「もっとスキルアップしたい」
「現状を打開したいけれどどうすればいいのかわからない」

そんな悩みを抱えていませんか? 何か今とは違う自分になるきっかけが欲しい、キャリアアップして新たなステージへ行きたい、けれどもどうすればいいのかわからない……。もどかしくなってしまいますよね。悩んでいるのに答えが見つからないのは、とてもつらいものです。

そこでこの記事では、現状を変えるための方法論をご用意いたしました。仕事、勉強はもちろん、さまざまな活動に使うことのできる、汎用性のあるものです。

今日の目標を5個設定する

なぜ、今の自分から変われないのか。その理由のひとつに挙げられるのは「今日、行動できないから」というものです。

たとえば、ビジネス書を読んで感銘を受けたとしても、今日ではなく「明日から変わろう」と思ってしまう。そして、その「明日」が来ても、実際にはいつも通りの生活をしてしまう。こういったこと、よくあるのではないでしょうか。一時は高揚感を抱いていても、実際の行動に移せなければ意味はありません。

そんな状況を改善するために、今日の目標を5個設定しましょう。そして、その目標に向かって今日実際に行動するのです。たったそれだけで、今日から頑張ろうと思えます。

たとえば、「営業で新規取引先を開拓する」という大きな目標を抱いたとします。そのとき、今日の目標を以下のように5個設定してみましょう。

・今日だけで3件訪問する
・コミュニケーションの本を1章読む
・タイムマネジメントの本を1章読む
・営業に役立つアプリを1つ使いこなせるようになる
・営業の勉強ができるYouTube動画を1つ見る

1日の終わりには、それらの目標をしっかり達成できたかチェックすることも忘れずに。

やってみると分かりますが、5つの目標を立てるだけでもなかなか大変なもの。しかし毎日繰り返すうちに、めざすゴールのためには「何が必要なのか」を見極め、具体的な行動に移せるようになります。大雑把な目標を掲げるだけでは、それに向かって実際に努力することは難しくても、今日の目標を設定すれば行動を起こすことは容易になります。現状打開に一歩近づけるはずです。

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強みを活かす

今の自分から変わるために、自己分析をして自分の強みを3つ挙げてみてください。あなたは今まで、どんなときにどんな能力を使って成果を出してきましたか?

自己分析によって見出した自分の強み、勝ちパターンを、次の目標に向かって活用することができないか考えてみましょう。勝ちパターンは、一分野でしか通用しないものではありません。アレンジすれば他分野でも成果を挙げることができます。

マネジメントの第一人者であるピーター・ドラッカーは、強みについて以下のように述べています。

誰でも自らの強みについてはよく分かっている。だが、たいていは間違っている。わかっているのはせいぜい弱みである。それさえ間違っていることが多い。

(引用元:名言DB|ピーター・ドラッカーの名言|自らの強みは案外わからないもの

このように私たちは、自分の強みを、分かっているようで分かっていないものです。今の自分から変わるきっかけが欲しいと思うのなら、自分の強みについて一度しっかり考えてみてください。今までは気づかなかった自分の強みや、自分の強みが通用する別の分野があることに気づくかもしれません。

たとえば、大学時代には何個ものサークルに同時並行で参加していた方は、行動力にあふれています。営業においても、行動力を活かして積極的にアポを取っていくといいでしょう。また、よく友人から相談を受ける方は聞き上手だと言えます。聞き上手のスキルに磨きをかけるべく、聞き上手になるためのコミュニケーション学習を進めるとよいかもしれません。

人と違った結果を出すためには、人よりも秀でている能力を伸ばす必要があります。「強みを分析して活かす」これを心がけることで、頭一つ抜けた成果を出し続けることができるのです。そうすれば、現状から抜け出し新たなステージへと進めるでしょう。

ゲーム感覚で成長を楽しむ

自分を変えようと努力するのは大事なことですが、本気になりすぎると疲れてしまいます。大事なのは、楽しみながら成長していくこと。そのために、ゲーム感覚で成長する工夫を取り入れてみましょう。

ゲームが面白いのは、目標達成に対する報酬が用意されているからです。たとえば、ドラゴンクエストのゲームが面白いのは、敵を倒したときに経験値がアップして、能力が高くなり、できることが増えるから。新たな世界が広がることがマップの拡大というわかりやすい形でわかるのも魅力ですよね。

また、飲食店などのポイントカード制度も、ゲーム化によって楽しさを演出していると言えます。「ポイントがたまる」ことを視覚的に認識でき、「10ポイントでおまけがつく」といったご褒美によって「もっと来よう」と思えるのです。

そんなゲームの仕組みから学んで、自分の目標達成プロセスを楽しくしていきましょう。たとえば、自分の営業成績だけでなく、読んだ本のページ数をグラフにしてみてはどうでしょう。また、成長のタイミングごとに「好きなお店でランチを食べる」など、自分にちょっとしたご褒美を用意するのもいいですね。

ゲーム感覚で成長を楽しめるよう「視覚化」「数値化」「ご褒美」を活用していくことで、今の自分から必ずや変われるはずです。

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現状を変えるためのコツは、「日単位での目標設定」「強みの自己分析」「ゲーム感覚で成長を楽しむ」の3つ。これらをマスターすることで、「今の自分から変わりたい!」という願いは叶えられるはずです。

(参考)
ブライアン・トレーシー著,門田美鈴訳(2015), 『カエルを食べてしまえ! 新版』,ダイヤモンド社.
P・F. ドラッカー著,上田惇生訳(2000),『プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))』,ダイヤモンド社.
メンタリスト DaiGo著(2015),『ポジティブ・チェンジ』,日本文芸社.
名言DB|ピーター・ドラッカーの名言|自らの強みは案外わからないもの