学校や会議室でもよく見かけるホワイトボード。 このホワイトボード、家での学習やタスク処理に非常に優秀なんです。 今回は、ぜひ部屋に一つは持っておきたい、ホワイトボードの有効活用術をご紹介します。
予定管理にも、勉強のノート代わりにも
ホワイトボードに書く内容は、予定ややることリストだけにとどまりません。 ホワイトボードで勉強するのも効率的なんです。残したいところは消さずにとっておいて、問題を解いては消していくことで、重要な点をいつでも目に入る場所に置いておけるほか、書く字が自然と大きくなることで、計算ミスや、自分で自分が何を書いたかわからなくなるようなこともなくなります。 また、ホワイトボードの、予定ややるべきこと、締切日などを、一気にまとめて書くことができる点は、頭の中を見える化する意味で非常に効率的です。 これで、あの課題忘れてた! なんてこともなくなります。
すぐやる力を身に着けられる!
ホワイトボードの利点は、手帳やスマホと違って、取り出して開いたりする必要がないという点です。 アメリカン・エキスプレスCEOのケネス・シュノルトは、
“writes down three things he wants to accomplish the next day.”
[引用元:BUSINESS INSIDER |What 12 successful people do before going to bed]
『翌日に終わらせたいことを三つ書き出す』ことを習慣にしているそうです。こういった『次の日にすべきこと』を書いても、翌朝見なければ意味がありません。ホワイトボードに書いておけば、朝、「手帳を取り出して開く」といった手間なしに確認することができます。
茂木健一郎さんも、『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」の作り方』で、『瞬間トップスピードを習慣化する』ことを勧めています。ふつう、何か課題に取りかかるときには、なんとなくダラダラと始め、トップスピードに乗るまで時間がかかってしまうもの。ですが、考える間を置かずにすぐやる力を鍛えていけば、背外側前頭前皮質(dorsolateral prefrontal cortex)という、人間がいきなり行動を開始するために鍛えるべき脳部位がトレーニングされ、どんな時でも初速からトップスピードで物事に取り組むことができるようになります。
その足がかりとして、ホワイトボードという間にステップを含まないツールを利用することをおすすめします。
ホワイトボードは書きこむだけが用途じゃない!
ホワイトボードの強みは、書き込むことができるだけではありません。予定を書き込んだ上に、マグネットでプリントを貼っておくことができるのが強みです。
スマホやPCなどで電子機器上で予定管理をしていると、紙書類で重要なものがあった時に別にクリアファイルに入れておかなければいけなくなったりして、かさばる上に見落としてしまう危険性も。予定と一緒に一目で確認ができるホワイトボードなら、紙書類も安心です。
置き場所に困ったら…
小さいホワイトボードじゃ書きづらいし、大きいホワイトボードはかさばって置き場に困るという人におすすめなのが、『セーラー万年筆どこでもボード』です。
なんと静電気で自在に壁に貼り付けることが可能。使わないときはくるくる丸めてコンパクトにして収納できます。両面使用できるうえ、マーカーも通常のホワイトボードマーカーで書くことができます。普段はあまり予定を書き込むことがないけれど、テスト前や繁忙期などにしっかり予定を見えるようにしておきたい、そんな人にもおすすめです。
とにかく用途がたくさんあるホワイトボード。 あると落書きしてしまうという人も、落書きは記憶力を高める上で効果的とも言われているので、尻込みせずに使ってみませんか。
参考・引用サイト BUSINESS INSIDER |What 12 successful people do before going to bed IRORIO|【仕事にも好影響】落書きをすることで得られる4つのメリット 学生による学生のためのページ|買うべきホワイトボード大紹介!!~学生なら欲しい文房具~ 若手ヒラ社員が3ヶ月でPMPを取得するまでの道のり|ホワイトボードで資格勉強を計画的に進める方法
参考文献 茂木健一郎|学研パブリッシング|2015|結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方