そんなコンプレックスは捨て去ろう! 悪い思い込みを捨て、自信を身につける方法。

overcome-complex1

あなたには、自分自身に何かコンプレックスに感じることはあるだろうか? もし「コンプレックスなどない!」と言い切れる、100%自分に自信を抱く人がいればぜひお会いしたいものだが、そんな人はどこにもいない。

自分にはあれができない、これが苦手……。そう悩んではいないだろうか。 もっと向いている人がいるのに、私なんか……。そう落ちこんではいないだろうか。

今日はそんなあなたに送る、ちょっぴり元気の出るお話だ。

badge_columns_1001711できないんじゃなくて、ちょっぴり苦手なだけ

「人前で喋ることができない」という人が多い。あるいは、人見知りだ、という人も。そんなとき、誰とでも簡単に打ち解けられ、人前で堂々とスピーチしている人を見ると「すごいなあ、羨ましいなあ」と感じるかもしれない。 しかし考えてみてほしい。ひょっとしたらその人は、あなたのようにピアノが上手に弾けないかもしれない。あなたのように、素早く書類を整理する能力は無いかもしれない。

誰しも得意なことがあり、苦手なことがある。たまたまそれが演説能力だったか、事務処理能力だったか、の差なのだ。東大法学部を首席で卒業し、財務省に勤務後、弁護士となったまさにスーパーエリート(しかも美人)である山口真由氏は、このようなことを述べている。

「私には、人前で堂々と話したり、ものをわかりやすく書いたりする能力は、なかった。その代わり素早く読んで理解すること、インプット能力は、誰にも負けない自信があった」と。

彼女のその言葉に、できないことに対する劣等感はみじんも感じられない。苦手なことは苦手と割り切った上で、自分の得意なことを最大限研ぎ澄まし、鋭く尖らせてそして勝負した。その結果、輝かしい経歴を手に入れたのだ。 あなたの得意なことはなんだろう。苦手なことを嘆くよりまず、得意なものを大事にしてほしい。

badge_columns_1001711もっと向いてる人がいるのに…?最適な人物なんてどこにもいない

自分の与えられたポストに、不安を感じていないだろうか。私なんかより、もっと向いている人がいるはず。失敗するたび、俺なんてどうせ、と落ち込んでいないだろうか。 しかし、「最」適な人物なんて、どこにもいない。確かに、得意・不得意はある。ある面では、あなたより高いパフォーマンスを発揮する人が他にいるかもしれない。でもそれは、あなたがそのポストに不向きであることを意味しない。だって、その人物にも苦手なことがあるはずだから。その面では、あなたの方が勝っているかもしれないから。

もしある一つのポストに向き不向きの基準があるのだとすれば、それはただひとつ。「あなたがそれを望むかどうか」だ。もしあなたがそのポストつきたいと望み、周囲がそれを受け入れて実際につくことができたのなら。周りがいかに批判しようとあなたは最適人物なのだ。必要以上にできないことに目を向けて、劣等感を抱く必要などない。 先ほども述べたように、人には得意なこと、苦手なことがある。自分の能力を悲観することはない。

どうしてそのポストにつきたかったのか。初心に帰り、以前のやる気を思い出してみよう。きっと自信が取り戻せるはずだ。

overcome-complex2

badge_columns_1001711自信は思い込みに過ぎない

あなたが欲しているもの、自信。そもそも「自信」とは何なのだろうか。「自信とは思い込みに過ぎない」とエッセイストの潮凪洋介氏は語る。

たまたまの失敗で「これは不得意だ」「自分に合わない」と落ち込む。あるいは「自分はダメなヤツ」とふさぎ込む。人間とはこういう生き物である。(中略)あなたが抱くその自信だって、単なる思い込みなのである。人間はまぐれでうまくいったことでも見事に「実力」と思い込む。(中略)とすれば、自信を持つも、自信を喪失するも。実は同じ思いこみなのだ。

(引用:折れない自信をつくる48の習慣 潮凪 洋介 ダイヤモンド社 2013)

自信とは、結局は自分の心の中に芽生えるものだ。他人から褒められて自信をつける人もいれば、自信を失う人もいる。それは、自信が「自分で自分を評価した結果」だからだ。人から何を言われようと、「できる!」と思えばそれは自信になる。「根拠の無い自信」というやつである。 社会学者であるエイミー・カディ氏はTEDのプレゼンにおいて、自信ありげに見える「力のポーズ」を提案している。それがこれだ。

1. 両肩幅に開いた手を机に置き、肩も足も開いて立つ。 2. 腰に手を当てて肩を開き、足も開く 3. 体をそらせ気味にし、頭の後ろに手を組み、両肘を開く。 4. 両足を開いて反り返り気味に座り、手も横の椅子に置くなどして開く

(引用元:PRESIDENT Online|「自信のあるフリ」をするだけで、本当に力がみなぎる方法とは

本当にダメになりそうな時は、このポーズを思い出してほしい。「冗談だろ」なんてバカにしないでほしい。自信なんて、所詮思い込みに過ぎないのだから。

参考: 東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法 山口真由 SB新書 2014 PRESIDENT Online|「自信のあるフリ」をするだけで、本当に力がみなぎる方法とは


東京大学理科二類所属。県立浦和高等学校および駿台予備校出身。小さいころから自然や生き物に関心を持ち、高校時代に読んだ福田伸一の「生物と無生物のあいだ」に刺激をうけ、分子生物学を志す。テニス歴6年。AKB48の大ファン。

会社案内・運営事業

  • 株式会社スタディーハッカー

    「STUDY SMART」をコンセプトに、学びをもっと合理的でクールなものにできるよう活動する教育ベンチャー。当サイトをはじめ、英語のパーソナルトレーニング「ENGLISH COMPANY」や、英語の自習型コーチングサービス「STRAIL」を運営。
    >>株式会社スタディーハッカー公式サイト

  • ENGLISH COMPANY

    就活や仕事で英語が必要な方に「わずか90日」という短期間で大幅な英語力アップを提供するサービス。プロのパーソナルトレーナーがマンツーマンで徹底サポートすることで「TOEIC900点突破」「TOEIC400点アップ」などの成果が続出。
    >>ENGLISH COMPANY公式サイト

  • STRAIL

    ENGLISH COMPANYで培ったメソッドを生かして提供している自習型英語学習コンサルティングサービス。専門家による週1回のコンサルティングにより、英語学習の効果と生産性を最大化する。
    >>STRAIL公式サイト