脳汁出まくり! 紙とペンだけの頭脳ゲーム「P&P」がアツい!

脳汁出まくり! 紙とペンだけの頭脳ゲーム「P&P」がアツい!

「ゲームで遊ぶ」といえば、スマートフォンやNintendo Switchなど、電子機器を使うことが多いですよね。しかし、紙とペンだけで遊ぶゲームも楽しく、想像力や思考力を養うことができます。

これから紹介する「P&P(Paper and pen)」は、紙とペンだけで遊ぶ頭脳ゲーム。大人から子どもまで楽しめますよ。

この記事では、2人でプレイするP&Pのルールと遊び方を解説します。あなたの生活に新しい刺激をもたらすかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。

おすすめ頭脳ゲーム1:ヒットアンドブロー

「ヒットアンドブロー」は、それぞれのプレイヤーが3ケタの数字を思い浮かべ、相手の数字を予想し合うゲームです。

プレイヤーは1ターンに1度、相手の数字を推測します。相手プレイヤーは、予想された数字と正解を照らし合わせ、

ヒット:位置が同じ数字
ブロー:位置が異なる数字

の数を答えます。たとえば……

【正解が492の場合】

A:935
B:0ヒット1ブロー

A:293
B:1ヒット1ブロー

A:491
B:2ヒット0ブロー

ヒットとブローの数を参考に、正解に近づいていきましょう。交互に推測し合い、「3ヒット」になれば勝ちです。

「0ヒット0ブロー」が続いて長引くかもしれませんし、1回で終わるかもしれない頭脳ゲームです。ルールは単純ですが、推測と分析を繰り返すことで、論理的思考力や推理力を養うことができます。

「ヒット」と「ブロー」の数え方

おすすめ頭脳ゲーム2:ドットアンドボックス

「ドットアンドボックス」は、経験のある人も多いはず。木の枝や指を使って地面に書くこともできます。

【ドットアンドボックスの遊び方】

  1. 3×3の点を書く。もっと数が多くてもオーケー
  2. プレイヤーは交互に、点と点を結ぶ線を引く
  3. 正方形が完成したら、自分の陣地になる。もう1本線を引ける
  4. 線を引き終わったとき、陣地が大きいプレイヤーの勝ち

陣地を得るには、4本の線すべてを自分で引く必要はありません。4本中3本が相手の線でも、最後の1本を引きさえすれば、自分の陣地にできるのです。

ポイントは、陣地を獲得したらもう1本線を書けること。「リーチ」の状態をたくさんつくってから正方形を完成させれば、次々に陣地を増やせます。

縦横に線を引くことで、空間把握力や計画力を養うことができます。ぜひ友人や家族と遊んでみてください。

ドットアンドボックスのゲームが終わったところ

おすすめ頭脳ゲーム3:バトルシップ

「バトルシップ」はかなり複雑な頭脳ゲームです。プレイヤーはそれぞれ紙を用意し、以下のような「海戦図」をペンで書きます。

「バトルシップ」のゲームの海戦図

次に、3種類の軍艦を1隻ずつ配置しましょう。船が移動するたびに書き直すので、鉛筆かシャープペンシルを使ってください。

  1. 戦艦(B: Battle ship)
  2. 巡洋艦(C: Cruiser)
  3. 潜水艦(S:Submarine)

この配置図は相手に見せません。ゲームを開始すると、ターンごとに「攻撃」か「移動」を行ないます

攻撃

攻撃のターンでは、自分のいる1マスと、その周囲8マスから1マスを選び、攻撃を宣言します。以下の画像は攻撃可能範囲です。

「バトルシップ」のゲームで攻撃できる範囲

相手は次のように答えます。

  1. 攻撃されたマスに自分の艦がある→「◯◯艦に命中
  2. 攻撃されたマスの周囲8マスに自分の艦がある→「〇〇艦が水しぶきを観測
  3. それ以外→「異常なし

移動

移動のターンでは、艦の名前と移動方向、移動距離を宣言します。

駆逐艦が北に3マス移動

移動のルールは次のとおりです。

  • 何マスでも移動できる
  • 1ターンに移動できるのは1つの艦のみ
  • 直進しかできない
  • 自分の艦がいるマスには移動できない
  • 自分の艦を飛び越えた先のマスへは移動可能

以下の画像は、潜水艦(S)の移動可能範囲です。

「バトルシップ」のゲームで移動できる範囲

軍艦には、それぞれ「耐久力」があります。耐久力は、軍艦の種類によって異なります。

戦艦:3
巡洋艦:2
潜水艦:1

攻撃が命中すると、耐久力が1減ります。0になったら「撃沈」です。

攻撃と移動を繰り返し、相手の艦をすべて撃沈させたら勝ち。昔から人気の頭脳ゲームなので、上の世代とも遊べるはずです。

***
P&Pは、単純なルールでありながら、奥深い戦略やアイデアが求められるゲームです。紙とペンだけで遊べる手軽さはもちろん、相手との頭脳戦が何よりの魅力です。

ぜひ、この記事で紹介したルールを試してみて、自分なりの戦略やアイデアを練ってみてください。きっと、新たな発見や楽しみがあるはずです。

【ライタープロフィール】
STUDY HACKER 編集部
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