長時間机の上で読み書きをしていると目が疲れてしまいますよね。 その疲労を少しでも減らすために、照明を見直してみるのはいかがでしょう。 あなたの使っている明かりが適切かどうか、下のチェック項目で確認してみてください。
机の上だけ明るくなっていませんか
照明の性能云々の前に、使い方についてのチェック項目です。 節電のつもりで部屋の明かりは消し、デスクライトだけ付ける、なんてことしていませんか?
人間の目には順応というシステムがあって、明るいところでは網膜の感度を下げてまぶしくないように、暗いところでは網膜の感度を上げて少ない情報を見逃さないようにしています。机の上だけ明るくて周りが暗い状態だと、視線の移動に伴って順応が頻繁に必要になり目が疲れてしまいます。 (引用元:なんよう眼科クリニック)
「暗いところで本を読むと目が悪くなる」などと小さい頃言われたものですが、ちゃんとした根拠があったのですね。 作業をするときにはデスクランプだけでなく、部屋の明かりも付けましょう。
デスクランプは均等に机の上を照らしていますか
前の項目と同じ理由から、暗いところと明るいところの差があまりない照明を選ぶべきです。 机の端までなるべく均等に照らせるものを選びましょう。 この均等に照らせる度合いは「均斉度」と呼ばれます。 均斉度が高いと謳っている商品を選ぶとよいかもしれません。 また、手の影が邪魔にならないように、利き手と逆の方向にデスクランプを置くなど、工夫してみてください。
明るすぎませんか
なるべくはっきり照らそうとして、ついつい過剰に明るい照明を選んでしまいがち。 明るすぎる照明は網膜への負担となります。 ほどよい明るさの照明を選びましょう。 読み書きなどの作業に適した明るさの色は昼白色。 具体的な数値として、色温度:約4,500K(ケルビン)、照度:約1,200Lx(ルクス)が目安です。 自分の使っている照明はいくつなのか確認してみてください。
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あなたの使っている照明はチェック項目をクリアしていましたか? 紹介した以外にも寝る前の読書に向いた明るさや、リラックスしやすい明るさというのもあり、それに合わせて切り替えられる照明も売っているようです。 この際自分の学習への投資だと考えて、ちょっと良い照明を購入してみるのもありかもしれません。
参考 Panasonic子供が勉強しやすい環境をつくれるあかりを知りたい KOIZUMI LEDライト(エコレディ) なんよう眼科クリニック

