脱・指示待ち人間! 「自分のアタマで考える」力を身につけるための3つの習慣

あなたは、今担当している仕事の目的が分かりますか? 次の指示をただ待っていたり、仕事の意義を知らないまま淡々とこなしていたり……。もちろん、受けた指示の通りに行動することは大切です。しかし、仕事が終わったからといって手持ちぶさたにしていては次の仕事に支障が出かねませんし、今やっていることの目的が分からないと自分が役に立っている実感も得られません。

指示を仰げれば多くの仕事に挑戦することができ、キャリアアップにもつながります。しかし積極的に行動しようと思っても、なかなか自分からは動けませんよね。そこで今回は、能動的に仕事をして指示待ち人間を脱却する方法をご紹介します。

指示待ち人間の特徴

指示待ち人間とは、自発的に考え行動することができず、他人からの指示を待つだけの人のこと。その特徴をいくつかご紹介しますので、まずは自分が当てはまっていないか確認しましょう。

・「質問力」がない 仕事について分からないことがあっても、上司に質問できれば指示待ち人間になることはありません。逆に、「誰に聞けばいいのか分からない」「何を聞けばいいのか分からない」と質問ができないと、分からないことがあってもそのまま放置することになってしまうのです。

・報告しない 自分の仕事が終わったところで完結してはいませんか? 終わったからといって報告せずにいると、上司は仕事が終わったかどうか分からず、あなたに頼みたい仕事があっても頼めません。結果、手持ちぶさたになってしまうのです。

・自分の意見が言えない 自分の意見を言うのが苦手なのも、指示待ち人間の特徴。優柔不断であるため、質問された時にとっさに答えられないのです。すると相手は「この人は自分で考えていないのだろう」と判断し、考えさせたり意見を聞いたりしなくなります。そしてますます周りから指示されるばかりになり、自分の意見が主張できなくなってしまうのです。

指示待ち人間になってしまう原因

では、なぜ指示待ち人間になってしまうのでしょうか。ここでは2つの原因を考えてみます。

1つ目が、積極的に動いたことによる失敗経験です。「細かいこと聞かなくても分かるだろ!」と怒られたり、行動した結果を余計なお世話だと否定されたり。そういう経験を繰り返すうちに自分の考えに自信が持てなくなってしまいます。

2つ目が、考える必要性のない環境に慣れてしまったということ。逐一チェックして的確に指示を出してくれる人からしか指示を受けないでいると、自分で考える習慣がつきません。結果、そういった人のもとを離れてからも、指示に従って動くだけになってしまうのです。

周りの環境や人も影響しているのでしょうが、過去の失敗を引きずっても仕方がありませんし、やがては自立して自ら考えられるようにならなくてはいけません。新人のうちは指示待ち人間でも許されるのかもしれませんが、将来的に考えてみるとどうでしょう。質問できない上司や意見を述べない先輩なんて嫌ですよね。昇進などを目指しているのなら、なるべく早く指示待ち人間を脱却するべきなのです。

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指示待ち人間を脱却する方法

とは言え、いきなり上司に指示を聞きには行けませんよね。指示を待つクセがついているのですから、少しずつ慣れていく必要があります。ここでは、指示待ち人間を脱却する方法を3つご紹介します。

1. 考えるクセを身につける 自分の仕事の目的が分かれば、その後必要となるものも分かるようになります。

例えば「この書類の整理をしておいて」と指示された場合。いきなり作業にとりかかるのではなく、なぜこの書類を用意するのか、その意図を考えてみましょう。次の会議で使うのであれば終わった時点ですぐに上司に報告するべきですし、期限にゆとりがあるなら先に緊急のタスクを終わらせてからでも問題ありませんね。

中には、アバウトな指示だけで済ませる人もいるでしょう。そういう時にも、期限や目的が分からない状態で進めるのではなく、きちんと確認してください。思いつきではなく、一度「どこが分からないのか」を整理してから質問するのが大切です。「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」の5W1Hに則って、不足している情報が無いかをチェックすると聞き忘れが防げますよ。メモを取るなどして相手に聞いている姿勢を見せれば、きっと快く答えてくれるはず。

慣れてきたら、話を聞きながら指示の意図を考えてみてください。目的や意義が自然と分かるようになりますよ。

2. 上司・先輩とのコミュニケーションを密にとる 上司が今忙しいのか余裕のある状態なのかが分からなければ、指示を聞きに行く時に不安になってしまいますよね。しかし、あらかじめ上司とのコミュニケーションを密にとっておけば、忙しい時でもきちんと対応してくれるでしょう。また、上司との信頼関係が築ければ、相手からもフォローしてくれて、積極的に行動しやすくなります。さらに休憩所や食事の席などでも仕事に関するアドバイスを求めれば、熱心な部下の力になろうとしてくれるでしょう。

そのためには、日頃から報告・連絡を欠かさないことが大切です。報告をする際には、必ず要点を絞って伝えるようにしましょう。長々と説明してしまうと、もしそれが急を要する事案だとしても重要さが伝わらず後回しにされてしまうかもしれません。

「A社との打ち合わせについて、進捗状況の報告です」と最初に概要を伝えれば、上司もその重要度を正しく判断できます。詳細の報告はそれからで十分。連絡や相談をする際にも、要点をまとめて話をするときちんと聞いてもらえますよ。

3. 周りの人をよく観察する 「失敗したらどうしよう」と自分のことばかり見ていませんか。指示を聞きながらも率先して行動している人がいるなら、その人をよく観察してみてください。上司に声をかけるタイミング、指示を聞いている時の姿勢……。参考になりそうな部分は積極的に取り入れてみましょう。

それ以外にも、上司や先輩を観察することで彼らの求めているものが分かりやすくなります。困っているように見えたら声をかけてみてください。もし助けが必要でなくても、自分のことを気遣ってくれる部下を悪く思う人はいません。

どうしても行動できないという方は、相手が必要そうなものを想像し、頭の中でシミュレーションしてみるだけでも効果的。シミュレーションを繰り返すことで、だんだんと待つだけでなく行動できるようになっていきますよ。

*** 最初からどんな仕事も完璧にこなせる人なんていません。あなたが優秀だと感じる先輩も、少しずつ成長してきたはず。紹介したことを取り入れて指示待ち人間を脱却し、先輩から頼られる後輩になりましょう!

(参考) 東洋経済ONLINE|「指示待ち人間」はなぜ生まれてしまうのか AllAbout|報告・連絡・相談の使い方

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