StudyHacker からうまれた英語のジム "StudyHacker ENGLISH COMPANY" 、ついに本がでました!
2015年6月に東京の四谷でスタートしたENGLISH COMPANY。これまでにありそうでなかった、「ひとりひとりに英語のパーソナルトレーナーをつける」というスタイルや、「英語のジム」というコンセプトで、受講生の方が英語力を大きく飛躍させることのお手伝いをしてきました。
まだ初めのオープンから1年しか経っていませんが、いまでは東京と京都に6つの拠点を構えるまでになりました。 こんなに短い時間で、私たちの方法を受け入れてくださった方がたくさんいらっしゃったこと、そしてなにより、多くの方の英語力が伸びて喜んで頂いたことは、私たちにとって大きな喜びでした。ほんとうにありがとうございます。
この本では、実際にスタジオで行われているトレーニングを動画や音声(ダウンロードいただけます)を交えてご紹介しています。練習問題もつけておきました。ぜひ雰囲気を感じて頂ければと思います。
アマゾン「TOEIC必勝法」カテゴリでベストセラー1位を獲得しました
9月2日、Amazonで1位を獲得しました! 書店様で大きく取り扱っていただくこともあり、ENGLISH COMPANYのトレーナー一同たいへんうれしくおもっています。ありがとうございました。
第二言語習得研究の知見をベースにした「科学的な」英語トレーニング
ENGLISH COMPANYを運営する、教育系ベンチャー企業 恵学社 のコンセプトは STUDY SMART というもの。かっこよく、合理的に学ぼう。努力や根性だけじゃなくて、スマートで科学的な方法を学びに取り入れていこうということです。
「第二言語習得研究」とは、人間がどんな風に第二言語(外国語)を身につけていくのか、そのメカニズムを研究する学問です。ENGLISH COMPANYでは、この学問の知見をベースにしてより効果のあがりやすいメソッドを開発し、トレーニングに利用しています。
本書では、ENGLISH COMPANYメソッドを初めて公開しています。これまで英語を学んできたけれど、満足のいく結果を得られなかった方、受験では学んできたけれど、実際に仕事でつかえる、というレベルの壁を破れずにいる方に、特に「英語の音が聴き取れない」という部分を解決する方法をたっぷり紹介しました。
ネイティブが英語の文やフレーズを話すときには、前後 の単語の音がくっついてしまったり、一部の音が変化して しまったり、抜け落ちてなくなってしまったりということがあります。これを「音声変化」といいます。これには一定の法則性があるのですが、学校などではあまり教えられ てきませんでした。まずはこのルールを学んでいきます。
(第4章-2「リスニングのための科学的なトレーニング」より)
なぜ、英語学習に科学的なトレーニングが必要なのか。
これまでの英語のスクールと、英語の「ジム」はなにが違うのか。なぜ英語は「トレーニング」するべきなのかということについても、詳しく取り上げました。
ENGLISH COMPANYを運営する恵学社は、もともと、京都と東京で難関大学向けのちいさな予備校を運営する教育系のベンチャー企業です。ですから、日本人がどんな風に、英語を「勉強」してきたかということについては、よく知っているつもりです。(予備校部門では、いまも現在進行形で「受験のための英語」を教えています)
ENGLISH COMPANY 有楽町スタジオ
受験「勉強」で身につけた知識を、「トレーニング」によって実用的なレベルまでもってくる。そのコンセプトを実現するためには、日本人の英語学習プロセスについての知識と、それにあわせたトレーニングメニューをデザインするための知識が必要でした。 本書の冒頭では、まさに、受験はなんとか切り抜けたけれどビジネスで英語を使うのは難しいという受講生が、わずか3ヶ月でTOEICスコアを400点あげた方法を細かく追いました。
「英語は中学校 2 年生くらいからもう嫌いでした」 「就活の時に受けてみた T O E I C は 455 点。その点数は隠して、未受験としたまま就活を行いました」 StudyHacker ENGLISH COMPANY の一人目のモニ ターとなる、梶原章宏さんは社会人 1 年目。会社には海外の取引先もあり、早急に英語力を身につけることを求め られていました。新入社員としてこれから仕事を覚えつつ、英語の勉強もこなさなくてはならない。そんなプレッシャーの中、社会人生活を送っていたところでした。
(第1章-1 「もう英語から逃げられなくなった」より)
「英語のパーソナルトレーナー」って何? 講師とは違うの?
英語を身につける必要に迫られている人はたくさんいます。たくさんの人が、英語を学びたいと思っています。 英語ができる人を増やすためには、まず「英語を教えることのできる人」を増やさなければなりません。
——受講生の方に、できるだけ短い期間で、効果的に英語を身つけてもらうスキルを持った人
それが、私たちの考える「英語のパーソナルトレーナー」の定義です。
高い英語力はもちろんのこと、効果的なカリキュラムをデザインするための第二言語習得についての知識や、トレーニングを継続するための行動科学的なノウハウ、それらをもった専門職、プロフェッショナルがたくさん必要だと考えています。
実は、英語が好きで、英語を専門的に学んできた人、留学をしたり大学院に進んだりという人は少なくありません。でも、その人達の多くが「英語ができるだけでは仕事はできないよ」と一蹴され、その知識を存分に活かす環境を得られることはそう多くありませんでした。
でも、英語を教えられること、短期間で英語を身につけてもらうということは、「英語ができるだけ」ということとは違うひとつの専門性です。そんな、英語トレーニングのプロ集団としての ENGLISH COMPANYの取り組みも紹介しています。
ENGLISH COMPANYのトレーナーチームの特徴は、 知識をシェアしあうこと。社内では常に、slackなどの チャットツール、メーリングリスト、社内の wiki などを使って、ノウハウや経験を共有しています。トレーナーそれぞれのこれまでの経験による知識や、書籍などから新たに学んだこと、実際のトレーニングを通して得られた、 反応の良い説明の方法などが次々とシェアされ、チーム がもつメソッドを強化していきます。
(第3章-3 「英語の実力をあげる『パーソナルトレーナー』」より)
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英語力を伸ばしたい! という方だけでなく、英語を教えるということに興味をお持ちの方、また、英語学習・英語教育の「いま」を知りたいという方に是非お読みいただきたい一冊です。
ENGLISH COMPANYは2016年6月現在、四谷・恵比寿・品川・有楽町・神田・四条烏丸(京都)で運営しています。 無料体験授業も行っておりますので、ぜひご検討ください。 → ENGLISH COMPANY 無料体験授業お申し込み・お問い合わせ