月曜日の朝。憂うつではありませんか? 一週間が始まった。そう考えると、仕事に/学校に行く気が失せる…
これを「ブルーマンデー症候群」なんて呼ぶんだとか。
今日はそんな「ブルーマンデー症候群」を解消し、月曜朝の「憂うつ」イメージをなくすために。簡単な4つのコツをご紹介します。
月曜のタスクを、日曜の夕方に一時間だけ片付ける
月曜がなぜ憂うつになるかといえば、日曜→月曜というOFF→ONの切り替えが急激すぎるから。さまざまな業界のハードワーカーに取材し、「上手な休息の方法」を紹介する潮凪氏が紹介するのが、「日曜のうちに月曜のタスクに手をつけてしまうこと」です。
そんな時は思い切って、日曜日の夕方に1時間だけ「月曜日にやる予定の仕事」をしてみるといい。何もその仕事を仕上げる必要なない。少しだけやってみるのだ。
(引用:潮凪洋介|超一流の超休息術 ワニブックス 2015)
「自分は優位に仕事を進めているんだ」という一種優越感が生まれ、月曜への不安が和らぐんだとか。
日曜はゆっくり休みたい…という人ほど、試してみてください。
月曜ランチをちょっぴり豪華にする
ブルーマンデー。月曜が憂うつなのは、月曜に何も「おたのしみ」を作っていないからではありませんか?
逆に、なぜ日曜日は楽しみなんでしょうか。毎週毎週、休めるからですよね。そう、月曜をたのしみにするためには、習慣的に「おたのしみ」を作ればいいんです。
でも、毎週毎週やることですから、あまりコストはかけられません。そこでおすすめなのが、「月曜だけランチをちょっぴり豪華にしてみる」というもの。
いつもコンビニ弁当の人なら、ちょっとおしゃれなイタリアンに。ラーメン好きなら、チャーシューを追加。
本当に少しでいいんです。日常とちょっぴりでも変化があれば、自然と楽しみになるもの。いつも頑張っている自分へのご褒美をあげましょう。
水曜に趣味の時間をつくる
ブルーマンデーの原因の一つが、休日まで時間がかかること、ではないでしょうか。
楽しみな土曜まであと5日もある。そう考えるからこそ憂うつになるんです。
ならば、週末の楽しみを、平日にも移動させてやればいいんです。木曜や金曜は、「あと少し頑張ったら週末だ!」と気合がはいりますね。そこで重要なのが水曜日。水曜日に趣味や友達と会うための時間を作りましょう。
そうすれば、「楽しみな水曜まで、あとちょっと……。頑張れ自分!」 自分にムチを打てるはず。
月曜には大事な用事を入れない
大事なプレゼンやミーティング、勉強会は月曜に入れないようにしましょう。
人間の脳は「作業興奮」といって、刺激を定期的に与え続けないとエンジンがかかってきません。逆に、一度作動してしまえばスムーズに動くようになります。(参考:Study Hacker|案ずるより生むが易し?とにかくスタートすることで本当にうまくいくのか。)
テスト勉強は取り掛かるまでが大変でしたよね。あれと同じです。 ですから、月曜はギアをあげすぎるのは禁物。
大事な予定は火曜以降に回してもらい、月曜はその準備にあてましょう。 月曜はゆっくりスタートし、加速をつけるのが目的なのです。
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月曜日が一週間の始まりで、日曜日からもっとも遠い曜日だという事実は変えられません。 それなら、その月曜日と仲良くするしかないんです。
今日ご紹介した4つのコツで、楽しいマンデーライフをお過ごしください。
参考 『超一流の超休息術 』潮凪洋介著 ワニブックス 2015刊