『2分ルール』で世界が変わる。効率が劇的にあがるたった1つのルール

Time is ticking away

学生でも社会人でも、山積する「やるべきこと」に振り回されてしまうこと、ありますよね。

非情な教授から投げつけられたレポート課題でも、嫌味な上司から押し付けられた案件でも、「やらなければいけない」のは同じ。いつかはやらなきゃいけないのですが、では「いつ」?

えっと、とりあえず優先順位を決めてから……。

なんて声が聞こえてきそうですね。でも、優先順位ってなんでしょう。今ご自分の「やるべきこと」を思い浮かべてみてください。どっちが優先で、先にこなす、なんて決められないものが多いのでは?

また、やらなきゃいけないけど、ついつい後回しにしてしまうなんて人も多いですよね。そんな時、いちいち考えていても始まりません。 今日は、タスク処理を圧倒的にラクにする、たった一つの裏技をご紹介しましょう。

badge_columns_1001711効率よく、仕事を。GTDメソッドとは

GTDという言葉をご存知ですか? GTDとはGetting Things Doneの略で、デビット・アレンの著書。簡単に言えば、いかに効率よく仕事をこなすか、というメソッドのこと。

『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』

デビッド・アレン著 二見書房 2008年

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GTDに関しては様々な本が書かれているので、より詳しく知りたいという人はそちらも参考にするといいかもしれません。

今回は、GTDの考え方の根幹をなす「2分ルール」なるものを紹介します。 「2分ルール」を実践するだけでも相当の実感が得られるはずです。

badge_columns_10017112分でできることは、今すぐやれ!!

2分ルール、中身はとっても簡単です。それは「2分でできることは、今すぐやる」。 これだけ。

今、筆者の頭の中で渦巻く「やるべきこと」を書き出してみます。

・明後日締め切りの身体科学のレポートをやる ・次の日曜までにプレゼンのアウトラインをつくる ・ブログ記事UPの依頼を友人に連絡する ・ブログ記事を二本執筆する ・次の月曜の英語の期末試験の勉強をする ・母親に頼まれた買い物をする ・妹に化学の勉強を教える

と、思いつく限り書いてみたのですが、結局どれが優先かというのは決められませんでした。たとえば一番最初にあげた「身体科学のレポート」も、参考文献を大学に忘れてきたので、書けません。こんな風に、優先順位が決められない、決まっても何らかの原因で処理できない。そんなこと実際の世界ではたくさんありますよね。

そんな時、「時間のかからないタスク」から片付けるのも手。 例えば、上記リストの三つ目。友人への連絡は、LINEを使って30秒でできます。

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忙しい、忙しいと暗い気分になっているあなた。この「2分ルール」を適用してタスクを処理してみたら、あれ?そんなに重大なことが多くなかった、と気づくかも。

人間、案外小さなことで暗くなりがちです。まずは「2分ルール」で小さなタスクを蹴散らしてから、重大案件は腰を落ち着かせてじっくり対応しましょう。

参考 gtd japan


東京大学理科二類所属。県立浦和高等学校および駿台予備校出身。小さいころから自然や生き物に関心を持ち、高校時代に読んだ福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」に刺激をうけ、分子生物学を志す。テニス歴6年。AKB48の大ファン。

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