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さて、いよいよ年の瀬も迫り年末年始ですね。このシーズンには大晦日やお正月などイベントもたくさんあり、楽しい予定の多い方もいらっしゃるはず。ですが、それだけ予定の崩れやすいこのシーズンに、今まで何度コツコツと積み上げてきた習慣を崩されたことか……。
今回は年末年始に、習慣を崩さないためのポイントです。

やらなきゃいけないことは朝に

年末年始にどうして、今までの習慣が崩れやすいのでしょうか。
その理由は様々ありますが、例えば里帰りで家族や親戚が集まっていたり、面白いお正月特番をテレビでやっていたり、セールや初売りなどに出かけたり、というイレギュラーな予定が多発するから。これらはすべて、人が起きだしたりお店がオープンする昼から夜にかけて、あなたの予定を拘束してくることが多いはず。
それならば、いつもの習慣は朝や午前中のうちに済ませてしまいましょう。人が集まってきたり、面白い番組が始まる前であれば心置きなくいつものことに集中できます。また朝のうちに終わらせておけば、楽しいイベントも盛りだくさんのシーズンに、「まだあれをやってないな……」と罪悪感も感じず存分に楽しめますよね。

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絶対にやめない

特に大晦日やお正月など、特別な日であれば「今日くらいいや」という気持になってしまいがち。しかし、このような有名な言葉があります。

庭は一日手入れを怠ると、それを取り戻すのに 3倍の手間と時間がかかる

(引用:英国紳士のお庭番 濱野義弘著 光文社 2012年)

これは庭に限った話ではありません。勉強でも、仕事でも一日さぼるとそれを取り戻すのに三日はかかります。また、時間がかかるのみならず、一度さぼってもいいや、と思うと心に甘えができ、次第に二日くらい、三日くらい……とさぼることが増え、ついにせっかく作った習慣を台無しにしてしまうことも。

習慣を作るのは大変ですが、崩すのは簡単。私たちはなにかにつけて言い訳をし、楽をすることの天才ですが、言い訳の口実が転がっている新年だからこそ、この言葉を思い出して踏みとどまってくださいね。

気持ちの切り替えスイッチを用意する

これは案外効果のある方法です。
例えばいつも机に向かって英語の勉強をする習慣のある人がいたとしましょう。そんな人は、「やらなきゃ……」と思ったときに、どんなに気が乗らなかったとしても、まずはこたつから出て机に向かってみましょう。脳の海馬にある「場所ニューロン」は、ある作業をどこでやっているか、ということを記憶してくれています。その場所情報は、しばしば記憶を呼び起こす時の手掛かりになります。

つまり、あなたがいつも勉強をしている机に向かえば、脳が勝手に「あ、ここはいつも英語の勉強をしている場所だな。英語の勉強をしなくては。」と思ってくれるのです。実家に帰省したりしている場合でも、なるべくいつもと似たような場所に行くことで同じような効果が得られるそうなのでぜひお試しあれ。

また、そこから派生して、「勉強を簡単にできる仕組みを作る」というのも効果的です。勉強というのは頭を使う作業で、やりたくないと感じるのは、脳が勉強を「面倒くさい」と感じているからです。そのハードルを下げるためには、なるべく作業を単純化し、勉強のながれをルーティンワーク化しましょう。
例えば毎日やり方を変えるのではなく、2ページ音読したらシャドーウィングし、最後はリスニングしながら書きとって終わり、など完全にルールを決めてしまうのです。そうすることで、「考えながらやる」という負担が減り、あなたの中の面倒くさいという気持も減って取り掛かりやすくなりますよ。

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新年のやる気を利用する

年が変わると自然と新しいエネルギーが満ち、何もしていなくてもやる気を生み出してくれます。そのパワーを活用して、今まで築いてきた習慣をより良いものにバージョンアップさせたり見直してみるのも良い機会です。ですが一方で、「新年の誓い・抱負の92%は失敗に終わる」という研究結果もあります。新年はみな楽観的になりすぎているので、ついつい無茶な計画を立ててしまったり、地に足のつかない計画をたててしまうからなのです。

ですのでそれを理解したうえで、すこし控えめくらいに計画をたてるか、新年で気持ちが浮かれる前の今この時期に、予定を練り直してみるとさらいよいかもしれませんね。

(参考)
脳情報発信所|海馬にある「場所ニューロン」
LeadingCo|同じ過ちを毎年繰り返すな「新年の誓い・抱負の92%は失敗に終わる」


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。