やっぱり成功者ほど勉強している! そのことがよくわかる3つの事実。

「成功者ほど勉強している」ことがわかる3つの新事実01

社会人になってから、あなたは勉強を継続できていますか?

しないよりはしたほうがいいのだろうけれど、授業やテストがあるわけでもないし、仕事は当然忙しいし。勉強なんて、とてもじゃないけどやる余裕がない……! そう思っているあなたは、将来的に損をするかもしれません。

今回は、社会人になってからも勉強を続けることが、ビジネスでの成功につながりうる――そのことがよくわかる3つの事実をお伝えします。

1. 成功者は「ビジネス書をよく読んでいる」

1つめは、成功者ほど、読書家であるという事実。それを裏づけるものとして、2020年の総務省の家計調査を挙げましょう。

ファイナンシャルプランナーの工藤崇氏が、同調査における書籍費と年収の関連性を調べたそうです。それによると、年収と書籍費は、厳密にではないがおおよそ比例しているとのこと。年収が上がるほど、書籍に費やす金額も増えているのです。

「お金があるなら、本をたくさん買えるのは当たり前だ」と思った方に、もうひとつ興味深い事実をご紹介します。ハイクラス転職サービスを手がけるパーソルキャリア株式会社が2019年に、下記年収層のビジネスパーソンを対象に、読書事情を比較調査しました。

  • 年収1,000万円〜1,100万円の「1,000万円プレーヤー」
  • 年収400万円〜500万円「平均年収層」

その結果、「1,000万プレーヤー」と「平均年収層」で読書量自体に大きな違いはなかったものの、読書の「ジャンル」では差が浮き彫りとなったそう。

  • 「ビジネス書」をよく読むと回答した人の割合 
    「1,000万円プレーヤー」……26.6%
    「平均年収層」……8.5%

  • 「漫画」をよく読むと回答した人の割合
    「1,000万円プレーヤー」……2.3%
    「平均年収層」……20.0%

「1,000万円プレーヤー」は「平均年収層」と比べると、ビジネス書をよく読む人の割合が3倍以上にものぼり、漫画をよく読む人の割合はなんと8分の1以下。読書量は変わらずとも、成功者は自身の成長につながりうるビジネス書を多く読み、そうでない人は娯楽のための漫画を多く読んでいる傾向にあったのです。

あなたがもし漫画ばかりにお金を費やしているなら、その一部をビジネス書に使ってみることから始めるのはどうでしょう?

とはいえ、これまで漫画を読んでいた人にとって、急にビジネス書を読む習慣をつけるのはなかなか大変なもの。そこで、以下のコツを押さえてみてください。

習慣化の専門家でベストセラー『Atomic Habits』著者のジェームズ・クリア氏によれば、「いつ」「どこで」「どのように実行するか」について具体的な計画を立てるのが有効だそうです。たとえば、「朝」「通勤電車内で」「ビジネス書をKindleで15ページ読む」など細かく決めておくと、自然と読書できるようになるでしょう。

「成功者ほど勉強している」ことがわかる3つの新事実02

 

2. 成功者は「朝の時間を勉強にあてている」

仮に勉強するなら、時間がゆっくりとれる夜かな……と考えている人も多いのではないでしょうか。その考えだと、あなたは凡人のままかもしれません。勉強が成功につながりうることを示す2つめの事実は、成功者は朝にも勉強しているというもの。

資格情報サイト「日本の資格・検定」が2021年に行なった調査があります。この調査において、平日の学習時間帯を尋ねる質問に対し、最も多く挙げられた回答は、たしかに夜の20時〜24時。すべての年収層でも、年収1,000万円以上でも、夜に勉強する人が多いという点は同じでした。

しかし、朝に勉強する人の割合では大きな差が出ました。

  • 平日の夜20時~24時に勉強する人の割合
    全体(すべての年収層)……65.5%
    年収1,000万円以上のみ……73.3%

  • 平日の朝4時〜8時に勉強する人の割合
    全体(すべての年収層)……15.1%
    年収1,000万円以上のみ……33.3%

なんと、朝に勉強する人の割合は、全年収層で見たときよりも、年収1,000万円以上の人のみで見たときのほうが18.2%も高かったのです。いかに多くの成功者が、夜に限らず、朝の時間を勉強に活用しているかがわかりますね。

脳科学者の茂木健一郎氏は、朝目覚めてからの約3時間は、脳が最もよく働く「ゴールデンタイム」だと言います。あなたもぜひ、少し早起きして朝の時間を勉強にあててみてはいかがでしょう。

そうはいっても起床直後は行動する気になれない……という方は、目覚めてすぐ、50度ぐらいの白湯を飲むようにしてみてください。内科医の関由佳氏いわく、消化管を刺激して活動のスイッチをオンにできるそうですよ。小さなことですが、成功者に近づくための朝習慣のひとつとして、取り入れて損はないはずです。

「成功者ほど勉強している」ことがわかる3つの新事実03

3. 成功者は「学び直しを積極的に行なっている」

勉強が成功につながると言える3つめの事実は、成功者は謙虚に学び直しているというもの。

近年注目されている「学び直し(リカレント教育)」とは、社会人になっても学ぶことをやめず、仕事と勉強を並行して続けていくことです。終身雇用や年功序列といった古いシステムが見直され、転職が当たり前となったいま、学び直しによって知識やスキルを身につけることには、転職を有利に進められるという大きなメリットがあります。

実際、学び直しの実践が、将来の成功につながるというデータも。これを示すのは、内閣府による2018年度年次経済財政報告です。学歴・年齢・世帯年収などの点で同様の属性をもつ人のうち、学び直しをした人としていない人を比較して、1〜3年後の年収変化の差を調べています。

すると、1年後にはまだ有意な差は見られなかったものの、2年後と3年後には以下のような差があったとのこと。

「学び直しをした人の年収変化」は「学び直しをしなかった人の年収変化」に比べて

2年後……9.9万円多い
3年後……15.7万円多い

たった3年で年収変化額が16万円近くも増えるのですから、一生を通じて学び続ければ周囲を圧倒する成功を収めうることでしょう。

ただし、何を学び直すべきかは、業種・職種によりさまざまです。もし思いつかなければ、コミュニケーションやITの知識といったどの分野でも必要となるビジネススキルのほか、語学、あるいはのちのち糧になりそうな教養などを勉強するといいかもしれません。キャリアのアップデートに役立つはずです。

あなたの「学び直し」が結局いつもうまくいかない3つの理由。最初の○○が挫折の最大原因だった』でも、勉強する分野や方法の選び方、勉強計画の立て方を紹介しています。参考にしてみてください。

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成功者ほど勉強をしているもの。成功の可能性を広げるために、あなたも勉強を少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか?

(参考)
Money Journal|読書量と年収は本当に比例する?年収1,000万円以上の人の読書量も紹介
PR TIMES|日本初、ハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX(アイエックス)」が 今どき1,000万円プレイヤーの「読書事情」を徹底調査
NEWSCAST|年収1,000万円以上の方は平日朝に勉強する割合が全体より18.2%高いことが判明
JAMES CLEAR|The Scientific Argument for Mastering One Thing at a Time
THE21オンライン|脳科学者が勧める「朝時間」の使い方
PLUS THERMOS|「白湯」はなぜ人気? 飲むだけ健康法の始め方
PERSOLグループ|リカレント教育とは?学び直しが注目される背景と企業に求められること
mazrica times|リカレント教育とは|生涯学習との違いやメリット・デメリットについて
内閣府|平成30年度 年次経済財政報告
STUDY HACKER|あなたの「学び直し」が結局いつもうまくいかない3つの理由。最初の○○が挫折の最大原因だった

【ライタープロフィール】
梁木 みのり
大学では小説創作を学び、第55回文藝賞で最終候補となった経験もある。創作の分野のみでは学べない「わかりやすい」「読みやすい」文章の書き方を、STUDY HACKERでの執筆を通じて習得。文章術に関する記事を得意とし、多く手がけている。

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