英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』では、英語学習のスペシャリストたちが、高い専門性と豊富な指導経験に基づき、受講生ひとりひとりに最適な英語学習サービスを提供しています。
そんなスペシャリストのひとりである、英語パーソナルトレーナー・ゾハ茉莉さんのインタビューをお届けします。
アメリカ滞在中に、言語を教える楽しさに出会った
——はじめに、ゾハトレーナーの経歴と現在のお仕事について、簡単に紹介してください。
ゾハトレーナー:東京大学教養学部在学中に、シンガポール国立大学への交換留学を経験しました。卒業後、アパレル店舗販売スタッフとして勤務。退職後2017〜2019年のあいだアメリカに滞在していました。滞在中に日本語教師として勤務し、帰国後は現在までENGLISH COMPANYで英語パーソナルトレーナーとして働いています。
——英語と出会ったきっかけを教えてください。
ゾハトレーナー:幼稚園の途中から父親の仕事の都合でアメリカのメリーランド州に引っ越し、現地の小学校で2年ほど過ごしたのが出会いです。学校生活に慣れるため、英語を学ぶ必要がありました。
不自由なくコミュニケーションがとれるようになった頃に帰国しましたが、あくまでも小学校低学年なので、圧倒的に語彙や文法の知識が不足していました。そこで、あらためて英語という言語がどのような仕組みになっているのかを把握しなくては使えないと思い、中学以降の英語教育で学んでいきました。
——大学ではどのようなことを学ばれたのですか?
ゾハトレーナー:大学では「教養学部地域文化研究科アジア地域分科研究分科」に所属しており、アジア諸国の政治経済・歴史等を専攻していました。専門として選んだのはシンガポール。大学3年次にシンガポール国立大学に交換留学をしたことがきっかけです。シンガポール人が日常で話している英語(シングリッシュ)のなまりが強くて、聞き取りに四苦八苦していた思い出があります。
——大学卒業後、アパレル店舗販売スタッフとして勤務したのち、アメリカに滞在されたのですね。
ゾハトレーナー:はい。主人の留学に帯同するためです。自分にとって初めての専業主婦の体験で、非常に時間をもてあましたこと、日本人の知人が帰国するにあたって、その方が勤めていた日本語教室で人材募集しているという紹介があったこともあり、日本語講師として勤めました。
日本のアニメが好きで日本語を勉強したいという学生が多く、子どもから大人まで幅広い年齢層の学生に教えていました。特に体系的なカリキュラムがなく、指導内容や方針・方法に関しては完全に講師に任されていましたね。日本語や日本文化を前向きに学んでくれたのを見て、日本語講師の経験が、言語を教える楽しさを知った大きなきっかけになりました。
——日本語講師として勤務するなかで、物足りないと思った点はありましたか。
ゾハトレーナー:教科書だけ渡されて、すぐに教えるという感じだったので、本当にこのやり方で大丈夫なのかと不安を常に抱えながら教えていましたね。はっきりとしたカリキュラムがないなか、それぞれの講師の裁量で教える感じだったので、言葉に興味をもってもらうための教え方のコツが把握できればと思っていました。
選んだのは、トレーニングやアプローチに明確な根拠があるから
——帰国後、ENGLISH COMPANYの英語パーソナルトレーナーのキャリアをスタートさせたゾハさん。ENGLISH COMPANYを知った経緯はなんでしたか?
ゾハトレーナー:帰国後も何かしら言語教育に携わりたいと思い転職サイトから探してみたんです。そのなかで見つけたのがENGLISH COMPANYでした。
ホームページやSNSなどで口コミを読んで、科学的知見に基づいたトレーニングメソッドで短期間で成果を残していることに興味をもって応募しました。ただ英語を教えるだけのスクールではなく、第二言語習得論という確立された考え方をベースとしているため、トレーニングやアプローチの仕方に明確な根拠があるんです。高度な専門知識とコーチングスキルをもち、受講生の方に伴走していくパーソナルトレーナーに魅力を感じました。
——実際、入社してみていかがですか?
ゾハトレーナー:言語を教えるのはやはり楽しいですね。しかも、根拠がわかったうえでアプローチするとより説得力があり、受講生の方からも納得していただけるので、なおさら楽しいです。
音読や暗唱などのトレーニングのメリットや、やるべき根拠がはっきりわかるため、昔からなんとなくやってきたトレーニングが自分でも腑に落ちることが多いですね。この効果を受講生の方にお伝えすると肯定的なリアクションを返してくれるので、やりがいを感じています。かつ、幅広いバックグラウンドをもった受講生の方と出会えるのも楽しいですね。
また、研修が非常に充実しているのも特長だと思います。先輩トレーナーからのアドバイスもあり、常に知識をアップデートできる環境なので、前向きに学ぶ姿勢があれば成長しやすい環境ですね。おかげさまで3年以上も働かせていただいています。
またSTUDY HACKERのウェブサイトにある、社会人の方の勉強に役立つコラムを受講生の方にシェアすることもありますね。私自身も読んでみて勉強になるので、おすすめです!
学習者によきロールモデルを示したい
——ENGLISH COMPANYで働いてみて、どんなところがよかったと感じていますか?
ゾハトレーナー:英語が嫌いだと初回で断言していた受講生の方から、「卒業時には楽しかった」「英語を好きになってきた」「これからも学習を続けていけそう」というコメントを頂いたときですね。
またENGLISH COMPANYでは、複数のトレーナーがひとりの受講生の方を受けもつのが原則なのですが、受講生の方のサポートを別のトレーナーと連携できるのは大きいですね。複数のトレーナーで担当しているのは、受講生の方の様子を複数の視点から観察することで、多角的に課題を分析するためです。受講生の方への接し方や課題を共有できるため、私が気づかなかったところも気づけ、逆に私が気づいたところを情報提供できるのが役立っていますね。
——ゾハさんは、これから「プロトレーナー」としてどのように成長していきたいですか?
ゾハトレーナー:最近になり、少人数制の中級セミパーソナルコースを初めて担当させていただくことになりました。少人数制のクラスは日本語講師で経験はあるのですが、趣味で通う日本語学校とは違い、セミパーソナルコースでは結果を求めていらっしゃる方が集うので、これまでと違った緊張感があります。そのクラスでしっかり成果を出してご卒業いただくことがいまの目標です。
個人的には、ENGLISH COMPANYで得た第二言語習得の知見を活用して、主人の母国語であるベンガル語を学習したいなと思っています。初心者の立場に立って自らの言語学習に活かしてみることで、音読やシャドーイングや単語の覚え方などがどのような効果があるのか直接確かめることができるからです。自分自身も新しい言語を学ぶことで、学習者のみなさんによきロールモデルを示したいと考えています。
——最後に、これからENGLISH COMPANYのトレーナーとして働いてみたいという方にメッセージをどうぞ。
ゾハトレーナー:年齢層が幅広く、さまざまなバックグラウンドから来ているとてもお人柄のよい先輩たちが多く働いている楽しい職場だと思っています。また、トレーナーとして「受講生の方の英語力を上げて目標を叶える」という最も大事な部分にとことん集中できるのもいいですね。
コミュニケーションがしっかり取れて、受講生の方の目標実現に向かって切磋琢磨でき、かつ向上心を常に忘れない方に、ENGLISH COMPANYはピッタリだと感じます。
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「受講生の英語力をアップして目標を叶える」というシンプルな目標に向かって、さまざまなトレーナーと切磋琢磨できる環境が魅力だと述べたゾハトレーナー。自らも学習者の立場に立って、ENGLISH COMPANYのメソッドで言語学習を進めるとのことです。言葉だけでなく行動で示していくその姿は、多くの学習者の模範や励みになることは間違いありません。
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