カフェ勉、カラオケ勉、自宅でのコソ勉……様々な場所が、勉強には最適といわれていますが、じゃあ結局私はどこで勉強するのが向いてるの？っていうあなたへ。 あなたに最適な勉強場所を探すお手伝いをします。様々な場所のメリット・デメリットです。
自宅
ある調査によると自宅のほうが勉強に集中できる人は、自宅以外の人の約２倍もいるそうです。確かに、自宅は自由な服装で、周りに気を遣わずに勉強できるのでリラックスでき、そこが大きなメリットといえそうです。さらに使える時間が決まっているわけでもなく、移動もしなくていいので、非常にいい場所ともいえます。
ですが、自宅は自分が生活をしている場でもあります。油断するとだらだらと漫画を読んでしまったり、勉強と休憩の区切りをつけにくい面も。そこはデメリットといえそうですね。
図書館・自習室
こちらは勉強するための場所でもあり、勉強するには最適の環境ですね。 まずは、勉強に必要な参考書などが揃っているというのがメリットといえそうです。また、周りの人が勉強している姿を見ると、自分も頑張れそうですよね。
図書館や自習室には大きなデメリットも。まず図書館ですが、不特定多数の方が利用されるので、子供の話し声や、新聞をがさがさ言わせながら読む音が気になることがあります。また地域の小さな図書館では、勉強が残念ながら禁止されているところもあります。そして、自習室は基本的に塾や大学などにしかなく、社会人の場合は有料で会員制の自習室を利用しなければなりません。「有料自習室ナビ」で探すこともできますが、やはり月1万円程度の出費がかかってしまいます。ですが集中できる時間をお金で買えると思えば、安いのかもしれません。
ファミレス
ファミレスは、どこにでもあるので、少し時間が空いたときや、休日で学校や自習室まで勉強しに行くのが面倒な時にはうってつけですよね。ファミレスだけでなく、ファーストフード店なども、24時間営業しているところが多く、夜型人間の方にもうってつけです。
しかし、ファミレスは基本的に人の話し声でうるさい場所です。あまりにうるさいと集中できない場合には向いていないかもしれません。また、混雑している時間帯には勉強自体することが禁止されているところもあるので、注意してくださいね。
カフェ
最近勉強場所として注目されているカフェですが、さすが注目されているだけのことはあり、多くのメリットがあります。 まずは誘惑があまりありません。基本的に軽食を取る場なので、リラックスするための観葉植物などはあっても、それ以外のものはあまりないのが特徴です。先ほども述べたように、カフェとはコーヒーや紅茶を飲んでリラックスするための場所なので、図書館や自習室、ファミレスに比べて快適に過ごしやすいのもいい点です。また、飲み物の値段が少し高いところも多いですが、投資した分頑張ろう、というモチベーションにもなります。
こんないいとこずくめのカフェにもデメリットが。まず営業時間は基本的に短めです。朝は早くあいているところもありますが、だいたい夜の９時前にはしまってしまいます。また、そもそも勉強自体を禁止しているところはファミレスに比べて多くはない印象ですが、その分、勉強時間を２時間までなどと、短く設定してあるところは多くなっています。せっかく集中して勉強できても２時間では少し短いですよね。
電車やバス
番外編として、交通手段で勉強するというものがあります。本格的に計算問題を解いたりするのは少し難しめですが、教科書を読んだり、一問一答式の勉強ならすることができます。メリットとしては、時間が限られているので、集中しやすいことがあげられます。また、周りも基本的には一人の世界に入っているので、あまり周りの視線も気にならないですね。
最大のデメリットは、やはりそこで勉強するタイミングを自分では選べないということ。どこかに移動するときしか使えないという、まったく自由にはならないタイミングですが、電車やバスでも勉強して、時間を有効活用してみてくださいね。
どうでしたか？あなたの要望に合いそうな場所はありましたか？ぴったり合う場所がなくても、例えば午前中は集中できるから自宅で勉強して、午後は図書館にいって、疲れたらカフェでちょっと勉強するなど、いろいろ組み合わせて、自分なりの勉強場所を確立してみてくださいね。
京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、１年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。
