「コミュ障だから…」はただの言い訳。会話が少なすぎる人は “きっかけ作り” ができていない。

会話で成功01

 皆さんは、普段いろいろな人と会話をしていますか?

「見知らぬ人に話しかけるのが苦手で、積極的に交流をしない」
「職場の環境などが要因で、人と話す機会が少ない」
という方も多いのではないでしょうか。

他人と会話をすると、新しい人間関係の構築新たなビジネスのチャンスにつながる可能性があります。多くの人と接して交流の輪を広げることは、ビジネスのみならず、人生で成功するうえでも、とても大切なことです。

そのようなチャンスを逃すのは非常に惜しいもの。今回は、他人と話すきっかけを増やす方法をお伝えします。

1. 外見で好印象を与える

同じ場所に、清潔な身なりの人物不潔な身なりの人物がいたとします。どちらかに話しかける必要がある場合、おそらく大半の人が前者を選ぶのではないでしょうか。

1971年にアメリカの心理学者が提唱した「メラビアンの法則」によると、話し手が聞き手に与える印象は、言語情報(実際に話す内容)が7%に対し、聴覚情報(話し方や声の大きさ)が38%視覚情報(見た目)が55%の割合を占めるそうです。

つまり、人間が他者に与える印象は外見が大半のウェイトを占めるということ。自分から話しかけるのが苦手な方は、普段から好印象を与える身なりでいれば、人から話しかけられる可能性が高まるといえます。

では、具体的にどのような身なりが好印象を与えるのでしょうか。「日刊SPA!」など複数のメディアによるアンケートの統計によると、過剰な装飾や奇抜なコーディネートは、相手、特に初対面の方に悪い印象を与える可能性があるため、避けたほうが無難なのだそう。男女ともに、服装はシンプルなものが好印象を与えやすいようです。

イメージコンサルト業の西松眞子氏は、色は人の感情や行動を左右する大きな影響力を持っていると言います。例えば、職場でモノトーンの衣服を着ている場合にはワンポイントに自分の顔が引き立つような色を組み合わせると印象が良くなるのだそう。男性ならネクタイ、女性ならトップスに明るい色を取り入れてみてもいいでしょう。

普段の仕草においても、自然な笑顔を浮かべる話すときは相手の目を見る背筋を伸ばして歩くものを手渡すときは両手で持つなど、何気ない気づかいが好印象につながると西松氏は語ります。

自分から人に話しかけるのが苦手だという方は、外見や仕草に気を配ることによって、人から話しかけられることを目指しましょう。

会話で成功

2. 雑談が発生しやすい環境を作る

業務プロセス&オフィスコミュニケーション改善士で、『話し下手のための雑談力』(

幻冬舎)の著者である沢渡あまね氏は、雑談が行なわれる職場は行なわれない職場に比べて、労働者の協力体制や生産性が高いと説きます。

 一見、意味がないように思える雑談ですが、ちょっとした雑談が役に立つことは多々あります。例えば同僚の「入浴していて、テレビ番組を見逃した」という愚痴から、防水加工の小型テレビの開発を思いつくかもしれません。海外の会社と取引することになって英文メールに困ったときには、雑談で得た「○○さんは留学経験があり、英語が達者だ」という情報に救われるかもしれません。

他者の何気ない一言がビジネスのヒントになり、雑談で知り得た情報で仕事が円滑化することは珍しくないのです

しかし、仕事の合理化、効率化が進む昨今の職場では、雑談がはばかられる状態になっていることが多々あります。そのような場合、沢渡氏は雑談が生まれやすい環境を自ら作るべきだと語ります。

例えば、トイレから戻ってきたときにそのまま席に着くのではなく、同僚の席の近くを歩けば、それだけで他者が話しかけてくる可能性が高まります。部下がいるのであれば、気づかいの言葉をかけてもいいかもしれません。沢渡氏は、あえて職務に手をつけない「余裕時間」を1日のスケジュールに組み込むことを提案しています。 

他にも、相手が話すときは、なるべく聞き手側にまわることを沢渡氏は推奨しています。返答する際は、例えば相手が「今朝、お腹が痛くて……」と訴えた場合、「腹痛? それは大変だったね!」と、相手の言葉を一部リピートし、「大変だった」などと自分の感情を表す言葉を添えると、会話が続きやすいのだそう。この話し方を、沢渡氏は「リピート」+「感情ワード」と呼んでいます。

 ほかにも、相手が自分に話しかけてこない場合は、「ちょっと個人的に困っていることがあるんだけれど……」と、「相談モード」で話しかけると、会話は続きやすくなるのだそう。

 雑談しやすい環境は、意図的に作ることが可能なのです。

会話で成功03

3. 交流会に参加する

ここ数年、「異業種交流会」と呼ばれる、多くの人々が集う交流会が、各地で定期的に開催されています。

面識のない人同士で集まるということから、参加に抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、そのような場合は知人や友人を誘って共に参加しても良いでしょう。

参加者の体験レポートによると、会場で参加費を支払った後、参加者全員が名刺を首から下げ、興味を持った相手を見つけて雑談するといった内容が一般的であるようです。知り合った後に二次会が開催され、急速に親交が深まることもあるのだそう。

企業の経営者弁護士公認会計士といった士業など、さまざまな職種の人たちが参加していることが多いため、異業種交流会に参加すれば、人脈が大きく広がる可能性が高まります。なかには、数千人単位の人脈を築いた人もいるのだそう。仕事の都合上、他人と交流する機会が少ない方は、交流会に参加して話すきっかけを作ることをおすすめします。

また最近では、スポーツ関係の協会主催のヨガ、フィットネスの交流会が開催される機会も増えているようです。軽い運動は体調管理につながりますし、新たな趣味のひとつにしてみてはいかがでしょうか。簡易的なヨガやフィットネスは会社のデスクでも行なえるため、平日は仕事の合間の休憩時間に実施しても良いかもしれませんね。

***
人と話す機会は、自主的な行動で作り出すことが可能です。「会話をする機会がない」と感じている方は、今回ご紹介した方法を実践してみてはいかがでしょうか。

(参考)
Biz HINT|メラビアンの法則
Adecco|相手に好印象を与える“見た目引き寄せ術”を身に付けよう!
沢渡あまね(2018),話し下手のための雑談力,幻冬社
東洋経済ONLINE|職場の「雑談しやすい人」になる簡単なコツ 協力が得られやすくなり、生産性も上がる
はたラボ|ホントに人脈ができるの? 異業種交流会の実録レポート
FIA|セミナー・交流会 企画・開催

【ライタープロフィール】
亀谷哲弘
大学卒業後、一般企業に就職するも執筆業に携わりたいという夢を捨てきれず、 ライター養成所で学ぶ。養成所卒業後にライター活動を開始し、スポーツ、 エンタメ、政治に関する書籍を刊行。今後は書籍執筆で学んだスキルをWEB上 で活用することを目標としている。

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