誰もが知る偉人たちが、成功のために “絶対にやらなかった” 4つのこと。

松下幸之助や豊臣秀吉、マーク・トウェインにスティーブ・ジョブズなど、誰もが知る偉人たちは、「あんなこと」や「こんなこと」を決してしません。もちろん、一度はそれを行い、失敗したこともあるでしょう。しかし、もう二度としなかったからこそ成功できたのです。「誰もが知る偉業を成し遂げた人物が、決してしない4つのこと」を紹介します。

成功者が決して“しない”こと1:うぬぼれる

パナソニックを創業し、世界的企業へと成長させた松下幸之助はこう言いました。

「けっして失敗を運やツキ、他人のせいにしてはならない。そして成功は自分の力量とうぬぼれないこと」

(引用元:岩松正記(2016),『経営のやってはいけない! 増補最新版』, クロスメディア・パブリッシング.)

過去20年以上にわたり、一流企業に何千人もの専門家を配置したエグゼクティブリクルーターのジャック・ケリー氏によれば、「メンタルの強い人は、ビジネスがうまくいっているときでも決してうぬぼれない」とのこと。

仕事をするうえで、自信を持つことは大切です。しかし、実際以上に自分が優れていると思い込み、得意になってしまうことと、心を強く保ち「自信」を持つことは、一線を画するのです。慢心は、持続的な成功に必要な「好奇心」や「探求心」を薄めてしまうでしょう。

昨日よりもっとよくなるよう今日を必死に生きる人に、到底そんな暇はないはず。つまり、成功者が決してしないのは「うぬぼれる」ということです。

偉人がやらないこと01

成功者が決して“しない”こと2:相手を尊重しない

『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られるアメリカの作家、マーク・トウェインはこう言いました。

夢をバカにする人間から離れなさい。
器の小さい人間ほどケチをつけたがる。
真に器量の大きな人間は、
"できる"と
思わせてくれるものだ。

(引用元:西東社編集部編集(2017),『心に「ガツン」と刺さる! ホンネの金言1240』, 西東社.)

戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・豊臣秀吉も、間違いなく「人たらし」であったといわれています。かつて秀吉の主君だった織田信長は“恐怖”で人を支配しようとしましたが、秀吉の人心掌握術はまったく逆でした。

歴史家で昭和女子大学講師の山岸良二氏によれば、1584年の「小牧・長久手の戦い」で九鬼嘉隆が撃退されてしまったとき、嘉隆が詫びると、秀吉はこう言ったそう。

「あの状況で帰還できたことこそ、何よりの手柄である」

(引用元:東洋経済オンライン|リーダーシップ・教養・資格・スキル|「人たらし」豊臣秀吉のスゴすぎる人心掌握術

戦いに負けたにもかかわらず称えられた嘉隆は、その後、一生を終えるまで秀吉に忠誠を尽くしたのだとか。

成功者は、敵もつくりますが、味方をつくるのも上手です。どんな立場の人であっても、相手を尊重することを忘れません。つまり、成功者が決してしないことは、「相手を尊重しない」ということです。

偉人がやらないこと02

成功者が決して“しない”こと3:本当の自分を認識しない

ITジャーナリスト・ビジネスコンサルタントの竹内一正氏は、著書『スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力』のなかで、スティーブ・ジョブズが先にアップルから追い出されたのは、「自分が思っている自分」と「他人が思っている自分」に振り回されたからだと話します。

竹内氏によれば、人間には3つの自分があるそう。

1つは「自分が思っている自分」。「こうありたい」「こうあるべき」という自分です。たとえば、誰よりも優れている自分でありたいと思えば、他者に対し、そのように自分を大きく見せようとします。

2つめは「他人が思っている自分」。「こう思われているんじゃないか」「バカにされているんじゃないか」「自分だけに好意的なのではないか」などと、他者が自分をどう思っているか気になり、あれこれ勝手に想像しては思い詰めてしまいます。

しかし、これら2つの自分にとらわれていると、現実とのギャップが目の当たりになるたびに一喜一憂したり、不適切な行動をとって失敗したりすることがあります。

何よりも肝心なのは、3つめの「本当の自分」です。ブレることがなく、常に“腑に落ちる”答えを出してくれるでしょう。竹内氏は、スティーブ・ジョブズ氏が「本当の自分」を見つけたことにより成功を手にできたと述べ、こう続けます。

「自分の思っている自分」と「他人が思っている自分」と「本当の自分」という三つの自分を考えると、世間との付き合い方がわかり、やるべきことも見えてくる。

(引用元:竹内一正(2010),『スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力』, PHP研究所.)

つまり、成功者が決してしないことは、本当の自分を認識しない」まま、間違った方向へと進んでしまうことです。本当の自分を認識できないと、焦点がズレていることにも気づけません。

偉人がやらないこと03

成功者が決して“しない”こと4:やり抜かない

イギリスの心理学者・人類遺伝学者のフランシス・ゴルトンが、偉業を成し遂げた人物には「1.稀有な才能」「2.並外れた熱意」「3.努力を継続する力」という3つの特徴があると述べたところ、ゴルトンの従兄にあたる進化論のチャールズ・ダーウィンはこう手紙で反論したそう。

私はつねづね、愚か者でもないかぎり、人間の知的能力にたいした差はない、差があるのは熱意と努力だけだ、と主張してきた。もっとも重要なのはそのふたつだと私は考えている

(引用元:アンジェラ・ダックワース著, 神崎朗子訳(2016)『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』, ダイヤモンド社.)

このエピソードを著書で伝えたペンシルベニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワース氏は、人々が成功して偉業を達成するには、才能よりも「やり抜く力」が重要だと述べています。

どんなに才能があっても、やり抜かなければ「達成」は存在し得ません。「やればできるが、ただやらないだけ」は「できない」と同じ。つまり、成功者が決してしないことは、「やり抜かない」ことです。

***
誰もが知る偉業を成し遂げた人物が、決してしない以下4つのことを説明しました。

  • うぬぼれる
  • 相手を尊重しない
  • 本当の自分を認識しない
  • やり抜かない

これらを“しない”ことで、きっとあなたも成功に近づけるはず!

(参考)
岩松正記(2016),『経営のやってはいけない! 増補最新版』, クロスメディア・パブリッシング.
西東社編集部編集(2017),『心に「ガツン」と刺さる! ホンネの金言1240』, 西東社.
竹内一正(2010),『スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力』, PHP研究所.
アンジェラ・ダックワース著, 神崎朗子訳(2016)『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』, ダイヤモンド社.
Forbes JAPAN|精神が強い人に共通する、成功を収める習慣とは
東洋経済オンライン|「人たらし」豊臣秀吉のスゴすぎる人心掌握術

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