「本当にデキる人」が当たり前にやっている “好かれる技術” 3選。能力だけでは成功できない

好かれるための技術01

「能力には自信があるのに、出世できないのはなぜだろう……」
「同期は自分よりスキルが低いように見えるけれど、なぜか上司から評価されている……」

こうした状況に不満を感じているなら、あなたは「好感度」を高めることを考えてみてもいいかもしれません。

出世やキャリアアップには、スキルや知識に基づく仕事能力だけでなく、その人自身の好感度が大きく影響を与えます。この記事では、能力重視のビジネスパーソンが見失いがちな好感度を高める技術を3つご紹介します。

「スキル」より「好感度」のほうが重要なワケ

仕事で成果を挙げることを考えるなら、スキルに習熟したり知識を学んだりすることはたしかに重要ですよね。でも、それだけでは不十分。ビジネス戦略コンサルタントでMPS Consulting代表取締役の鈴木博毅氏は、ビジネスパーソンにとっては純粋に能力が高いことより、嫌われないことのほうが重要だと言います。

というのも、嫌われてしまっては、そもそも自分の能力を発揮する機会すら得ることができないからです。能力の高さや経歴を鼻にかけ大きな態度をとっていれば、相手から嫌われ、提案やメッセージを受け入れてもらえなくなる、と鈴木氏。たとえば、「前に大口顧客を担当したときは~」「私はずっと売り上げトップを達成してきたんですよ」などとアピールばかりする高飛車な人物と、あなたは一緒に仕事をしたいと思えますか? そんなことはありませんよね。

そこで鈴木氏が大事だと言うのが、自分の考えやメッセージを相手に受け入れてもらえるような人間関係を築くこと。交渉の場面で自分の提案を通したいなら、自分の提案の優れた点ばかりをアピールするよりも、相手の心を開かせるようなコミュニケーションをとるほうが、ずっと効果的だということです。相手が上司でも部下でも同僚でも、同じことが言えるはず。

親近感と好意をもってもらうだけで、成功に大きく近づける――鈴木氏はそう断言します。実際の成功者たちの多くが丁寧で腰の低い人物であるところを見ても、それは明らかなのだとか。能力さえ高ければいいというわけではないのですね。

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では、どうすれば好感度を高めることができるのでしょうか? 具体的な方法を3つご紹介しましょう。

【好かれる技術1】相手の話を最後まで聞く

鈴木氏は、相手に好かれる人物であるためには、話の途中で口を挟みたくなっても、相手が話を終えるまで静かに待つことが重要であると指摘しています。

さえぎることなく最後まで話を聞くことで、相手は「この人は私の話を親身に聞いてくれる人だ」と感じ、心を開いてくれるとのこと。心を開いてくれれば、こちらの意見をよりスムーズに受け入れてもらいやすくなるのです。

たとえば商談の場面で、取引先が製品の安全性について質問してきたとしましょう。質問の意図をすぐに理解できると、まだ相手が話しているにもかかわらず、つい「その点につきましては~」と回答を始めてしまう……。知識を多くもっている人ほど、やりがちではないでしょうか。でもこれでは、相手は「自分の言いたいことが本当に伝わっているのだろうか?」と不安なまま、説明を聞くことになってしまいます。

ほかにも、上司との打ち合わせのなかで、意向を把握できたからといって「もうわかったので大丈夫です。こういうことですよね?」と話を途中でさえぎるのは、好感度を下げる行為です。最後まで話を聞いたうえで返事をすれば、上司に悪い印象は与えませんよ。

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【好かれる技術2】共感のリアクションをとる

株式会社グッドコミュニケーション代表取締役社長で、話し方について多くの著書をもつ野口敏氏によれば、話し手はみな、自分の話に対して相手がどのように感じたかというフィードバックを期待しているものなのだそう。つまり、好感度を高めるには相手の話にリアクションをとることが有用なのです。

リアクションの言葉を伝えるときに注意すべきなのが、単なる言葉ではなく、気持ちを乗せた言葉を伝えること。「それはいいですね」という肯定的な相づちであっても、ただ棒読みしただけのような言い方では逆効果です。野口氏いわく、相手は「この人とは心が伝わらない」と感じてしまうそう。

商談で、本題へ入る前に取引先から「今日は天気がいいですね」と言われた場合を考えてみましょう。商談の主導権を握りたいあまりに、「ええ。さっそく製品についてお話ししてもよろしいでしょうか」と、天気の話はそこそこに仕事の話を始めても、取引先からはよい印象をもってもらえません。「本当にいい天気ですよね」「天気がいいと気分もよくなりますよね」といったように、相手の気持ちや置かれた状況を想像して、相手へ共感している自分の気持ちをしっかり伝えるほうが、相手は自然と安心感を覚えて心を開いてくれると野口氏は説明します。

いくら仕事能力が高くても、相手の気持ちを無視したコミュニケーションしかできないようでは、その能力を発揮する以前にコミュニケーションは終了してしまいます。成果を挙げたい人こそ、ぜひ心得ておきましょう。

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【好かれる技術3】積極的にアドバイスを求める

上司や同僚にアドバイスを求めることは、仕事ができないイメージを与える気がしてなかなかできない。そんな人は多いかもしれません。しかしビジネスの場面では、むしろ好感度を高められるよい機会なのです。

ハーバード・ビジネス・スクールのアリソン・ウッド・ブルックス氏らによる研究では、人は「アドバイスを求めない人」よりも「アドバイスを求めてきた人」を有能であると評価することが明らかになっています。これは、アドバイスを求められると「自分のアドバイスには価値がある」という肯定感が生まれるからだそう。

またアリゾナ州立大学名誉教授のロバート・チャルディーニ氏によれば、アドバイスを求めると相手とのパートナーシップが生じ、相手が自分の話を聞き入れてくれるようになるとのこと。

たとえば、上司とのコミュニケーションのなかで、たとえ自分の意見に自信があっても、アドバイスを求めなかったり退けたりするのは得策とは言えません。「自分はこのように考えたのですが、何かアドバイスをいただけますでしょうか」といった言い方を心がけるとよいでしょう。アドバイスを求めることで相手へのリスペクトを示せば、より好感度を高めることができるはずです。

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仕事で成果を挙げたい人は、専門的なスキルを磨くだけでなく、ご紹介した好感度を高める技術についてもぜひ実践してみてください。

(参考)
プレジデントオンライン|なぜ「できる人」より「好かれる人」が出世するのか
東洋経済オンライン|職場で好かれる人、嫌われる人の「5つの差」
Business Insider Japan|上司に好かれるための、11のシンプルな方法
BUSINESS INSIDER|Here's A Ridiculously Simple Way To Impress Your Boss

【ライタープロフィール】
YOTA
大学では法律学を専攻。塾講師として、中学~大学受験の6科目以上の指導経験をもつ。成功者の勉強法、効率的な学び方、モチベーション維持への関心が強い。広い執筆・リサーチ経験で得た豊富な知識を生かし、効率を追求しながら法律家を目指して日々勉強中。

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