あなたは、休日に何をして過ごしていますか? 平日の仕事が多忙だと、休日は友人と遊べる唯一の機会。休みがあると、ついつい予定で埋めてしまいがちですよね。
しかし、友人と過ごすよりも、1人で休日を過ごすことの方が精神に好影響をもたらす場合があることをご存じでしょうか?
特に休日を予定で埋めてしまう方は、今一度、休日の過ごし方について考えてみませんか?
人間関係はストレスの温床
職場では、人間関係がストレスの原因となりがちです。
上司の要求に応え、取引先の顔色を伺い、場合によっては後輩の機嫌を取ることも必要な職場では、心労が絶えません。そういった疲れが蓄積すると、仕事に対するモチベーションの低下を引き起こしてしまいます。
それらを回復するためには、1人の時間がとても大切なのです。
もちろん友達と遊ぶのも良いのですが、その間も脳は継続的に活動しています。気分はリフレッシュされても、脳の疲れは残ったままなのです。ゆえに、1人になって脳を休ませられる時間こそが、疲れを取り除くためには必須となります。
また、1人の時間には、「自分で考える習慣がつく」、「改めて人間関係の大切さを実感できる」などの副次効果もあります。つまり、意識的に1人の時間を設けるメリットは大いにある、と言ってよいでしょう。
1人の時間は暇?
そうはいっても「1人で休日を過ごしているのは暇だ」という方もいますよね。
たしかに、貴重な休みに1人で何もせず過ごすのは、なんだか無駄な時間に感じてしまいます。その“無駄”を必要なものだと割り切って受け入れられれば大丈夫ですが、大抵の人は「貴重な休みを浪費してしまった」と、後悔の気持ちが優先してしまうでしょう。
そこでおすすめなのが、1人でもできる趣味を持つこと。1人でもできる趣味を持っていれば、貴重な休みを有効に使いながら、心をリフレッシュさせることができます。
以下では、そういった趣味がないという方に、簡単に始められる趣味をご紹介します。
ランニング
大人の趣味のといえばランニングでしょう。道具もほとんど必要なく、特別どこかへ行く必要もないため、気軽に始められるのが最大のメリットです。
また、体を動かすので、走る爽快感は癖になりやすく、習慣化できれば運動不足解消にも役立ちます。
似たような趣味としては、ロードバイクを使ったツーリングがあります。こちらは道具を揃えるのにお金はかかりますが、ランニングに比べて行動範囲は広いですし、速さも段違いなので、自分から走るのが面倒くさいという人はこちらもオススメです。
ボードゲーム
将棋や囲碁、チェスといったボードゲームは誰もが触れたことがあるのではないでしょうか?
プロの対戦を見ればわかるように、とても奥が深い頭脳戦ですから、これらのゲームが好きな人は趣味にしてみると良いでしょう。 一見、1人でできる趣味と思えませんが、最近ではスマホアプリで簡単に全国のプレイヤーと対戦ができるため、家にいながら腕試しをすることができます。
また、AIの進化も著しく、最高峰のAIはプロ棋士を破るほどですから、対人戦がやりたくない時もCPU相手で楽しむことができます。
創作活動
創作的な活動も熱中しやすい趣味の1つ。代表的なものは、最近流行りのDIYです。
家のインテリアや外構を自作する活動は、昔図工の授業が好きだった人はすぐにハマるでしょう。最近増えてきたDIY専門店には様々な材料があり、目を惹かれること間違いなしです。
また、創作活動は「モノ」の創作に留まりません。 例えば、動画編集で面白い動画を作ってみたり、音楽を編集して自分好みのものにしてみたりするのも一種の創作活動です。最近はフリーソフトも充実していますから、パソコン1つでハイクオリティなものが作れます。完成したらyoutubeなどで公開してみると、継続するモチベーションになるでしょう。
*** 1人でやる趣味が見つかれば、心をリフレッシュさせながら充実した休日を送ることが可能です。日々の仕事をがんばるためにも、自分に合う趣味を探してみてくださいね。
(参考) GOOD RELAXATION|The Amazing Benefits of Spending Time Alone and 6 Good Ideas for Spending Quality Time Alone LIMIA|DIY