細部を捨てて完成度を高める! 「妥協」を力に変えるふたつの考え方。

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「完璧」。素晴らしい響きですね。 30点より満点のテスト、ずさんなプレゼンより隙のないプレゼンが歓迎されるに決まっています。 しかし、完璧を求め続けるのはとても大変。 さらに、一つに完璧にこだわりすぎることで、全体の成果は落ちることがあります。 今回は「妥協」をテーマに、楽に良い結果を得る方法を紹介します。

badge_columns_1001711妥協その1 10割を諦める

名古屋商科大学経済大学の植田統教授は著書の中で次のように述べています。

そもそも、仕事を完璧にやる必要があるのか。 私は、答えはノーだと思っている。 (中略) 仕事に限らず、7、8割の完成度まで到達するのは結構やさしいが、これを10割の完成度までもっていくのは並大抵のことではなく、そこまで求めるといくら頑張っても終了に至らないから。

(引用元:「捨てる7つの仕事の習慣」植田統)

これは誰にでも心当たりのあることだと思います。 例えば英単語テスト。 八割以上とろうとするときと、満点をとろうとするときの勉強量は全く違うはず。 もちろん理想は満点をとること。確かに、出題範囲が決まっている学校の単語テストではそれでいいでしょう。 しかし大学受験や、仕事ではどうか。 範囲は明確に決まっておらず、さらに広い。時間だって限られています。 一つ一つに完璧を求めすぎると、全部に手が回らなかったり、時間が足りなくなったりしてしまいます。 一つの教科で満点をとってほかの教科は0点より、すべての教科が80点程度を目指す方が、効率がいいのは間違いありません。 完璧にこだわらずに、ある程度のできを目指し、徐々に基準をあげていきましょう。

Young Woman Working at Home, Small Office

badge_columns_1001711妥協その2 できてなくてもとりあえずやってみる

真面目あなたは「ちゃんと」できるまで、実行したくない、と考えていませんか。 たとえば数学の問題。 あなたはちゃんとその分野の公式が理解できてから、問題にとりかかろう、と考えるかもしれません。 しかし、試験で見られるのは公式の理解よりも、公式を問題にうまく適用できるかどうかです。 もちろん、理解できていなければどの公式を使うのか分からないでしょう。 でも実際に問題を解いていくうちに、公式の理解が得られることもあるのです。

美容業界トップの営業マンである、中野友介氏は、著書の中で次のように述べています。

まわりが失敗を恐れ、ためらっている間に一歩踏み出してしまう。これができるだけで、ライバルに差をつけることができるのです。

(引用元:「なぜかうまくいくバカがやっている驚きの成功法則」中野友介)

中野氏は、営業スキルに自信がなかったころ、とりあえず行動を起こすことで人脈を築き、業界トップの営業マンに上り詰めました。 自信がないから、まだ完璧でないからと言って失敗を恐れて実行しないのではなく、失敗の中で自信を付けていくべきなのですね。

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いかがでしたか。 悪い意味で使われることの多い「妥協」ですが、前向きな「妥協」は良い効果をもたらします。 うまい妥協の仕方を身に付けていきましょう。

参考文献 植田統(2015)「捨てる7つの仕事の習慣」PHP研究所 中野友介(2015)「なぜかうまくいくバカがやっている驚きの成功法則」かんき出版


京都大学工学部電気電子工学科一回生。カリタス女子高等学校卒業。宇宙開発に興味あり。高校では演劇部に所属。文化祭執行部に入り、文化祭に積極的に参加。大学では硬式女子テニス部に所属。

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