Congratulations on......は、お祝いするときに便利なフレーズ。“Congratulations on your graduation.” で「卒業おめでとう」、“Congratulations on your wedding.” で「結婚おめでとう」のように使えます。“Congratulations on your new promotion.” 「昇進おめでとうございます。」
どう感じているか気になるときは、how are you feeling about......? と聞けばOKです。promote = 昇進させる(動詞)の名詞形、promotion は昇進を意味します。“How are you feeling about your new promotion?” 「昇進した心境はどうですか?」
役職が上がると、責任も増しますね。deal with...... = 対処する・扱う を意味します。複数の業務を抱え、様々なタスクへの責任を抱えることになるわけですから、単数形ではなく、複数形の responsibilities がより自然ですね。 “I have more responsibilities to deal with now.” 「今では責任が増しました。」
名詞複数形(responsibilities)の後に来る動詞(equal)に、3単現の s がついていることに気づきましたか? 動詞 equal は ...に等しい を意味します。equal を使って「AとBはCに等しい」を英語にすると、“A + B equals C.” になります。例えば「1 + 2 =3」と言いたいときは、“1 plus 2 equals 3.” と表せます。
一見、複数の名詞が主語であるように見えますが、なぜそれを受ける動詞 equal に、3単現の s がつくのでしょう? 実はここでは、名詞節が「全体で1つ」と認識されているのです。そのため、単数名詞を受けるときのように、equal に s を付ける必要があるのですね。
本フレーズでも同様に、様々な責任(responsibilities)は「全体で1つ」と認識されています。だから、3単現の s をつけて、equals と言うべきなのです。英語って奥が深いですね。“More responsibilities equals more stress.” 「責任が増えるってことはストレスも増えるってこと。」
昇進 = 地位が上がることと、昇給 = 給料が上がることは、必ずしも同時に起こるとは限りません。でも、せっかく地位が上がったのにあまりお給料が上がらなかったら、悲しいですよね......。昇進 = promotion、昇給 = payrise の違いにご注目ください。“I didn’t get much of a payrise.” 「あまり給料上がらなかったよ。」
Did you hear that Sarah is going to be transferred later this month?
今月サラが異動になるって聞きましたか?
同僚の突然の異動には、驚きを隠せませんね。transfer = 移す、動かすという動詞です。be transferred = 動かされる→異動になる を意味します。“Did you hear that Sarah is going to be transferred later this month?” 「今月サラが異動になるって聞きましたか?」