結果を出せない人が陥る「頑張りすぎる」というワナ。“残念な努力” を変える4つのヒント。

結果が出ないのは「頑張っている」せい01

仕事や勉強をせいいっぱい頑張っているのに、思うように結果が出なかったら、焦りやイライラが募りますよね。今の状態が続いたら、ますます自信が持てなくなりますし、将来に対する不安が先走りしてしまうかもしれません。「努力しているのに結果が出ない」という人は、一度歩みを止めて、今のやり方や考え方を見直すと良いでしょう。

たとえば、結果を出している人の多くは、そもそも頑張ることをしないといいます。「結果を出している人は頑張らない」という視点には、どのような意味が込められているのでしょうか?

結果が出ずに苦しんでいる人のために、成功者による4つの新たな視点をお届けします

1. 「結果が出ない時期=伸びている時期」ととらえる

仕事でも勉強でも、何の壁もなく目標に到達できる人はいません。『本物の勉強法』の著者である白川敬裕氏は、壁にぶつかるのはむしろ「伸びている証拠」だと述べます。

多くの人が、壁の前で進みあぐねます。「これだけ勉強しても結果が出ないのだから、そもそも自分は勉強ができないんだ」と悲観して、歩みを止めてしまいます。でも、「壁に当たる(失敗する)というのは伸びている証拠」なのです。

(引用元:ダイヤモンド・オンライン|「勉強しても結果が出ない時期」を乗り越える「勉強の2次曲線」を理解!

思うように結果が出ないと悩む人の多くは、壁を越えた先に成果が待っている、もう手が届くところまで来ている……ということが多いのだそう。あなたの状況も、まさに「成果はすぐそこ」なのかもしれません。にもかかわらず、焦りやイライラによってやる気を奪われ、目標到達を諦めるのはもったいないですね。

白川氏によると、とりわけ勉強においては、停滞状態から成長につながる2次曲線(勉強の2次曲線)があるのだそう。たとえば、語学を学び始めて最初の2~3か月にほとんど上達を感じないというケースも、「勉強の2次曲線」にあたるとのこと。もっと勉強を続けれていれば上達するのに「結果が出る前にあきらめる」ことこそ、結果が出ない最大の原因だと、白川氏は述べます。

「もうダメかもしれない」と思ったら、上昇カーブはすぐそこ。

(引用元:同上)

今の苦しい状況を悲観しないよう、まずは前向きな視点を取り入れましょう。

結果が出ないのは「頑張っている」せい02

2. 結果を出すために「頑張る」という前提が、そもそも間違い

結果を出すことに成功した人の多くは、「自分は頑張ってはいない」と言います

クリエイティブディレクターで『ざんねんな努力』などの著者である川下和彦氏によれば、ずばり、結果が出ないのは頑張っているからだと述べます。なぜならば、頑張ることは意志の力を消耗してしまうから。一時的には努力を継続できても、長くは続けられないのです。

イタリアのサッカーチーム・ACミランで働くメディカルトレーナーの遠藤友則氏も、「頑張らない」ことの重要性を述べるひとり。超一流のチームで多くのアスリートを見てきた遠藤氏は、結果を出す人は、頑張らない代わりに「焦らず。毎日コツコツ」続けることを大切にしていると気づいたそうです。

たとえば、2003~2004年シーズンのヨーロッパ年間最優秀選手に選出されたアンドリー・シェフチェンコ氏は、試合前後の5分間ストレッチを欠かさずにやり通したとのこと。たったこれだけのこと……と思う人もいるかもしれませんが、彼以外の選手で毎回のストレッチをやり通せた人はいなかったのだそうです。

敵チームのみならず、チームメイトとの争いにも勝たなくてはならないプロスポーツ選手。当然ながら、思うように結果が出ないことは多々あります。そこで結果に振り回されて、体を壊しかねない努力をしたり、大きくやり方を変えたりする人は失敗するのだそう。結果が出ない焦りに振り回されないかどうかが、成功失敗の分かれ目となるのです。

超一流になれる選手は違います。彼らは絶対に「今はダメだ」「自分が間違っている」とは考えません。なぜなら「もっと努力しなければダメだ」は、これまでの自分を否定することになるからです。彼らは、結果に振り回されて、ペースを乱すよりも、継続することを大切にしているのです。

(引用元:東洋経済オンライン|超一流は、結果が出なくても「頑張らない」) 

小さなことは頑張らなくても続けられます。そして、継続すれば結果につなげることができる……頑張らずに続けることの重要性に気付けた人が成功者になれるのですね。

結果が出ないのは「頑張っている」せい03

3. 結果を出したい「目的」は何なのかを明確にすべし 

結果が出ず、焦りやイライラが溜まっているときは、一息ついて自分を客観視するのもひとつの手です。仕事や勉強のやり方で改良できる点はないか見直すときは、まず最終的な目的(結論)は何なのかを明確にしましょう

『最高の結果を出すKPIマネジメント』などの著者である中尾隆一郎氏は、まず目的を明確にする人を「後ろから考える」タイプと呼びます。一見遠回りに見えるかもしれませんが、目的から考えるほうが適切な手段を選べるので、結果に結びつきやすいのだそうです。

逆に、データ分析を頼まれていきなり数字の計算を始める人は、「前からやる」タイプです。「前からやる」人は、そもそも何のために分析するのかという目的が明確になっていないため、アクションの早さの割に成果を得にくいのだそう。動いてから考えるので、作業を始めてから不足に気付いたり、無駄な作業をしてしまったりすることが多いのです。

結果、非効率な仕事になり、時間がかかります。これが「一生懸命なのに要領が悪い」「がんばっているのに成果が出ない」人の典型的な原因なのです。

(引用元:BUSINESS INSIDER JAPAN|努力しても成果がでない人はここに無駄がある——成果を出す人は「後ろから」考える

一方で、「後ろから考える」タイプは、そもそもなぜ分析が必要なのかということから考えます。そして、目的に対して「こうすればいいのでは」という仮説を立ててから作業に入るのです。したがって、作業がスムーズに進み、ミスも出にくいとのこと。

仕事に先走りは禁物です。はじめに少し時間をとり、目的やゴールを丁寧に再確認したほうが、かえって近道となる可能性が高いですよ。

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4. タイムリミットを設けて “質の悪い努力” を排除する

「遅くまで一生懸命努力しているのに、成果が出ない」「周りの倍は頑張っているのに、なかなか報われない」という人は悪い努力ばかりしていると、LIXILグループ取締役の山梨広一氏は指摘します。

たとえば、深夜になっても仕事が終わっていないからとにかく終わるまで働くという人は、悪い努力が原因で結果が出ていないとのこと。山梨氏によれば、悪い努力を排除する最も手っ取り早い手段は「タイムリミットを決めておく」ことなのだそう。

「どんなに仕事が残っていても、20時になったら帰る」など、先にお尻を決めておき、それに合わせて動く。

(引用元:リクナビNEXTジャーナル|【頑張っているのに成果が出ない人へ】限られた時間の中で生産性が劇的に上がる「いい努力」のススメ

タイムリミットを決めると、時間内に仕事を終わらせるためにはどうすればいいかを自然と考えるようになります。タイムリミットを定めて目的を達成するための「時間軸」を捉えられるようになると、作業の質が上がるので、結果に結びつきやすくなるのです。

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思うように結果が出ない時期はとてもつらいですが、成果が出ないからといって今まで続けてきたことをやめるのは、最も残念な選択です。成果が得られる瞬間はもうすぐそこまで来ていると信じて、自分の背中をそっと押してみましょう。

文 / かのえかな

(参考)
ダイヤモンド・オンライン|「勉強しても結果が出ない時期」を乗り越える「勉強の2次曲線」を理解!
ダイヤモンド・オンライン|頑張っても結果が出ない人に共通する「ざんねんな努力」とは
東洋経済オンライン|超一流は、結果が出なくても「頑張らない」 
BUSINESS INSIDER JAPAN|努力しても成果がでない人はここに無駄がある——成果を出す人は「後ろから」考える
リクナビNEXTジャーナル|【頑張っているのに成果が出ない人へ】限られた時間の中で生産性が劇的に上がる「いい努力」のススメ

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