「憧れの人」はいますか? 目標やゴールを『人』におく "ロールモデル" の探し方

みなさんには、尊敬する人がいますか?

家族や友人、先輩、学校の先生、それぞれ思いつく人もいれば、「特に思いつかない」なんていう人も多いのではないでしょうか。“尊敬する人”というのは、私たちにとって悩みを解消してくれるとても重要な存在なのです。

自分の「ゴールイメージ」を掴むことができる

みなさんは、やりたいことや将来のビジョンはありますか? 「やりたいことが見つからない」、「やりたいことを実現させる方法がわからない」といった悩みを持っている方も多いと思います。仕事や作業とは違い、自分の成長やスキルなど、目に見えないもののゴールイメージをすることは非常に難しいものです。

そんな時、助けになるのが「ロールモデル」です。産業能率大学 総合研究所では、「ロールモデル」を以下のように定義しています。

ロールモデル(role model)とは、自己の成長を促す上での規範となる存在のことである。日本の伝統的な徒弟制度はロールモデルの原型である。自分にとって「尊敬できる人」「仕事ができる憧れの人」など適切な人材をロールモデルに選定し、その人を観察・模倣することでスムーズな自己成長を促せる。

(引用:産業能率大学 総合研究所|ロールモデル

ロールモデルとは、単なる「尊敬する人」を超えた存在です。「すごいなあ」「かっこいいなあ」と憧れるだけでなく、自分の成長の目標やゴールとなってくれます。

憧れる人やかっこいいと感じる人は、自分にないものや自分が欲しいと思っているものを持っていることがほとんどです。その人を目標に据えることで、今の自分に何が不足しているのか、どんな行動を起こせばいいのかが見えてくるでしょう。

「ロールモデル」を決める時の注意点

ロールモデルは誰でも構いません。歴史上の人物でも構いませんし、芸能人でも政治家でもOKです。両親や学生時代の恩師、仕事の上司など身近な人でも大丈夫。

ポイントは“枠に囚われない”ことです。 ロールモデルは、生き方や考え方そのものを参考にするのであって、職種や業種が自分と同じである必要はありません。性別や年代も問いません。柔軟に、自分がしたいこと、なりたい姿をベースにして考えましょう。

男性女性や職業という枠組みでロールモデルを決めては、ずっと見つからないでしょう。性別よりも、自分が好きでやりたい方向にはどんな人が前線に立っているかを見るようにしましょう。前提として、自分が何が好きでマニアックなほど時間をつぎ込めるかということが必須になります。自分が好きなことや面白いと思う事を追求していくこと、クリエイティブ力を磨いていくことそれによって、自分が本質的に何がやりたいかが見極められるでしょう。

(引用:オルタナティブ・ブログ|【書評】ロールモデルの探し方をシンプルに考える

ただし、その人の行動特性や指向性を学んでいくわけですから、実在の人物が望ましいでしょう。さらに、本やブログ等で意見を発信している人ならさらに情報量が増え、やりやすくなります。尊敬する人やロールモデルになるような人が思い付かない人は、今一度、これまで出会った人たちを思い出してみてください。

空想のキャラクターをロールモデルに設定すると、憧れを抱くこと自体は非常に共感できるのですが、行動を真似する時に現実世界では不可能だったり、情報量が少なく、わからないことが多いため、オススメできません。

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実際にロールモデルを探してみよう!

早速、自分のロールモデルを設定していきましょう。

1.直感的に、すごいな、かっこいいな、と思う人をあげてみる

「憧れ」という感情は、感性や直観でできています。いくら欲しいスキルやなりたい姿を論理的に導出したところで、「でもこの人、なんとなく嫌いだしなぁ」と感じてしまったら意味がありません。

直観的に「すごい」、「かっこいい」と思う人をあげてみましょう。この時、できるだけ多くの方面から探してみてください。

政治家、起業家、戦国武将、研究者、芸術家、学校の先輩、職場の同僚など、できるだけ多くの人をあげることで、自分がどんな人間になりたいのか、その平均が見えてくるはずです。

2.自分の欲しいスキルや能力を考える

憧れの人物を思い浮かべた上で、自分の欲しいスキルやなりたい姿を想像してみましょう。 リーダーシップ、明確なビジョン、プレゼンテーション能力、強いメンタル、パッションなど、前項と同じく、できるだけたくさん挙げます。

3.あげた人をリサーチする

有名な人物ならば、インターネットで検索する方法が簡単です。 身近にいる人であれば、日頃の言動や思い返してみてください。その人が一体どんな人物なのかを掴んでみましょう。

この1から3の作業を反復して行ってみてください。

例えば、私は1の段階で「行動力やリーダーシップがありそうだし、なんとなくかっこいい」という理由から織田信長を挙げました。

続いて2の作業を行うと、行動力やリーダーシップ、強いメンタリティなど、まさに織田信長のイメージに沿ったスキルが出されました。

しかし、織田信長についてリサーチを進めてみたところ、書籍や専門的なHPを閲覧するうちに彼の横暴なエピソードの数々に疑問を抱くようになり、「違うな」という感情が湧いてきたのです。

自分は、将来こんな姿になりたいのだろうか、と考えてみました。自分は人に嫌われることを気にしてしまう性格です。織田信長のように、豪快で行動力があるけれど、「アンチ」もたくさんいるという状況は、あまり考えたくありません。そこで、欲しいスキル、憧れの姿の1つに「みんなから好かれる人間性と優しさ」という項目を追加したのです。

このように、「なりたい姿」「憧れの人物」を繰り返し検討することで、少しずつ自分の理想像の輪郭がはっきりしていきます。

*** 自分のやりたいことが年齢とともに変わるように、ロールモデルは固定されずに変わっていきます。定期的に自分のロールモデルを見直し、更新し続けてみてください。

(参考) オルタナティブ・ブログ|【書評】ロールモデルの探し方をシンプルに考える ともえ|あんな素敵なママさんになりたい!ロールモデルを見つける3つの方法 NIKKEI STYLE|ロールモデルは複数人を「キャリアの正解」見つけ方 グロービス|ロールモデルとは 産業能率大学 総合研究所|ロールモデル

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