「ビジネス心理検定」って知ってる? ビジネスを加速する、心理の学び方。

「流通業は、心理学である」。これはセブン&アイ・ホールディングスのCEOである鈴木敏文氏の言葉です。今やビジネスの場面で勝ち抜くためには、経営学だけではなく心理学を学ぶことも大切になってきています。ビジネス心理学を学んで、明日から周りと1歩差をつけてみませんか。

 

ビジネス心理って?

 

突然ですが、自分の就業体験を思い浮かべてみてください。バイトでも正規の仕事でも、なければ家の仕事や家事を手伝った経験でも構いません。

その時、忙しさや心の余裕のなさから、自分勝手なコミュニケーションをとったり相手の気持ちを無視した仕事をしてしまったりして、怒られた経験はありませんか。ビジネス心理学とは、そういった場面で、どうすれば相手の気持ちに寄り添えたのか、なぜそれができなかったのかなど、心理学上の様々な角度からビジネスにおける問題を捉えなおし、効果的なアプローチを考えるものです。

また、誰でも、新しく仕事に取り掛かるうえでは、より創造的な取り組みや効率的・効果的なやり方を発見したいと思うでしょう。これには人間の潜在意識が関係してきます。

人間の意識は、潜在意識が97%、意識が3%と言われています。潜在意識のほうがパワーも影響力も強く、これを上手に活用できている人が結果を出せているのだといいます。この潜在意識をうまく引き出して活用する術を学ぶのも、ビジネス心理学の一つです。

ビジネス心理学を学べば、仕事のやり方やビジネスマンとしての心の在り方が変わるだけでなく、人生・仕事・日常での成果までもが変わるのです。このビジネス心理学は、普段ビジネスの場面に身を置く人はもちろんのこと、そうでない人でも学んでみる意味があると言えるのではないでしょうか。

 

具体的なビジネス心理学の例

 

では、ビジネス心理学で扱われる具体的な事例を見てみることにしましょう。

例えば「アンカー」と言われるもの。これは、ある条件を記憶させ、条件反射を意図的に形成すること。以下のパブロフの犬の実験で有名ですね。

まず彼(=パブロフという医学者)は、犬の頬に手術で管を通し、唾液の分泌量を数値で測定できるようにしました。次に 「ベルを鳴らしてからエサを与える」というセットを繰り返し、犬の唾液分泌量を測定しました。その結果、彼の予測どおり、犬はベルを鳴らしただけで唾液を出すようになったといいます。

(引用元:子犬のへや|パブロフの犬

このように、心で感じる状態と五感で感じる情報とを結びつけて記憶させておけば、本来には無意識のものである条件反射を、五感の情報を与えてやることで意識的に引き出せるようになります。

これをビジネスに応用するとどうなるでしょうか。

例えば、今までに物事がうまく行ったときや何かに勝利したときのことを思い浮かべます。次にカギ刺激(五感への刺激。今回は手の甲をつまむというものにしましょう)を決め、その行動をとります。これで、そのうまくいったときの感情と五感とが結びついたはずなので、今度は全く関係ないことを考えてから手の甲をつまんでみます。そこで最初に思いうかべた感情が浮かんでくれば成功ですし、浮かんでこなければ何度かこれを繰り返します。

これが身につけば、例えば訪問販売前に手の甲をつまむだけで、自分の気持ちを十分に高めて臨むことができるようになり、自分のメンタルコントロールに役立ちます。ひいては、お客様にもいい気持ちで商品を買ってもらいやすくなるでしょう。

 

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ビジネス心理検定

 

ビジネス心理学が有用そうなのはわかっても、勉強するきっかけがないとなかなか取り組みにくいもの。期限や目標がないと、ついつい先延ばしにしてしまいますよね。そこで、ビジネス心理を勉強する目標の1つとして、「ビジネス心理検定」(日本ビジネス心理学会主催)を紹介します。

検定試験の問題には、例えば次のようなものがあります。

 高校生200人をABCの三つのグループに分け、それぞれに虫歯と口腔衛生についてスライドやテープを使った講義を しました。Aグループには歯の不衛生から起こる虫歯や歯槽膿漏の話、そしてそのままにしておくと癌や失明までも引き起こすという内容です。一方、Bグループはあまり不安を与えない普通の虫歯の説明という内容で、Cグループは、公衆衛生の具体的な解説や治療法の内容です。 講義の直後、虫歯に対して最も不安が大きかったのは予想どおりAグループだったのですが、その一週間後に調査したところ、歯医者に行くなどの対策を講じていた人の割合は、Cグループがいちばん高く、Aグループがいちばん低かったのです。 ●問い1:上記の実験で歯医者に行く行動の低かったAグループの原因について説明しなさい。

(引用元:ビジネス心理検定|ビジネス心理検定上級試験問題例

このような心理を学べば、早速翌日から、販売戦略等を考える上で非常に役に立ちそうですよね。

上の例は上級問題ですが、これを見て難しそうだと思った場合でも、初級の試験であれば4択問題で非常に解答・勉強しやすくなっています。オンライン講座や専用の参考書も出ており、学習環境も整っていますよ。是非是非トライしてみてくださいね。

 

(参考) ビジネス心理学|ビジネスに役立つ心理学! ビジネス心理学を学ぶ!?|ビジネスマンとして、最も創造的な時間をつくる 子犬のへや|パブロフの犬 NLP心理学@研究所|アンカー 日本ビジネス心理学会主催 ビジネス心理検定

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