勉強がなかなか捗らずに困ることってありますよね。 やってもやっても終わらないのならまだしも、ただ単にやる気が出なかったり、効率が悪すぎてはかどらないのは、気分も落ち込んでしまい、ほんとうに最悪。 そんなあなたに贈る、私が受験生時代にやめた3つの習慣です。
スケジュールをきつめにたてることをやめる
受験勉強を始めたころ、スケジュールをきつめに立てるようにしていました。300ページの問題集であれば、10ページずつ30日で終わらせる計画です。さらに、それが終わればもうその翌日からは別の参考書を1日20ページすすめようと考えていたのです。
うまくいっているときはこれでも良いのですが、いつもそううまくいくとは限りません。難しい問題につまづいたり、体調を崩したりして出来ない日があると一気に計画は総崩れ。無理をしすぎた結果、結果として効率を落とすことになってしまっていました。
焦る気持ちは痛いほどよくわかりますが、それでも、少し余裕を持った計画が最終的にはもっとも効率が良いもの。あらかじめ予定をいれない日を作っておくくらいの計画がベストです。
週刊漫画を買うことをやめる
高校生のころ、週刊漫画雑誌を愛読していましたが、それをきっぱりやめました。 たった週に1回のお楽しみ、それくらいやめなくっても……。と思うかもしれませんが、あれは思っている以上に時間をとってしまうのです。朝に最寄りのコンビニで購入してから、なんとなくダラダラと興味がないものまで惰性で読んでしまい、気がつくと3時間が経っていた! などということはよくある話。授業中にも続きを気にして集中できなかったりと、あまり良いことはありません。 「この時間(週3時間=月12時間)と、このお金(週300円=1200円)があれば、何が出来るだろう」と考えた結果、雑誌を買うことをやめました。
週刊漫画を読むことは、毎週わくわくしてとても楽しいこと。でも、仕事での勝負の一年や、受験前の1年など、時と場合によってはいちどストップしてみるべきです。
流行を気にすることをやめる
おしゃれな女子や男子の中には絶えず流行を気にしている方もいるでしょう。 かくいう私も高校時代はそういうタイプでした。でも、高校三年生の1年間は流行を気にするのをやめました。洋服だけに限らず、流行のスイーツ、スポット、音楽情報も同様です。 洋服も、色々と選ぶとなると時間もかかるし「こんな服とコーディネートしたいな、今度買いに行こう」と、時間やお金を消費する方にばかり気が向きます。
そこで、洋服を着て出かける時はスタンダードな基本パターンを決めておいたり(そもそも普段は制服なので、あまり気にする必要はありませんでしたが)、朝の情報番組も聞き流す程度にしたら思っていた以上に、毎日勉強に専念することができました。情報の断捨離ですね。
流行を常に気にしたり毎日あれやこれやと洋服で頭を悩ませることは、脳を消耗させてしまいます。外界の情報に惑わされることなくなるべく毎日同じように過ごした結果、自分の気持ちを勉強や仕事に向けて大事なことだけに集中できるようになりました。
*** いかがでしたか。色々なものをそぎ落としていくと、味気なく感じるかもしれません。しかし一年、長ければ半年だけでも外界からの情報をシャットダウンしてみることによって、大事なことに専念できるだけでなく、流行に流されて見えなかった自分の本質に気付かせてくれるかもしれませんよ。