コミュニケーション能力、これは誰しもがほしい、と思っているものではないでしょうか。特に、この時期は年度の始まりで、自己紹介をする機会も多いはず。

明日からできる、2つのポイントを押さえて、完璧なコミュ力強者になっちゃいましょう。

アンダードッグ効果を活用する

アンダードッグ効果とは、客観的に弱い立場にある人のことを応援したくなる、という心理効果のことです。

わかりやすい例として、選挙を挙げてみます。残念ながら前回の選挙で僅差で落ちてしまったような候補、なんとなく応援したくなりませんか。逆に、一強とうたわれるほど強い候補であれば、なんだかおもしろくなくて票を入れたくなくなってしまう、なんてこともあるかと思います。これがアンダードッグ効果です。

これをコミュニケーションに応用する際は、あえて自分の弱みをちょっと出していきましょう。自己紹介の際に「○○大出身です」というと、名の知れているような大学名だと少し嫌味な感じもしますが、「○○大出身ですが、朝が弱くて寝坊ばっかりしていたので、自宅学部なんて言われていました」と少し自虐を織り交ぜてみると、親しみやすさが増しますね。

ですがここで注意してほしいのは、自虐と不真面目さは紙一重だということ。「勉強は苦手でした」「遊んでばかりいました」と言葉で言うのはよいですが、その場合でも、行動では真面目さをしっかりアピールし、くれぐれも「いい加減な奴だ」という印象は与えないように留意しましょう。

ちなみに、最初と後で違う行動・言動をとると、後からのイメージが残りやすいという「ギャップ効果」なるものがあります。「最初はひょうきんで親しみやすい印象だったけど、意外とまじめで頑張り屋なんだな」なんて思われたら、あなたの評価もうなぎのぼりかもしれませんよ。

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上手な間をとる

人間というのは“間”が大切な生き物で、それゆえ人“間”、仲“間”などと表記するんだ、という話があります。確かに、会話において間というものは非常に大切。コミュニケーションが苦手な人には、間の取り方が不得手な人が多いように感じます。

上手に間を取ることができない人に一番多いのが、間の取りすぎです。これは、相手に話しかける内容が思いつかず、自然と会話の間があきすぎてしまうこと。意図してこうなっているわけではないと思うのですが、間が空き過ぎると、お互い気まずい空気になって、ますます話しづらくなってしまいます。

これを回避するためのコツは2つ、誰にでも通用する質問をいくつか用意しておくことと、相手にきちんと興味を持つようにすることです。

誰にでも通用する質問とは、ありがちではありますが、出身・趣味・血液型・天気などのテーマについての質問です。困ったら「たちつてと」の会話をしろ、とよく言われます。つまり「た:食べ物 ち:地域 つ:通勤・通学 て:天気 と:富(景気)」の話です。これらは、全く違う境遇で生きていてもある程度共通の認識を持っていたり、内容的に話すハードルが低く話しやすかったりするため、初対面の会話にはもってこいです。

2つ目の、相手にきちんと興味を持つというのは、相手の様子や持ち物に気を配る、ということです。仮に、あなたに興味を持ってくれる人がいて、あなたの持ち物をほめてくれたり体調を気遣ったりしてくれる人がいたとしたら、好意を抱きこそすれ、悪意なんて絶対抱きませんよね。そのように、相手にしっかり興味を持ち、相手について話すようにしていれば、自然と間が空き過ぎることはなくなるでしょう。

逆に、間を取らなさすぎる人もいるでしょう。そういう人は、大切なことを言う前だけでもいいので、一呼吸おいてから話すようにしてみてください。間には、相手の注目を集める効果もあります。どれだけ言葉を尽くしても、一瞬の間のほうが相手の気を引く効果がある場合もあるのです。

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コミュニケーションが苦手と思っている方は多いかもしれません。ですが、コミュニケーションが上手な方のおしゃべりを見ていても、その内容というよりは話し方のテクニックで上手に見せている方が多いのもまた事実です。上にあげた2点は、実に簡単なものですが、意識するだけで雰囲気をガラッと変えることができる方法です。ぜひぜひお試しあれ。

(参考)
コピーライティング至上主義者の会|行動心理学「アンダードッグ効果」マーケティング活用。
なるほど!心理学|ギャップ効果とは?
会話術|間の取り方
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