「趣味は何ですか?」
そう聞かれて皆さんは何と答えるでしょうか?
何か趣味が欲しいとは思っていても、なかなかまとまった時間が取れず、時間や手間のかかる趣味は厳しいと諦めている人や、日々忙しく、自分の時間を取りづらいけど、それでもできる趣味があったらいいな、と思っている人にオススメの趣味をいくつかご紹介します。
ただでさえ仕事で疲れているのに、貴重な休みを趣味に費やすのはもったいないと思う人もいるかもしれませんが、趣味を持つことは、仕事にも良い影響をもらたしてくれますよ。
「趣味」があることの重要性
趣味や好きなことを見つけることで、どのように仕事や私生活に良い影響があるのでしょうか?
まず、仕事と私生活の切り替えができるようになります。 ストレス発散やリフレッシュになる、趣味の次の予定を楽しみにしながら仕事を頑張ることもできます。翌日からの仕事も、気持ちを切り替えて臨むことができるでしょう。
また、趣味を介した集まりに参加する機会があれば、いろいろな属性の方とコミュニケーションが取れる上、気づきの場になることもあります。 例えば、フットサルが趣味で社会人のチームに参加した場合、仕事では知り合うことのできないような他職種の方や、趣味について熱く語り合える方と知り合うチャンスになるでしょう。
さらに、趣味においては仕事とは別の能力が問われるため、新たな能力の開拓に繋がったり、たとえ仕事でうまくいかないことがあったとしても、趣味の方面で評価されることがあれば立ち直りも容易になるなどのメリットもあります。
趣味が続かないわけ
趣味を見つけたとしても、なかなか続かずに三日坊主になる人もいるのではないでしょうか?
もしかしたら、現実的に無理な制約を課しているのかもしれませんよ。 例えば、「月に1回は旅行に行くこと」を趣味にしたとしましょう。もしも仕事が忙しくてまとまった休みや時間が取りづらくなった場合、ノルマである“月に1回”という制約が守れないこともあります。
また、仕事のように結果を求めてしまうと逆効果になる場合もあるのです。 フットサルの社会人チームを例にしましょう。勝ったことで報酬が上がるわけではなく、必ずしも毎回の試合で勝つ必要はありません。よって、続けることやリフレッシュすることが目下の目標であるのならば、勝ち負けや上達するしないを気にする必要はないのです。
このように、継続方法に縛りがあるとやる気やモチベーションの低下につながり、せっかくの趣味を楽しむことも続けることもできなくなってしまいます。何か新しいことを始め、続けていくためにはそれなりの「工夫」が必要でしょう。
忙しい人でも続けられる趣味 その1:ランニング
ランニングは、ただ体力がつくだけでなく、健康への意識が高まる、カロリー消費量があがる、継続することにより自信がつく、といったメリットもあります。また、ウェアやシューズさえあれば誰でも簡単に始められるのもメリットと言えるでしょう。
しかし、肝心なのはその継続の仕方です。 例えば、ランニングを行う場所を自分以外にも走っている人が多い場所にすることで、孤独を感じにくくなります。また、対抗心が湧いたり、大きな円周のコースを走れば途中で妥協して引き返しにくいため、継続しやすくなるでしょう。
その他には、ランニングの記録ができるアプリを使用することもオススメです。継続に対する意欲が湧きますよ。
忙しい人でも続けられる趣味 その2:神社巡り
『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』といった本がベストセラーになっているように、神社参拝は若者の間でも流行しています。特に、御朱印集めが近年脚光を浴びているのです。
神社で参拝することにより心を落ち着かせることができる、小旅行気分で楽しむことができる、お参りするだけであれば朝や会社帰りにできる、といったメリットがあります。
そして、継続のコツとして各神社の御朱印を集めるのはいかがでしょうか? 私も数年前に御朱印長を購入し、御朱印を集めていますが、神社によって異なる御朱印を集めることは次回の参拝に対するモチベーションの向上にもつながり、1冊分の御朱印がたまると達成感を味わうこともできます。
神社は朝早くから開いているので、いわゆる“朝活”にもぴったりでしょう。
忙しい人でも続けられる趣味 その3:書道
字は、第二の顔と言われるほどその人の第一印象を決める1つの要因になります。字をキレイに書けるようになれば、大きな自信になりますし、お祝儀袋や香典袋も人前に堂々と出せるようになりますよ。相手に良い印象を与えることもできるでしょう。
また、書道は体力も場所も費用もそれほど必要としないため、家でも続けられることが大きな魅力です。 自力では継続しづらいと感じた場合は、書道教室に通ったり、自宅で気軽にできる通信講座を利用したりすれば、継続に対するモチベーションが上がり、長続きするでしょう。
*** 趣味は無理に作る必要はありません。 しかし、仕事でストレスを抱え、気分転換をすらできていない場合には、私生活や仕事が悪循環に陥ってしまう前に何か始めてみることをオススメします。
(参考) 日経ビジネスオンライン|白壁達久 東洋経済オンライン|続けられない人の欠点は「努力」ではなく「分析」 痩せTECH|初心者が毎日ジョギングを継続させるための11のコツ! 朱印(神社仏閣) 趣味サーチ|習字の魅力とはじめ方