仕事中、同僚や上司から何かを尋ねられた時、どのように答えますか?
あるいは質問の内容がよくわからなかった場合、あなたはどうしますか?

わからないことや聞き返すことが恥ずかしいからと適当に答えてしまい、あとになって後悔したという経験はありませんか?
そこで、素直に「わからない」と答えられたり、上手く聞き返せたら楽ですよね。
実は「わからない」という言葉は、最大のリスクヘッジなのです。
今回は、「わからない」という言葉の大切さや質問の上手な返し方を紹介します。

「わからない」は、恥ずかしくない

質問をされた時に、「わかりません」と答えることに勇気がいりますよね。
「わからない」と答えたら、自分が物事を知らない人間のように思われるかもしれませんし、質問してきた相手に負けたような気もします。しかし、そういったプライドは仕事には無用で、「わからないことは恥ずかしい」のではなく、「わからないまま過ぎ去ってしまうこと」が恥ずかしいのです。

海外の議論などでは、「質問をもう一度お願いします」というのはよくあることで、全く恥ずかしいことではありません。
むしろ、もう一度聞くことは、真摯に解答しようとしている姿勢だと思ってもらえます。
わからないことをそのままにしていては議論が深まりません。わからないことを正直に伝えるのは礼儀といえるでしょう。
議論内容の基礎的な知識が不足していて「わからない」というのは「知らない」ことになるので、「わからない」という言葉は適切ではありません。
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質問の聞き返し方

質問をもう一度聞き直したい時、聞き返し方によっては相手や周りの人に不快感を与えてしまう場合があります。
上手な聞き返し方のパターンをいくつか紹介します。

■「ご質問の内容は○○という解釈でよろしいでしょうか?」
質問を自分の言葉に言い換えて聞き返す方法は、相手が言葉を変えたことで議論がかみ合うようになり、話が進みます。

■「ご質問ありがとうございます。正確にお答えしたいので、もう一度質問の内容を教えていただいてもよろしいでしょうか?」
ストレートに聞き返すこともいい方法だといえます。このように丁寧な言葉遣いをすることで、質問にしっかり答えようというこちらの誠意や丁寧さをアピールすることができます。

■「この答えでご納得いただけたでしょうか。不明な点等ございましたらご教授ください」
答えたあとに付け加えることで、質問の答えが見当違いでないかを確認します。また、相手への心象も良くなり、効果的です。

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わからないことは決して恥ずかしいことではなく、“わからないということがわかること”だけでも価値があります。「わからないことを、わからないと伝える」という真摯な態度を大切にして、大きな事故やミスを防いでいきましょう。

(参考)
ITpro by日経コンピュータ|分からないということの大切さ
裴 英洙|10の仕事を1の力でミスなく回す トリアージ仕事術|ダイヤモンド社