まじめなのに評価されない人の「◯◯下手」4パターン。上司はあなたの “ここ” を見ている!

まじめなのに評価されない人の4つの特徴01

毎日まじめに頑張っているのに、なぜか会社で評価されない。そんなあなたに足りていないのは、知識や技術などのテクニカルスキルではなく、心がけや姿勢といったビジネスマインドなのかもしれません。この記事で紹介する4つの「○○下手」を解消して、優れたビジネスパーソンとして認められることを目指しましょう。

1. 自分に求められていることを理解していない「察し下手」

遅刻をしない。言われた作業をきちんとこなす。そんなまじめな行動も、周囲から求められる行動と違っていれば、会社での評価にはつながらないものです。

マウスコンピューターで有名な株式会社MCJの取締役社長で『非学歴エリート』の著者・安井元康氏は、まじめに仕事をしているのに評価されないことで悩んでいるなら、自分の頑張りや仕事の仕方が、周囲の期待に合致しているかを知るべきだと言います。

たとえば、会社はあなたに営業成績を求めているのに、遅刻をせず作業をきちんとこなしたとしても、成績を出せていなければあなたは評価されません。いくら自分なりに頑張っても、「この人、まじめだけどちょっとね……」と言われて終わってしまうのです。

安井氏によれば、評価される人になるには「仕事」と「振る舞い」の両面で自分に何が求められているかを察することが必要です。「仕事」とはもちろん結果のこと。「振る舞い」とは、周囲に気を配り、よい人間関係を構築するための行動です。

察することができるようになる振る舞いの一例として、 総合人材サービス業の株式会社ヒューマントラストが挙げるのは「報連相を欠かさない」こと。普段から周囲とコミュニケーションをとらず、チーム内の状況や問題を察しようとしない人は、円滑に協力し合えないという点で評価されにくくなります。自分は「察し下手」かもしれないと気づいたあなた、ぜひ今日から行動を改めましょう。

まじめなのに評価されない人の4つの特徴02

2. 仕事はできても印象が悪い「雰囲気づくり下手」

仕事はきっちりこなして成果も出しているが、正直言って余裕はない。そんなタイプのまじめなあなたは、周囲によい印象を与える雰囲気づくりをしたほうがいいかもしれません。

マイクロソフトアジア太平洋地区本部長で、海外での仕事経験が長い岡田兵吾氏によると、グローバル社会では、人材の評価には仕事の出来不出来だけでなく、その人の印象が強く反映されるのだそう。たとえば、仕事ができてもイライラしていたり話しかけにくい雰囲気をまとっていたりするような「印象の悪い人」は、高く評価されません。

逆に、「印象のよい人」は、仕事の成果にかかわらず評価されやすいそう。成果を出すための地道な努力はもちろん大事ではあるものの、社内で高い評価を得るには「仕事ができそうな雰囲気を身につける」という近道もあると岡田氏は言います。「この人は仕事ができそうだし、会社に貢献していそうだ」という印象そのものが、評価のボーナス点になるのだとか。

岡田氏によれば、そんな印象を身につけるには「ゆとり」が重要だそうです。同期が必死に焦りながら仕事しているとき、自分は笑顔で仕事をやり遂げる。このように、表情ひとつで仕事ができそうな雰囲気はつくれると言います。

加えて、自分より少し上のポジションを意識し、背伸びして振る舞うことも効果的だとのこと。岡田氏いわく、人の評価は自分が目標とするレベルよりも少し下がる傾向にあるので、たとえリーダーではない人でも “リーダー然” として振る舞うことが、高い評価につながるそうです。

このようにして「ゆとり」をまとい「仕事ができる雰囲気」をつくることは、自分本来の実力を上げるきっかけになると岡田氏は言います。印象を改革することで、あとから中身の成長がついてくるのだとか。ぜひ意識したいものですね。

まじめなのに評価されない人の4つの特徴03

3. 上司の期待を裏切ってしまう「期待値コントロール下手」

まじめに仕事に取り組んだが、上司と合意した目標を達成できなかった。このような場合も、評価されにくくなります。優勝を期待した選手が2位になったときになぜかがっかりしてしまう――これと同じことが、仕事にも言えるのです。

人材紹介などを行なうアトワジャパン株式会社取締役の江田泰高氏は、会社や上司からの期待値を上回らなければ、たとえ頑張ったとしても評価はされないと言います。そうなることを防ぐには、売上目標額、納期、仕事の完成件数などの目標値について、現実的で適切なレベルで上司と合意するといいそうです。アグレッシブな目標を設定すると、達成できず評価が下がりかねません。

また、できそうもない仕事を「できます」と言って引き受けることも避けるべき。著書などで日本人の働き方に関する意見を発信する日野瑛太郎氏は、一度「できます」と言った仕事をあとになってから「できませんでした」と言うのは、相手の期待を大きく裏切るという点で最悪の行動だと言い切ります。

もしも期限に不安のある仕事を上司から指示されたら、正直にそのことを伝え、「〇日までならできそうです」というように達成可能なレベルにまで相手の期待値を下げましょう。そうして合意した目標を確実にクリアすれば、上司の期待を超えたことになり評価につながります。できると宣言したことを確実にこなす。これが評価されるためには重要なのですね。

まじめなのに評価されない人の4つの特徴04

4. 堅苦しすぎて力を抜けない「切り替え下手」

常にまじめに真剣に仕事をしているあなたの表情は、硬くこわばり笑顔が消えてはいないでしょうか? 「あの人、まじめでいいんだけど、どこか付き合いにくいなぁ」と思われて、距離を置かれているかもしれません。

じつは、まじめでありつつも堅苦しくない人柄であるほうが、職場では好ましく評価されるようです。2016年に株式会社マイナビが、職場で好かれる人の特徴について行なったアンケートによると、笑顔で明るい人が絶対的に好まれていたそうです。ほかには、おおらかで人当たりがよい仕事ができるうえに余裕があるなどの特徴も挙げられたとか。まさに、上で紹介した「雰囲気がよい人」や「ゆとりがある人」は、職場で好評だとわかります。

また、働き方について意見を発信し転職支援なども手がける桐谷ヨウ氏は、あらゆる場面でまじめであるよりも、時にはまじめさをゆるめる勇気をもつべきだと述べます。それはたとえば、勉強会では誰よりも積極的に質問したり勉強したりとまじめそのものだが、普段は冗談を言ってよく笑う、といったようなこと。肝心な場面では真剣な姿勢を見せつつも、適度に堅苦しさを抜く。そんな切り替え上手になることが、好かれる人になるポイントなのかもしれません。

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お伝えしたことをまとめるとこうなります。

まじめなのに評価されない人の4つの特徴05

ただまじめに仕事をこなすだけでなく、周囲とよい関係を築くことが評価されるための条件だとわかりました。4つの「○○下手」のうち1つでも当てはまる人は、さっそく今日から行動を改善し、より評価されるビジネスパーソンになっていきましょう。

(参考)
東洋経済オンライン|「まじめなのに評価されない人」がやるべきこと
ヒューマントラスト|出世しやすく認められるのは上司の気持ちがわかる人
ダイヤモンド・オンライン|会社で評価されない人が気づくべき「印象の意外な決まり方」
幻冬舎ゴールドオンライン|「だから何?」...会社で「低評価」を受ける人の致命的な特徴
サイボウズ式|期待値コントロールの技術
マイナビニュース|職場で好かれる人の特徴
サイボウズ式|「マジメだけど評価されない」「いい加減だけど評価される」人たちに学ぶ、マジメさの正体

【ライタープロフィール】
渡部泰弘
大阪桐蔭高校出身。テンプル大学で経済学を専攻。外出時は常にPodcastとradikoを愛用するヘビーリスナー。

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