ビル・ゲイツやカルロス・スリム、ウォーレン・バフェットなど、世界で三本の指に入るほどの大金持ちの名前を知らない人は少ないと思います。彼らはそんな巨万の富をどのように築いたのでしょうか。彼らと言えど、生まれつき金持ちだったのではなく、積み重なった日々の努力が現在の地位に至らしめたのです。
そこで今回は、一般人はやっておらず金持ちのほとんどが実践している日々の習慣を紹介します。 ※2015年の国税庁の「民間給与実態統計」では、男性の平均年収は511万円、女性は272万円とされています。こちらを参考に年収2000万以上が金持ち、年収360万以下を一般人と当記事では定義しています。
やることリストの作成
金持ち……81% 一般人……9% 金持ちの8割がやっているのが「やることリスト」の作成です。 STUDY HACKERでもやることリストの重要性を紹介しました。 →効率アップには準備がマスト! 勉強用「やることリスト」の作り方
実際にリスト化することで自分が今何をすべきなのか瞬時に把握し、目的までの最短距離を進むことが可能になります。むしろやることリストを作らない人は成功できないと言っても良いくらい重要な習慣といえるでしょう。
毎日30分以上の読書
金持ち……88% 一般人……2% 驚くべきことに、金持ちの9割近くが日々読書の習慣を持っています。対する一般人の98%、つまりほぼ全員が毎日読書をしていません。読書をしたから金持ちになるというわけではありませんが、金持ちの9割が読書をしている事実は一考に値します。
日々の読書がいかに大切かがわかりますね。 →やっぱり読書はメリットだらけ。改めて、本を読むことを考えてみた
週4日以上の有酸素運動
金持ち……76% 一般人……23% 運動が人間の記憶や閃きの能力に良い影響を与えることは、STUDY HACKERでも再三強調してきました。 →運動すれば出世する? 脳と筋肉の不思議な関係 脳の容積の拡大であったり記憶量の上昇、加えてストレス発散やうつ病予防、高齢者にとっては認知症予防にもなります。生活の中に運動を取り込み、常に脳がフレッシュな状態で物事に取り込みたいところです。
1日1時間以内のテレビ視聴
金持ち……62% 一般人……23% 意外だったのが金持ちがあまりテレビを見ないという点です。確かに必要最低限の情報は新聞やインターネットがあれば手に入るので、ニュースでさえも見る必要がないのかもしれません。 また興味深い数字として、ニュースやバラエティ番組などの現実的なテレビを見ている金持ちは5%程度しかおらず、大半がフィクションを視聴しているようです。 対する一般人は、77%の人が現実的なテレビを見ています。
大半の金持ちが自らが財を築いた
フォーブズの億万長者番付にランク入りした400名のアメリカ人のうち、68%が自らビジネスを作り上げて一代で成功しています。先祖の偉業を継いで金持ちとなった人はあまりいません。そんな彼らの大半が上述したような習慣を持っているのですが、これらがいかに人生に影響を及ぼすのかわかりますね。
ちなみに、良い習慣が将来の成功の元だと信じている人は、金持ちが86%、一般人がたったの5%と驚きの結果が現れています。
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これを実践すれば将来成功できる! なんてものは存在しません。ただ成功している人たちの大半が実行していることは存在します。仮に成功しなくとも、取り入れたら日常が良い方向に様変わりする習慣だらけなので、ぜひ参考にして意味てはいかがでしょうか。 <参考> Forbes|The World’s Billionaires Thomas C. Corley (2010), Rich Habits - The Daily Success Habits of Wealthy Individuals Business Management Degrees|Habits of the World’s Wealthiest People