あなたの勉強に「あまりにもムダが多すぎる」根本理由。東大生は “この4つ” を絶対にやらない

東大生が勉強で結果を出すために「絶対にしない」こと4つ01

「頑張って勉強しても、試験の成績になかなか反映されない……」
「自分なりに考えて勉強しているけれど、いまひとつうまくいっていない気がする……」

毎日努力しているはずなのに、どういうわけか結果につながらないと悩んでいる人はいませんか?

もしかすると、あなたが普段やっている勉強には「ムダなこと」や「やらなくていいこと」が多いのかもしれません。この記事では、勉強で成果を出している東大生たちが「絶対にしない」習慣を4つご紹介します。

1.「明らかにやらなくていいこと」は絶対しない

東京大学を卒業し資格・勉強コンサルタントとして活動する鈴木秀明氏は、資格試験のような「合格することが目的である勉強」においては、「やらないこと」を決めるのが最も大事だと伝えています。

鈴木氏の考える「やらないこと」とは、「明らかにやらなくていいこと」「あえてやらないこと」のふたつです。

「明らかにやらなくていいこと」とは、そもそも試験とはまったく関係がないこと。また、試験と関係はあっても試験形態や分野が一致していないものも当てはまります。たとえば、ある資格をとろうと勉強しているときに、「きっと役立つはずだから」と別の似た資格の勉強や、同じ資格でも別の級の勉強を挟む必要はありません。

「あえてやらないこと」とは、苦労して勉強してもほとんど点につながりそうにないもの。試験分野には入っているけれどさほど出題されないもの、自分にはあまりにも難問すぎるもの、配点が低いものなどが、その例です。

鈴木氏は、勉強では「これをやっておかなければならない」という思い込みが生じやすいと言います。試験範囲が示されれば、その分野はすべてきっちりと勉強しなくてはならないような気がしてしまうものですが、1から10まで網羅しようとすれば、当然ながら膨大な時間と労力がかかります。あえてやらなくていいことにまで時間を費やすことは、あまりにも非効率的です。

したがって、試験の過去問などへ目を通したときに「これはあまり問われないな」という分野がわかったら、そこは思いきって切り捨ててしまいましょう。不要なところに注力しないで本当に必要な分野に注力することが勉強効率を高めるカギなのです。

東大生が勉強で結果を出すために「絶対にしない」こと4つ02

2.「考え込む」ことは絶対しない

『東大式節約勉強法』の著者である東大生の布施川天馬氏によると、「頭がいい人」が絶対にしない習慣として挙げられるのが「考え込む」ことだそう。

そもそも「考える」という行為は、結論を出したり問題を解決したりするための手段にすぎず、その行為自体に意味はないのだとか。では、東大生のように頭のいい人たちは、どうやって考えているのでしょう。

布施川氏によると、彼らは、自分がわかっていないことについて「なぜわからないのか」「どうすればわかるのか」を考えているそう。そして、考えても「なぜわからないのか」の答えが出なければ、すぐさま大学の先生や友人に質問するのだとか。布施川氏は、頭のいい人は、自分より力や知識がある人に協力してもらいながら勉強するほうがはるかに効率的であることを知っている、と断言します。

たとえば、問題の解き方が全然わからないのに「この問題は前に見たことがあるから解けるかも」とひとりでずっと格闘し続けたり、「質問するのはなんか恥ずかしいから」と誰にも質問せず考え込んだりするのは、きわめて非効率。最後まで本当の答えがわからなかったり、あるいは答えがわかったとしても多くのムダな時間を費やしてしまったりすることになりかねません。

それよりも、「これはどうやって解くんだっけ」と友人にヒントをもらったり早めに解答を確認したりしながら勉強するほうが、時間と労力の節約になりますよ。

東大生が勉強で結果を出すために「絶対にしない」こと4つ03

3.「単に大変なだけの苦労」は絶対しない

『現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術』の著者である東大生・西岡壱誠氏は、自分がしている苦労が必ずしも結果につながるとは限らないことに注意するべきだと伝えています。いくら苦労ばかりしても、結果がついてこなければ、それは努力とは言えないとのこと。その意味で、「努力と苦労は異なる」と西岡氏は言いきっています。

西岡氏や、『現役東大生が伝えたいやってはいけない勉強法』の著者である網島将人氏は、努力と混同されがちなムダな苦労の例として、次のような勉強を挙げています。

  • 自習室に誰よりも長く滞在して勉強する
  • 自分オリジナルの、きれいすぎるまとめノートや単語帳をつくる

人より長く自習室にこもりさえすればテストの点が絶対に上がるわけではありません。市販の参考書や単語帳のほうが、オリジナルノートよりもきれいで網羅性は高いもの。こういった、ただ単に大変なだけの苦労はするべきではないのです。

では、どうすればムダな苦労を避けて結果につながる効率的な努力をすることができるのでしょう。

西岡氏は、「効率」と「効果」に着目して勉強の仕方を決めていくことが重要だと言います。それはつまり、「この勉強より効率がよい方法はないか」「この勉強をすることで、自分は何ができるようになるのか」と自問自答しながら、勉強の質を高めていくべきだということでしょう。

たとえば、単語帳を使って単語を暗記しようというとき。単に1ページめからひとつひとつ覚えていくだけよりも、「覚えられたかどうか」をメモしたり、派生語や反意語とセットで覚えたりしたほうが、明らかに効率は上がるものですし、試験で思い出しやすいという効果もあるはずです。

もしもあなたが、資格試験の勉強を長く続けているのに一向に合格圏内に入らない……といった問題を抱えているなら、上述のようなムダな苦労をしてしまっている可能性を疑ってみてください。ただいたずらに時間を費やすのではなく、できなかったところができるようになった、試験に合格できるレベルまで来たといった目に見える成果が出て初めて「結果を伴う努力」だと言えるのですから。

東大生が勉強で結果を出すために「絶対にしない」こと4つ04

4.「ゴールを決めない勉強」は絶対しない

前出の布施川氏は、ゴールを決めずに勉強することは、明らかにムダであると指摘しています。というのも、ゴールが明確でないと、「必要なことをゴールから逆算する」プロセスを実行できず「どんなタスクをやるべきか」「どの程度まで達成するべきか」がわからなくなってしまうから。「なんとなく英語を勉強したほうがいい気がするからやる」「とりあえず問題集を解いてみる」というやり方は、非効率です。

加えて、ゴールを具体的にせず勉強すること」も同様にムダだとのこと。いくらゴールを決めたとしても、「頭がよくなりたい」「社会人として必要なスキルを身につける」のようなぼんやりした目標では、「あと何をどれだけ勉強すればよいのか」がわかるはずもないからです。

「TOEICで800点以上のスコアをとる」「再来月までに〇〇点以上をとって検定に合格する」といった、具体的ではっきりしたゴールを設定して初めて、そこから逆算して勉強スケジュールを立てられるようになります。ふわっとした目標しかない人は、ムダな寄り道をせず、必要な勉強を着実に行なうために、あらためて目標を立て直してみましょう。

***
勉強のプロとも言える東大生たちが「絶対しない」習慣を、あなたはしてしまっていませんか? ぜひ一度振り返ってみてください。それらの習慣をやめるだけで、自然と結果の出る勉強ができるようになりますよ。

(参考)
ダイヤモンド・オンライン|勉強で最も大事なのは「やらないこと」を決めること
ダイヤモンド・オンライン|現役東大生が語る「最強の暗記術」と「やってもムダな勉強法」とは?
日刊SPA!|東大生は知っている「頭の悪い人がやりがちな残念な習慣」
東洋経済オンライン|「母の看病」しながら東大合格した19歳の勉強法
All About|東大生も危険視する「努力しても成績が伸びない子」の残念な勉強習慣

【ライタープロフィール】
YOTA
現在、大学の法学部にて法律を専攻中。哲学や心理学にも興味があり、個人的にアドラー心理学を学習中。趣味は音楽を聴くことやお笑い鑑賞。

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