い学習者の気持ちに寄り添いたかった

——はじめに、鏑木トレーナーの経歴と現在のお仕事について、簡単に紹介してください。

鏑木トレーナー:大学では英語や言語学について広く学び、ゼミでは翻訳や洋画字幕の制作にあたっていました。在学中、カリフォルニアへ約1年留学した経験もあります。帰国後は塾講師として、英語指導の経験を積みました。

入社後、社会人向けのENGLISH COMPANYパーソナルコースを経て、現在は大学受験生向けのENGLISH COMPANY大学受験部でトレーナーとして勤務しています。

——鏑木トレーナーの英語との出会いはどのようなものでしたか?

鏑木トレーナー:本格的に授業が始まった中学生の頃に出会いました。じつは学生のときは英語があまり得意ではなかったんです。どこでつまずいているのか見当がつかず、何をすべきか当時はわかりませんでした

——英語に苦労していた時期があったのですね。得意になったきっかけはなんだったのですか?

鏑木トレーナー:大学受験生の頃に、ある先生に出会ったことです。外資系企業で働いていた経験をもとに、英語ができるメリットを示してくれたり、英語で苦しんでいたときに私が成長したところをほめてくれたりする先生で、英語学習に対する向き合い方が変わりました。相談しやすかったのもよかったですね。

そのおかげで英語が得意になり、自分でもできるんだと自信がつくようになりました。

——よい先生にめぐり会えたのですね! 英語を教えようと思ったのも、その先生の影響があったのですか?

鏑木トレーナー:はい。私もその先生のように、苦手意識をもつ方々の悩みを引き出して、その方の気持ちに寄り添っていきたいですね。前向きな姿勢で英語学習に取り組んでいただける学習者をもっと増やしたいと思っています。英語が苦手だった過去があるからこそ、英語に悩む受講生の方に共感しやすいのが、私の強みです。

——鏑木トレーナーは大学生の頃、塾講師として働いていたそうですね。教える仕事をしてみて、いかがでしたか?

鏑木トレーナー:集団形式の授業を担当していたのですが、当時は苦労しました。受験生であっても学校の進度に合わせたり、クラス全員に同じ内容を教えたりしないといけませんでしたから。苦手な箇所が異なるため、一斉授業でひとりひとりに丁寧に対応するのは難しかったですね。

スポーツジムのパーソナルトレーナーとして学んだことが、英語でも活かせる!

——一斉授業だと、全員に合わせた授業をしていくのは限界がありますよね。そんな鏑木トレーナーが、ENGLISH COMPANYへの入社を決めたきっかけはなんでしょうか。

鏑木トレーナー:「英語のパーソナルトレーニング」という言葉に惹かれたことです。私自身、大学生の頃、筋力トレーニングの「パーソナルトレーナー」としても働いていました。

ジムではお客さまの悩みや身体に合わせたメニューを提供してきました。その方の体格や目標によってやるべきトレーニングが異なるんですよ。

受講生の方の状況や苦手に合わせてカスタマイズしていくのが、英語でも同様にできるのが魅力的に感じましたね。体力を鍛えるパーソナルトレーナーをしてきた経験から、今度は「英語力を鍛えるパーソナルトレーナー」としてぜひ仲間入りをしたいと思ったんです。これが入社のきっかけでした。

PCを開き笑顔の鏑木トレーナー

——運動においても英語においても、個々の課題に応じてスキルを伸ばすのが大事なのは同じですよね。

鏑木トレーナー:はい。実際に入社してみて、ENGLISH COMPANYはまさに「英語のパーソナルジム」と言える環境だと思いました。

魅力に感じたのは、固定のカリキュラムではなく、受講生の方の課題に合わせたトレーニングメニューが組め、そのときの英語力に応じて柔軟にアプローチを変えられること。私がスポーツジムで経験したことが、そのまま英語教育に応用できることが印象的でした。

加えて、まわりのトレーナーが一流ばかりなのも驚きですね。ENGLISH COMPANYには、第二言語習得論や音声学、言語学を専門的に学んでいたり、中学や高校での教授経験が豊富だったりと、「英語のプロ」が集結しています。

そして、受講生の方に対する観察力が鋭く、アプローチが的確なトレーナーもいて、必然的に自分の成長も促される環境です。専門知識があるのはもちろんのこと、受講生の方とのコミュニケーションが上手にとれている先輩トレーナーもおり、刺激を受け続ける日々を過ごしています。まるで足が速い人と走ると、自然と自分も少し足が速くなるような環境ですね。

常に最新の知見を取り入れ、根拠をもって受講生に提供できるのが強み

——ENGLISH COMPANYでは、研修を定期的に行なっていると伺っています。社内の教育制度についてはどう感じますか?

鏑木トレーナー:非常に充実しています。入社時に行なう研修ではひとりひとりに丁寧なフィードバックをくれたのが印象的でした。第二言語習得研究の基礎的な部分はもちろん、声のトーンや建設的なフィードバックの仕方まで、プロトレーナーとして必須の知識や心構えを学べました。

また、定期的に行なわれる教務研修は、自分のトレーニングを毎回見つめ直す絶好の機会です。先輩トレーナーのデモンストレーションを見たり、模擬トレーニングのフィードバックを受けたりしています。また、第二言語習得に関する研修では、最新の知見を学べ、常にアップデートできる環境です。

——現状に満足せず、学び続ける姿勢は、「英語パーソナルジム」の発展に欠かせませんよね。では、英語で悩んでいる方がENGLISH COMPANYに通うメリットはどのようなものだと思いますか? 鏑木トレーナーご自身の観点をお聞かせください。

鏑木トレーナー受講生の方々ひとりひとりに合わせた、科学的根拠に基づいたトレーニングを提供できるいうのが強いですよね。特に、音読やシャドーイングがなぜ効果的なのか、明確な根拠をもって説明できるため、このうえない説得力があると思います。音読が大事とはわかっていても、それがなぜかまで知る機会は学校などでは少ないはずなので、受講生の方にとってはプラスしかありませんね。

しかも習慣形成までも、科学に基づいたやり方で助けてくれるというのもいいですよね。ほかのスクールだと、学習意欲を高めるアプローチを重視するところはあると思います。しかしENGLISH COMPANYでなら、「不安定の要素が強いやる気に頼らなくても、学習を継続できる仕組み」が学べます。この点は、ENGLISH COMPANY特有の強みだと感じますね。ジムのパーソナルトレーナーをしていたときも、やる気に頼らない継続の仕組みはお伝えしたかったぐらいです(笑)。

最短ルートをたどりつつ、今後の学習の習慣までつくれるというのは、受講生の方にとってこれ以上ない環境だと思います。

予備校事業を前身として、ENGLISH COMPANYがこの英語コーチング業界に圧倒的なパイオニアとして存在し続ける根拠がよくわかりました。時代の潮流にのって参入した英語スクールではないと断言できますね。

2015年の設立以来「科学的に正しいメソッド」を徹底して提供してきていますから、培われてきたノウハウは、ほかにはない強みと言えるでしょう。

ENGLISH COMPANYの強みを語る鏑木トレーナー

できている箇所を常に観察することを意識

——ENGLISH COMPANYで働いてみて、一番よかったと思うことはありますか?

鏑木トレーナー多角的に受講生の方の課題を把握できることです。ENGLISH COMPANYでは受講生おひとりにつき、原則ふたりのトレーナーがつきます。受講生が抱える課題を別のトレーナーの視点からも観察し、トレーナーどうしで共有するためです。これもほかのスクールや塾にはない強みと言えます。

別のトレーナーからのフィードバックによって、自分には気づかなかった受講生の課題や適切なアプローチを直接学ぶことができます。受講生の方に合わせたメニュー組みをするので、すべての舵取りはもちろん自分で行なう必要がありますが、そのなかで先輩トレーナーにどんどん相談できる環境が整っているのは大きいですね。判断に迷ったときに聞けるので、教えやすい環境だと思いました。

——「パーソナルトレーナー」として、一番心がけていることはなんですか?

鏑木トレーナーできているところを見逃さず、適切なタイミングでほめることです。ひとりで学習していると、できているところよりもできないところに意識が向いて、自信をなくすこともありますよね。苦手意識が強かったり、英語に伸び悩んだりしている方なら、なおさらそうでしょう。

ですから、前回よりも少しでもできていたところを明確に言語化して、すかさずほめることを意識しています。小さな成功体験の積み重ねが大きな自信につながることがありますから、受講生の方の成長したところがどこかをよく観察するようにしています。

苦手意識を和らげ、前向きに学習に取り組めるアプローチをしていきたい

——社会人向けから大学受験生向けのコースに担当が変わり、アプローチを変えているところはありますか?

鏑木トレーナー:トレーニングの提供の仕方に関しては、特に変えていません。しいて言うなら、高校生の場合、塾という認識で来ている受講生の方もいらっしゃるので、厳しいことを言うのも時には必要なことがあります。

一方、社会人向けのコースを担当する場合、丁寧さや気遣いの仕方には細心の注意を払いますね。受講生の方の人となりによって、アプローチの仕方を柔軟に変えています

——これから大学受験部の「プロトレーナー」としてどのように貢献していきたいですか?

鏑木トレーナー:ひとりでも多くの目標達成者を出すのは、当然。そのうえで、苦手意識を和らげて、少しでも英語に対して前向きに学習できたり、好きになってくれたりできるように、アプローチしていきたいです。

高校生の方だと、音声変化の例を説明する際に洋楽や洋画を使うこともあります。受講生の方の好奇心を刺激する工夫も時には大事です。こうしたアプローチをした結果、最近英語に前向きに取り組めるようになったという言葉を聞くと、嬉しくなりますね。

自身のアプローチを語る鏑木トレーナー

——最後に、今後ENGLISH COMPANYのトレーナーとして働いてみたいと考えている方にメッセージをどうぞ。

鏑木トレーナー:大学や大学院で専門的に学んでも、その知識を活かすことが学校教育では叶わない方もいると思います。しかし、こうした専門的知識をいかんなく発揮して、受講生の方に貢献できる場がENGLISH COMPANY。ほかのトレーナーのレベルも高く、圧倒的な成長環境がここにあります。

「英語のパーソナルトレーナー」として、豊富な専門知識を、英語に悩む受講生の方のために役立ててみませんか?

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ひとりひとりの課題に合わせてトレーニングメニューを組むことが、英語でもできることに魅力を感じた――こう語っていた鏑木トレーナー。英語に苦労してきた自らの過去の経験から、受講生の方の気持ちに寄り添う姿勢や、成長した箇所を的確に言語化するアプローチは、英語で悩む多くの学習者の励みになっていくに違いありません。

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