デキる人がプライベートも大事にするたったひとつの理由。「続きは家で…」だと脳は疲れる。

もっと仕事の成果を上げたい、評価が欲しい、デキるビジネスパーソンになりたい……! ならば、もっともっと頑張らなければ……! こう考えて、休日や夜のわずかな休息タイムまで仕事に費やしている人はいませんか? その熱意はたいへんすばらしいものですが、プライベートを犠牲にしてまで頑張っていることが、かえって仕事の成果が上がらない原因になっているかもしれませんよ

仕事がデキる人は、意外にもプライベートを大事にします。仕事とプライベートを切り替え、脳にオンオフのメリハリをつけることでパフォーマンスが上がると理解しているからです

仕事とプライベートを切り替えることにはどんなメリットがあるのか、そしてオンオフのメリハリをつけるにはどうすればよいのかについて説明しましょう。

デキる人がプライベートも大事にする、たったひとつの理由

仕事とプライベートの切り替えがうまくできるようになると、脳がオフモードのときにしっかり休めるようになります。また、プライベートの時間にリフレッシュできるとストレスが軽減されるので、気持ちにも余裕が生まれます。

こうしたプラスの作用が重なると、脳をオンモードに切り替えたときに高い集中力を発揮することができます。つまり、実力を発揮したい “ここぞ” というときに、良いパフォーマンスを発揮できるのです。こうしたオンオフ切り替えによる集中力の向上は、ビジネスパーソンのみならずアスリートらも重視しているのだそう。メンタルコーチとして、アスリートや経営者らにメンタル指導を行っている石井亘氏は次のように述べます。

スポーツにせよ、ビジネスにせよ、できる人というのは、オンとオフの切り替えが実にはっきりしています。仕事や練習モードの時には、それこそ馬車馬のように、ものすごい勢いで働くけれど、遊ぶとなったら、仕事や練習のことなど一切忘れて徹底的に遊ぶ。この変わり身の早さに、とても驚かされます。

(引用元:メンタルトレーニング石井塾|集中力の向上 ※太字は編集部が施した)

オフィスを見渡しても、仕事がデキる人ほど、心や時間に余裕があるように見えませんか? 彼らは、プライベートを充実させることで、仕事に対する集中力を高めているのかもしれません。では、どうすれば仕事とプライベートの切り替えがうまくできるようになるのでしょうか。3つのコツを説明します。

【1】仕事を家に持ち帰らない

仕事を家に持ち帰るのが当たり前になっている人は、まずその習慣をなくしましょう。オフィスを出たら、仕事のことを忘れて脳をプライベートに切り替えるように意識してみてください。ライフネット生命保険会長・出口治明氏は、仕事を持ち帰らないために仕事の速度を上げることを常々意識し、「どうすれば速く終わるか」を一所懸命に考えていたとのこと。目的を達成するためには、「家に仕事は持ち帰らない」と紙に書くなどして、自己暗示をかけたり周囲に宣言したりするのが有効なのだそうです。

紙に書いて貼ることで、自己暗示をかけることができます。上司も見ます。紙に書いて貼るのがいやなら、フェイスブックにアップしたり、ツイッターでつぶやいたりしてもいい。職場の人に言いまくるのもいいでしょう。どのような方法でもいいので、仕事とプライベートを切り分けられるよう、少しずつ自分に言い聞かせていくのです

(引用元:プレジデント・オンライン|仕事のオンとオフの切り替えがうまくできず、疲れがとれません ※太字は編集部が施した)

就業時間内に仕事を終わらせることを徹底すれば、これまで以上に業務の優先順位をつけられるようになって、効率的に仕事が進められる可能性があります。「続きは家で……」が、かえってパフォーマンスを下げていたのかもしれません。

【2】1日1時間、リセット時間を作る

オフィスを出たらプライベートの時間……と思っても、パソコンやスマートフォンなどから仕事の連絡が入ってきたら、心から休むことはできませんよね。かといって、プライベートの時間はずっと連絡を無視するというのも難しいところ。そこで、スキルアップセミナー講師の新井淳子氏は、1日1時間だけパソコンやスマートフォンの電源をオフにして、外からの刺激をシャットアウトする「リセット時間」を作るのが良いとしています。

人間関係のトラブルがストレスの原因になっている場合、家にいてもメールの受信や電話の着信が気になるなど、外界からの情報に敏感になっていて、心からリラックスできないかもしれません。そんなときには携帯電話、テレビ、パソコンなどの電源を切って、外からの情報が一切入ってこない“リセット時間”を作ることが有効です

(OZmall|切り替え上手になる!プライベートのストレスを仕事に影響させないコツ

リセット時間には、自炊をしてゆっくり食事をする、ストレッチをするなど、自分のためだけに時間を使ってのんびり過ごすのがいいそう。1日1時間だけなら、仕事がある日でも実践しやすいのではないでしょうか? 集中力を高めるための投資と考えて、さっそく今夜からリセット時間を設けてみましょう。

【3】あらかじめプライベートの予定を入れる

仕事とプライベートの切り替えができない人は、そもそも休日やオフの時間に予定を入れることをしません。あまりの忙しさに休みのことまで考えられないのかもしれませんし、休みの間も仕事のことを考えていたいのかもしれません。

しかし、仕事ができる人ほどプライベートの予定も充実しています。「忙しいから予定を空けられない」ではなく、あらかじめプライベートの時間に予定を入れてしまうのです。アフラック取締役上席常務執行役員の木島葉子氏は、こうしてあらかじめ入れたプライベートの予定をご褒美の「ニンジンイベント」と呼んでいます。

少し先の予定を入れることで、気持ちを安定的に保っています。私はこのご褒美を「ニンジン」と呼び、スケジュール帳には「ニンジンイベント」がそこかしこにあります。

(NIKKEI STYLE|オンオフ切り替え、意識的に 自分へのご褒美も効果的

リクルート、楽天を経て26歳でトレンダーズを設立した経沢香保子氏は、土日など休みの日は欠かさず楽しみなイベントを入れておくのだそう。

土日に楽しい予定を入れておくことも効果的です。たとえば、土曜の朝は10時にヨガに行く、そのあと友達と映画を観て食事をする・・・のように、具体的に楽しめる予定を入れておくと、そのときに切り替えができるのではないでしょうか

(引用元:GINGER web|経沢香保子の仕事論~切り替え上手になる方法

仕事に熱中するあまり、空いた時間はぼ~っとしているという人は要注意。プライベートで無計画な時間の使い方が習慣化すると、仕事でもメリハリの利いた時間の使い方ができなくなり、思うような成果をあげられなくなる可能性があります。毎週予定を立てるのは難しいという人は、興味がある習い事を始めたり、ジム通いを始めたりといった規則性のあるスケジュールにするのがおすすめです。

*** プライベートを充実させ、楽しい時間が増えたら、仕事の調子も良くなった……! そうなれば、まさに一石二鳥ですね。仕事がデキる、出世した人たちの言葉を参考に、仕事とプライベートの切り替えについて改めて見直してみましょう。

文 / かのえかな

(参考) メンタルトレーニング石井塾|集中力の向上 プレジデント・オンライン|仕事のオンとオフの切り替えがうまくできず、疲れがとれません OZmall|切り替え上手になる!プライベートのストレスを仕事に影響させないコツ NIKKEI STYLE|オンオフ切り替え、意識的に 自分へのご褒美も効果的 GINGER web|経沢香保子の仕事論~切り替え上手になる方法

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