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「いつか海外留学をしてみたい」「いつかフルマラソンに挑戦してみたい」「いつかフランス語を勉強してみたい」
いつか……、と言い続けて達成できていないことはありませんか。新年になり早一か月。お正月に立てた目標に向けて、着々と努力していますか。

今回は、あなたの「いつか」を現実のものにするための3つのコツをご紹介します。
今年こそは「やりたいと思っていたのにできなかった」を無くし、悔いのない一年を送りましょう!

やりたいことを紙に書く

まずは、あなたのやりたいことをどんどん紙に書いていきましょう。頭に思い浮かべるだけでなく、紙に書くというのがポイントです。目標を紙に書くことの重要性については、1979年にハーバード大学で行われた、以下のような興味深い実験があります。

ある教授が、目標の有無について学生に質問をしたところ、学生の84%は目標を持っており、13%は目標を持っているが紙には書いておらず、3%は目標を持ち紙に書いている、という結果が得られました。10年後その教授は、目標の有無について質問をしたのと同じ元学生たちに対し、全員の年収を調査しました。すると、当時目標を持っていた13%の元学生は、目標のなかった84%の元学生の約2倍もの平均年収があり、目標を紙に書いていた3%の元学生は、残り97%の元学生たちの10倍にも及ぶ平均年収があることが分かったのです。

もちろん、この実験結果から安易に「紙に目標を書けばすべてうまくいく」という結論を導くことはできません。しかし、紙に目標を書くという行為は、頭に思い浮かべた目標を言語化し、文字という目に見える形に残すという作業。自分が実際に手を動かして紙に書き起こした目標を、自分の部屋や机など毎日目にする場所に貼っておけば、その目標に自然と意識が向きますから、行動を起こしやすくなるでしょう。

どんな小さなことでも構いませんので、やりたいことを書き出してみましょう。

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三年後までに実現したいことをピックアップする

やりたいことを紙に書き連ねた「やりたいことリスト」の中から、もし仮に三年後にやらずに死んでしまったら後悔することをピックアップしましょう。ここでのカギは「三年後」というところです。

十年とすると、時間が長いので後からでも大丈夫と思ってしまいがちですし、一年とすると、時間がかかるものは除外してしまうので選択肢が狭まってしまいます。そこそこ大きな目標も達成でき、かつ、今すぐ動き出さないと達成できない時期、という意味で、三年後というタイムリミットを設定するのです。

目先のことではなく本当にやりたいこと・大切にしたいものをピックアップしましょう。例えば私は「ヨーロッパに行きたい」「小説家になりたい」「自炊が得意になりたい」という夢(目標)がありますが、「あと三年」と言われたら、ヨーロッパ旅行が最優先になります。時間を限ると、本当に達成したいことが見えてくるわけです。

この方法でやりたいことを絞り込み優先順位をつけたら、その絞り込んだ目標について、一年以内にやるべきこと、この二週間以内にやるべきこと、という順に、やるべきことをどんどん具体化していきます。

私の場合なら、
三年後:ヨーロッパ旅行に行きたい
一年後:15万円貯金する、現地の言葉で挨拶くらいはできるようになっておく
二週間後:家計簿をつけて、節約できるところを見直す。まずはドイツ語会話のテキストを買う
という感じになります。
このように具体的な行動レベルにまで落とし込むと、夢や目標を実現する足掛かりにすることができるのです。

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日々実践し、そして振り返る

そこからは、毎週スケジュール帳を見ながら目標に向かって近づいているかを確認しましょう。前の一週間で実践したことを振り返り、それをもとに次の二週間、一年でやることを決めていきましょう。

三年かけた長期スパンのことなので、他のことで忙しいとだんだんいい加減になってしまうかもしれません。意志が薄れてしまうと達成が困難になってしまいます。そうなる前に、予定を見直す作業を面倒に思わず、毎週続けるようにしましょう。

三年間というとすごく長く、だいぶ先のことだと思うかもしれませんが、たった36か月、150週です。150回振り返りを重ね、やるべきことを着実にこなしていけば、「いつか」と思い続けていた目標に手が届くのです。

***
「いつか」と思っている夢や目標があるあなた、今すぐ紙に目標を書き起こしましょう。そして、三年後の実現に向けて、予定を立てましょう。努力してもしなくても、三年の時は過ぎます。あなたの「いつか」を、今度こそ実現させてくださいね。

(参考)
紫垣 樹郎・小宮 謙一 著(2012),『伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い』,集英社.
『日経ウーマン 2016年2月号』,日経BP出版センター.


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。