普段友人や家族と話すときはスラスラとためらいなく話せるのに、スピーチやプレゼンとなるととたんにあがってしまう……という方は多いのではないでしょうか。また、大勢の前で話すときだけでなく、商談や面接などにおいても緊張してうまく話せないという方も少なくないでしょう。

今回は、そんな苦手意識を取り除くためのコツをご紹介していきます。

人前で話すことが苦手な人のデメリット

人前で話すことが苦手な方は意外と多く、実際に全国の20~60代の男女1,362名を対象に「人前で話すことについて」の調査を実施したところ、49.9%の人が苦手だと回答をしたそうです。

しかし、いくら苦手な人が多いからといって安心してしまってはいけませんよね。人前で話すことが苦手だと、仕事での評価が下がってしまったり活躍の機会が失われたりすることはおろか、職場の歓送迎会や忘年会、同窓会などにおいても、「いつスピーチを振られるか」と身構えてしまってなかなか場を楽しめません。

また、人前で失敗して恥をかいてしまった経験というものは、自尊心を傷つけてしまうでしょう。そして、「話すことが苦手」と逃げ続けてしまうと、どんどん自分に対する自信がなくなってしまいます。

人前で話すことへの不安感が強いと、普段よりパフォーマンスが落ちてしまうという研究もされています。せっかく内容をしっかりと考えていても、強い不安や自信のなさからうまく発揮できないのはもったいないですよね。

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どうしてあがってしまうのか

そもそも、なぜスピーチやプレゼン、面接などの場だとあがってしまうのでしょうか?

まず第一に、人前で話す練習をしていないということが挙げられます。一般的な日本の学校において、プレゼンの練習をするという機会はなかなかありません。そのため、人前で話すことに慣れていないのです。このように、練習をしていないものはなかなか上達しませんし、成功体験もないので自信をもって話すことができなくなってしまうのです。

第二に、自分のスピーチに対するハードルを上げすぎてしまっているということが挙げられます。そのため、「うまくやり遂げなければならない」という強迫観念にかられて、余計に緊張してしまうのです。

また、過去の失敗を思い出してしまい、どうしても体が固まってあがってしまう、という場合もあります。そうなると、さらに次も失敗しやすくなる……という負のスパイラルに陥ってしまうのです。

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人前で上がらずに話すコツ

では、ここからは人前であがらずに話すコツをいくつかご紹介していきます。

1. 人の視線に慣れる

自分に向けられた人からの視線は、普段話すときはあまり意識しませんよね。しかし、人前に立って話すとなると、必然的に人の視線を受けることとなります。こればかりは慣れが必要なので、人前に出て視線を浴びる練習が必要です。まずは手始めに、家族や親しい友人の前でスピーチをするなどして慣らしていきましょう。

2. 自信をつける

スピーチをするときの「自信のなさ」は大きな敵です。自分が何に対して自信がないのかを把握して、自信のなさの元を解決していきましょう

例えば、見た目に自信がなくて人前に立ちたくない、というのであれば、その見た目をより自信のもてるものに改善するのです。スーツをぴしっと着たり、シャツにしっかりアイロンをかけたりと、できる範囲で行動を起こしてみましょう。

もし話している内容が正しいのか自信がないのなら、確信をもって正しい、と言える裏付けをもって話しましょう。例えば、スピーチを練るときにきちんとした根拠を書籍などの文献で調べておくと、内容に自信を持って話すことができます。

思わぬアクシデントに対応できるか自信がないのなら、どんなアクシデントにも対応できるよう、あらかじめあらゆる想定をしておくことをおすすめします。こう質問されたらこのように返す、図を出し忘れたときはあとでタイミングを見て出す、などと想定しておくのです。

このように、ひとつひとつ自信をつけていくことで堂々と人前に立つことができるはずです。

3.「人前で話をするのが苦手」というセルフイメージを捨てる

「自分は人前で話すのが苦手だ。あがり症だ」と思い込んでいる人は、自分自身にそのようなセルフイメージを植えつけているのではないでしょうか。その言葉を捨てる、もしくはうまくいく言葉に変化させることによって、どんどん理想に近づいていきます。

人の脳は言葉に左右されます。「緊張しないようにしよう」「あがらないようにしよう」「間違えないようにしよう」などの言葉はいっさい捨ててしまいましょう。「緊張」「あがる」などのネガティブな言葉を入れた時点でその言葉は脳に意識されてしまいます。「人前で話すのは楽しい!」「気持ちよく話をする!」など、ポジティブなイメージを植えつけていきましょう。まずは、身近な人に自分の好きなものをプレゼンする練習からしていくとよいですね。

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よほど場数を踏んでいない限り、人前で話すことは誰でも緊張をともなうものです。その緊張の度合いを少しでもやわらげ、自分に自信をつけるためにも、人前で話すことにポジティブなイメージを持つことが大切なのですね。

(参考)
excite.ニュース|若者の半数以上が「人前で話すのが苦手」なかには過呼吸になりかける人まで
DIAMOND Online|人前で話すのがラクになる! 5つの魔法
Talk is Design|人前で話すのが苦手な人へ!元テレビキャスター直伝の緊張しない方法
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