【たった1分でOK】学ぶ習慣をつくるための4つの工夫。“勉強習慣ゼロの人” にもおすすめ!

勉強習慣をつくるための「たった1分」の工夫01

仕事が忙しくて、普段まったく勉強できない人。たまにはするけど、なかなか毎日継続できない人。社会人のなかには、こういった人がけっこう多いのではないでしょうか。勉強の習慣がつくれたらどんなによいかと思いますよね。

そんな、ほとんどあるいはまったく勉強しない人たちに向けて、勉強習慣をつくるための4つの工夫をご紹介します。どれも「たった1分」以内でできることなので、ぜひ実践してみてください。

1. 勉強を即開始できる場所に教材を置く=所要時間10秒!

独自の勉強法を編み出し数々の難関試験に合格してきた弁護士の山口真由氏は、勉強を習慣づけられない人には、勉強する「時間」や「場所」が安定していない人が多いと言います。「毎日〇時に、自室の机で勉強する」といったルールを決めておかないと、「今日は疲れてるから明日でいいや」などの言い訳をしがちになり、結局、本当に気が向いたときにしか勉強できなくなってしまいます。

山口氏の場合は、「起きたらすぐに机に向かって本を開く」ことを毎朝の習慣にしているのだそう。また、起床後スムーズに机に向かえるように、ベッドと机は近くに置いていると言います。このような工夫のおかげで、頭で考えなくても体が自然と動き、勉強にサッと取りかかれているとのこと。

勉強場所という観点で言えば、教材の置き場所も大切だと言えるでしょう。たとえば教材を棚にしまいこんでいては、取り出すのが面倒で勉強する意欲はそがれてしまうものです。

山口氏にならってベッドや机の配置を変えるのは難しいとしても、机に向かったらすぐに勉強を始められるように、参考書やテキストをすぐに取り出せるところに置いておくのは簡単にできますよね。これだけなら10秒あればできますし、決まった時間になった瞬間に即勉強を始められるはずですよ。

勉強習慣をつくるための「たった1分」の工夫02

2.「最後の1分」を使って、次の問題に着手しておく

たまには勉強できるけれど、継続して勉強する気にはなれない。そんな問題は、勉強の続きが気になって仕方がなくなるような工夫をすれば解消できます。脳科学者の中野信子氏によると、勉強を終わりにするとき、あえて中途半端な切りの悪いところでやめるとよいのだそう。

「切りのよいところまでやったら終わりにしよう」と考える人は多いと思いますが、それは “継続のしやすさ” という意味で考えると、ちょっと惜しいやり方。なぜなら、終わった瞬間にその勉強のことが完全に頭から離れ、続きの勉強をやろうという意欲が薄れてしまうからです。

一方、中途半端なところで終わりにすれば、勉強のことが完全には頭から離れず、無意識に勉強のことを考え続けることになります。中野氏いわく、これはパソコンのスリープ状態のようなもの。

表面上は停止しているように見えつつも、バックグラウンドでは動いている状態です。そして、いざ作業を再開すると、頭の片隅で気になっていただけに、ごく自然にまた作業に向かえるし、中断前の集中状態にもすんなり入れるというわけです。

(引用元:ダイヤモンド・オンライン|集中力が高い人ほど「キリが悪いところでやめる」を実行している

このように、完了したことよりも未完了のことのほうが強く印象に残ることを、心理学用語で「ツァイガルニク効果」と呼びます。

そこで、勉強にもこの効果をうまく活用できるように、勉強は練習問題を解いている途中などの切りの悪いところでやめてみましょう。そうするために、勉強の最後の1分を使い、あえて次の問題に着手するというのはどうでしょうか。たった1分では解き終わらないと思いますが、その中途半端さが、勉強を続けるトリガーになるはずです。ほかには、タイマーを設定し、鳴ったらどんなに中途半端でも強制終了するというのも手です。ぜひ試してみてください。

勉強習慣をつくるための「たった1分」の工夫03

3.「1分でできること」を目標にする

「毎日1時間は勉強しよう」という目標を立てても、社会人にとって達成するのは難しい。仕事があるうえ、心の奥底で「無理に決まっている」という負の先入観が働いてしまうものだから――こう述べるのは、経営コンサルティングなどを手がける株式会社 AND CREATE代表取締役で『プロの学び力』著者の清水久三子氏です。目標通りに勉強ができなければ、嫌な気持ちになり、いっそう勉強から遠のいてしまうのは当然のことですよね。

清水氏によると、目標倒れに終わらないようにするには、できるだけハードルの低い目標を設定するといいのだそう。たとえば「毎日30秒だけ勉強する」といった目標なら、おそらく誰も「無理に決まっている」とは思わないでしょう。このように、絶対に実行可能なレベルにまで目標のハードルを下げておくほうが、「今日もできた!」とポジティブになれてモチベーションを維持できると言います。

「毎日30秒は単語帳を見る」「毎日1分は問題を解く」というように、1分以内でできるような勉強を目標にしてみましょう。無理せずできることなら、毎日の勉強も苦にならなくなるはずです。

勉強習慣をつくるための「たった1分」の工夫04

4.「勉強後の1分」で記録をつける

「勉強するぞ!」と決意したときは意欲が高かったのに、徐々にやる気がなくなってしまった。こういうことがよくある人は、「決意した日」の意識をもち続ける工夫をしましょう。具体的には、勉強した内容を数字で記録するのです。

習慣化コンサルタントの古川武士氏は、こう述べています。

私たちは、心から注意を向けたものだけを手に入れることができます。習慣化で一番難しいのは「決意した日」の意識を続けることです。モチベーションはアップダウンするものですが、記録を取れば少なくとも習慣を毎日確認すること、意識することができます

(引用元:SCIENCE SHIFT|SCIENCE SHIFT|習慣化コンサルタントに学ぶ、理想の人生の作り方~第2回 続ける習慣、7つの極意 ※太字は筆者が施した)

また、“数字で” 記録をすることによって、脳は現状を明確に認識することができます。時には「今日はこれしかできなかった」という日もあるかもしれませんが、現実から目をそらさないことが「もっと頑張ろう」という意欲を高めることにつながるのです。

勉強が終わったら1分だけ確保して、その日の勉強内容を記録する癖をつけましょう。数字で記録するわけですから、勉強時間数やページ数、覚えた単語の数、解いた問題の数などを書くのがよさそうですね。記録をするたび「勉強するぞ!」という決意を思い出せれば、意欲をもち続けられるでしょう。

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勉強習慣は「たった1分」あればつくることができます。今回ご紹介したことを実践して、勉強を当たり前の習慣にしましょう。

(参考)
STUDY HACKER|学力向上は生活習慣の確立と時間の使い方で勝負が決まる——東大首席卒・NY州弁護士 山口真由さんインタビュー【第2回】
ダイヤモンド・オンライン|集中力が高い人ほど「キリが悪いところでやめる」を実行している
アデコの派遣|学習を習慣化させる8つのコツ
SCIENCE SHIFT|習慣化コンサルタントに学ぶ、理想の人生の作り方~第2回 続ける習慣、7つの極意

【ライタープロフィール】
YUKA
大学ではフランス語を専攻。高校では一年間オーストラリアへ留学。海外への一人旅も経験し、夢は海外移住。趣味は音楽鑑賞・グルメ巡り・旅行など。

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