やりたいことがあるから少しずつ情報は集めているけれど、なかなか行動には移せていない……。このような経験をしたことはありませんか?

なんだかんだ忙しかったり、踏ん切りがつかなかったりして、できていないということは多いですよね。せっかく情報を集めるところまでやっているのに、とてももったいないことです。

どうしたら情報を集めるだけで終わらず、行動できるようになるのでしょうか? 今回は、すぐに行動できるようになる方法を紹介します。

私たちは本当に望んでいることしかやらない

そもそも、私たちはどうして行動に移すことができないのでしょうか?

答えはとても単純。行動するには大きなエネルギーが必要で、普段はそのエネルギーを用意できないからなのです。

「嫌われる勇気―――自己啓発の源流『アドラー』の教え」の著者・岸見一郎氏によれば、アドラー心理学では「人がやりたいことは必ず行われる」と言われているのだとか。

「その時その人が“善”だと思ったならば、それは必ず行動に繋がる」

(引用元:新刊JP|アドラー心理学から学ぶ「行動力」の磨き方

極端な例ですが、家で火事が起きたら逃げますよね。これは死なないために、逃げる必要があるからです。本当に必要なことであれば、私たちはやる気などなくても行動に起こします。つまり、私たちが行動できないのは、心のどこかで「特別に努力してまでやる必要はない」と考えているからなのです。今まで必要なかった行動を追加するには、努力するための非常に大きなエネルギーが必要であるとも言えますね。

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行動の期限を作る

行動するための作戦は、次の2つが考えられます。

1. 行動せざるを得ない状況を作る
2. 行動するために必要なエネルギーを下げる

では、具体的には何をすれば良いのでしょうか?

行動せざるを得ない状況を作る方法として簡単なのは、行動を行う期限を作ることです。ただし、みなさん経験があると思いますが、予定表のように自分で作った期限は強制力が弱く、あまり効果がありません。上司に「明日までに企画書を仕上げてきます」と宣言するなど、「やっぱりやめた」ができないような期限を作ると良いでしょう

また、誰にでもある期限で、かつどうしようもない期限として「死」を意識すると良いかもしれません。普段、生活をしていて、自分が「明日死ぬかもしれない」と感じる瞬間はほとんどありません。それだけに、自分の死を意識することで、時間を大切にしようという気持ちが湧き起こり、「今日はずっとやりたかった○○をやってみようかな」と、行動しやすくなるはずです

株式会社国際ビジネスブレインの代表取締役である新将命さんは次のように述べています。

「自分に残された時間があとどのくらいあるのか」を頭の片隅にインプットしておくと、時間を大切に使おうという気持ちがだんだんと湧いてくるものです。

(引用元:DIAMOND online|【前編】あなたの「人生の残り時間」は意外に少ない

死を意識するためにまずは、自分の寿命を算出してみてはいかがでしょう。算出するための計算式はこちらです。
人生の残り時間=(平均寿命ー現在の年齢)×365×(24 − 睡眠時間)

“if then planning”を活用する

行動するために必要なエネルギーを下げるための方法として簡単なのは、「~なら○○する」というルールを用意することです。

例えば、仕事にすぐ着手できるようになるためには、「仕事がきたら、5分以内に手を付ける」というルールを作ります。これは、if then planning(イフ・ゼン・プランニング)というメソッドを応用した方法で、「~したら……する」という構文を用いてルールを決めることで、行動を習慣化しやすくなるのだそう。

イフは「もし~したら」、ゼンは「そのときは~」。ゼンの「そのときは~」の「~」に入る内容は、「誘惑に抵抗する望ましい反応(対処)」にします。
想定された誘惑が実際にあった際に、何も考えなくても自動的に自分が行動できる準備をしておくのです。

(引用元:PRESIDENT Online|富裕層は「スマホ」と「コーヒー」に目もくれない

もしも、やりたいことをなかなか始めることができなかったら、「情報を調べたら、調べたことのうち、何かひとつに手を付ける」というルールを作って、手帳などのよく見る場所に書いておくと良いでしょう。

***
情報収集まで行って、行動に移せないのはとてももったいないことです。その際は、期限を作り、「~したら○○する」というルールを作ると行動しやすくなるはず。ぜひ試して、行動に移していきましょう。

(参考)
新刊JP|アドラー心理学から学ぶ「行動力」の磨き方
Newspicks|「5秒ルール」「20秒ルール」「30秒ルール」で人生を変える
PRESIDENT Online|富裕層は「スマホ」と「コーヒー」に目もくれない