成功者が意外と優先していない3つのこと。“あのアナログ習慣” をとても大切にする理由とは?

成功者が必ずしも優先していないこと3選01

ビジネスの世界における成功者と聞くと、こだわりが強くて物事すべてを完璧にこなしている人を想像する方も多いかもしれません。でも、成功者が意外と「優先していないこと」もあるのです。それらを優先しないのが成功の秘訣だった!? 詳しく見てみましょう。

【必ずしも優先しないこと1】服装

「成功者の装い」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか。ぱりっぱりの高級スーツ? きらびやかなブランド物? 芸能人ではたしかにそういう人も多いでしょうが、ビジネスの世界に目を向けてみると、意外なほどシンプルでラフな服装を好む人も少なくありません

たとえば、Apple創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が、いつも黒いタートルネックにジーパンという服装でプレゼンを行なっていたことは有名な話ですよね。また、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏も、普段はTシャツにジーパンという服装がほとんどです。

彼らがいつも同じような服装をしているのは、「余計な意思決定に頭を使いたくない」から。「決断疲れ」という言葉もあるとおり、じつは決断を繰り返していくと、脳が疲弊して判断力が鈍ってしまいます。たしかに、クローゼットにかかっている洋服の種類があまりにも多いと、「今日は何を着ようか?」「コーディネートはどうしよう……」など、決断の機会も増えて脳が疲れてしまいそうですよね。

事実、ザッカーバーグ氏は、同じような服装をしている理由を訊かれた際、「決断の数を少なくしたいから」と答えています。余計な決断を減らすことで、脳のエネルギーの無駄遣いを防ぎ、より重要な場面で正しい意思決定ができるようにしているのですね。

もちろん、彼らのようにいつも同じような服装で過ごすのは少し難しいかもしれません。しかし、たとえば曜日ごとにコーディネートを決めたり、前日の夜にあらかじめ翌日の服装を決めておいたりすれば、朝の労力は大きく減るはず。日中の仕事のために、エネルギーをセーブしておけるでしょう。

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【必ずしも優先しないこと2】長時間労働

寝る間も惜しんで仕事に勤しむ――そんな極端な働き方は時代錯誤なのかもしれません。

たとえば、『実践 ワーク・ライフ・ハピネス2』(万来舎)の著者・阿部重利氏が取材した年間売り上げ数百億円の企業のCEOは、夕方17時以降は仕事をしないことをモットーにしていたのだそう。また、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏や、Googleの元CEOであるエリック・シュミット氏ら世界的大企業の経営者の多くも、「毎日8時間ほど睡眠をとっている」と公言しているほど。

事実、仕事を早く切り上げて睡眠時間をしっかり確保することは非常に大切です。情報処理を司る脳内のワーキングメモリの機能は、1日6時間ほどの睡眠を2週間続けただけで、丸2日徹夜したのと同じくらい低下するのだそう。高い集中力や注意力を保ち続けながら仕事をするためには、毎日充分に眠ることが必須なのです。

とはいえ現実問題として、仕事があまりにも多くて定時帰りや充分な睡眠時間確保なんて夢のまた夢……という人もいることでしょう。そんな人は、休日の過ごし方を少し工夫してみましょう。

世界中の資産家やビジネスエリートたちと関わってきたという新井直之氏によれば、超一流の成功者は休日に「思案する仕事」を行なっていることが多いとのこと。要は、資料を作成したり顧客訪問したりといった “手や体を動かしてこなす仕事” 以外の「頭を使う重要な仕事」を、休日のうちに行なっているということです。

たとえばみなさんも、休日で少し時間が空いたときに、平日の仕事の反省点や改善したいポイントを思い出しておさらいしたり、次の企画について考えてみたりしてはいかがでしょうか。それを踏まえて休み明けを迎えれば、もっとスムーズに仕事が進むかもしれません。「無駄な長時間労働をしないためにどうすればいいか」を考えることが、成功のポイントになり得るのです。

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【必ずしも優先しないこと3】ハイテク技術

ビジネス総合誌を出版するプレジデント社が行なった調査によると、一般的なビジネスパーソンは手書きのメモをあまり取らず、取ったとしても読み返さない傾向がある一方、役員以上クラスのエグゼクティブ層は、1日5回以上メモを取り、それを読み返す傾向があったとのこと。ビジネスの成功にはデジタルの最新ツールも必要ですが、成功者たちはそれだけにこだわらず、アナログな手書き習慣も大切にしているのですね。

実際、株式会社SHOWROOM社長の前田裕二氏や、九州旅客鉄道代表取締役会長の唐池恒二氏らは、仕事のときは必ず手書きのメモを取っていることを公言しています。医学博士の川島隆太氏によれば、手書きをすると思考力や想像力をつかさどる前頭前野が活性化するのだそう。これは、パソコンやスマートフォンを操作するだけでは得られない効果とのことです。

また、書籍編集者の和田茂夫氏は、自由度が高い手書きのメモは自分の考えがまとめやすいと述べています。たしかに、書いた事実の横に自分の考えを添えたり、関連する資料をあとからページに貼りつけたりといったカスタマイズもできますよね。

パソコンやスマートフォンの普及により、仕事の場で手書きを行なう機会が少なくなっている人も多いはず。しかし、アイデアを練ったり、相手の話を記録したりするときなど、手書きする機会を意図的に増やせば、脳が活性化する効果も生まれて一石二鳥かもしれませんよ。

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以上、成功者たちが必ずしも優先しないことを3つ挙げてみました。これらを優先しがちだった人は、自分の行動を見直してみるといいかも?

(参考)
Newsweek|「決断疲れ」が生産性を奪う
HUFFPOST|Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ、「なぜ毎日同じTシャツを着ているのか」に答える
Business Journal|成功者は必ず5時に仕事終了?ダラダラ残業は異常&不幸、成功企業は社員第一主義!
日経Goodday 30+|短時間睡眠は時代遅れ 名だたるCEOが8時間宣言
プレジデントオンライン|"すぐ眠りに落ちる"人は睡眠負債の危険性
東洋経済オンライン|「超一流」と「一般人」越えられない休み方の差
プレジデントオンライン|高年収エグゼクティブの「ノート習慣」
EL BORDE|【前田裕二】日常すべてがビジネスアイデアに変わる戦略的メモ術
ダイヤモンド・オンライン|メモをとるサラリーマンが出世する理由
東洋経済オンライン|スマホが脳の発達に与える無視できない影響
和田茂夫(2008),『デジタル時代だからこそ、使える! 伝わる! 「手書き」の力』, PHP研究所.

【ライタープロフィール】
亀谷哲弘
大学卒業後、一般企業に就職するも執筆業に携わりたいという夢を捨てきれず、ライター養成所で学ぶ。養成所卒業後にライター活動を開始し、スポーツ、エンタメ、政治に関する書籍を刊行。今後は書籍執筆で学んだスキルをWEBで活用することを目標としている。

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