ルーティンワークは仕事の筋トレ! 能力をあげる "トレーニング" としてのルーティンワーク。

みなさん、ルーティンワークはお好きですか。それとも、よりクリエイティブな活動の方に惹かれるでしょうか。

日常の決まりきった仕事という意味のルーティンワーク。例えば、仕事であれば、メールのチェックやデータの入力、日々の伝票の確認など。勉強であれば、毎日の小テストや、漢字・英単語の書き取り、コツコツやらなければいけない年号や単語などの暗記がこれにあたります。

あらかじめ決まっている段取りを流れに沿って行うことですから、もしかするとつまらないと思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、ルーティンワークも大事な作業のひとつですよね。つまらない、退屈だと思いながら取り組んで、果たして生産性は上がるのでしょうか?

そこで今回は、ルーティンワークが嫌いな人にも知ってほしい、ルーティンワークが私たちにもたらす好影響についてお伝えしたいと思います。ルーティンワークのポジティブな側面に、ぜひ目を向けてみてください。

ルーティンワークの効果1. 集中力が上がる

ルーティンワークでは、何度も同じことを繰り返します。最初は張り切って作業をすることができても、しばらく続けていると、あまりにも作業が単調でうんざりしてしまうこともあるかもしれません。

スポーツ心理学者での荒木香織氏によると、人は集中力を保つことができなくなると、過度のプレッシャーを自分で作り出してしまい、窒息でもしたかのように体が上手く動かなくなってしまう感覚に陥ることがあるそうです。このように、考えなくても良いことを考えてしまいいつも通りのパフォーマンスが発揮できなくなる状態を、スポーツ心理学用語で「チョーキング」と言います。

絶対に失敗できない大事な場面でチョーキングが起こらないようにするために、日々のルーティンワークは大変有効です。ルーティンワークのように黙々と続ける作業に取り組むと、他のことに邪魔されず自分と向き合うことになるため、集中力を鍛える良い訓練になります。そして、自分の集中力が向上すればするほど、作業の過程で細かいミスに気づくことができるようになるので、仕事の成果からミスが減り、より良い結果を出すことも可能となるでしょう。

ルーティンワークの効果2. 作業効率が上がる

ルーティンワークでは毎回決まったことを行いますから、作業のスケジュールが立てやすくなります。日々、作業のスケジュールを立てるようにすると、「作業をするときはする、休むときは休む」というようにメリハリをつけて行動する訓練になります。したがって、集中力との相乗効果により、時間あたりの作業効率を上げることが可能になるのです。

さらに、スケジュールを自分で立て、それを管理し続けることによって、自己管理力も高めることができます。

次の会議までに○○分あるから、××件の問い合わせを処理できるな。 今日は○○時間確保できそうだから、そのうち●●分使って、××個英単語を覚えるのを目標にしよう。

このように、自分の能力に応じた作業計画を立て、目標を設定することによって、ダラダラと作業する場合に比べ作業効率を格段に上げることができるようになるのです。

自分はどれぐらいの時間をかけるとどの程度のパフォーマンスを出すことができるのか、今の能力はどれぐらいで、これからどれほどパフォーマンスを向上させていく必要があるのか。こうしたことについて知ることは、良い結果を出すためにとても重要です。

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ルーティンワークの効果3. 自分の変化に気づく

さらに、ルーティンワークでずっと同じ行動を続けることで、自分の小さな変化にも気づきやすくなるというメリットもあります。自分のパフォーマンスが落ちた時、その原因は何なのかを突き止めやすくなり、すぐにそれを改善することができるのです。

自分のパフォーマンスが落ちる原因を知ることができれば、自己管理の助けとなります。自分はどういうときにパフォーマンスが落ちるのか、どうすればパフォーマンスを落とさずに済むのかを知っていれば、ここぞというところで自らの力を存分に発揮することが可能です。

例えば、仮に、昼休みの後は集中力に欠けてしまうとしましょう。昼休み後に集中できないことが分かっているなら、その時間に何かルーティンワークをあて、集中力を高めるための時間にしてしまえばよいのです。そうすれば、ルーティンワークが終わって次の仕事に移るころには、もうすっかり集中力が高まった状態になっているはずです。

また、もしも大事な場面で失敗してしまったら、またルーティンワークを続けて自己調整していけば良いでしょう。難しいことではありませんね。

*** ルーティンワークは単調で面白くないものと捉えられがちですが、逆に、自分の能力を高めてくれるものとして考えることもできます。みなさんもぜひルーティンワークをする際は、今回紹介したような効果について思い出してみてください。

(参考) MENTALISM LEARNING|一流選手がルーティーンワークを大事にする4つの理由 WEDGE Infinity|準備”力”がもたらした世紀の番狂わせ ゲキサカ|「メンタルトレーニング」と「ルーティンワーク」の関係 by 長谷川望 あなたのファイナンス用心棒 吉澤大ブログ|カレンダーで予定の管理をするのは作業時間ではなく空き時間で

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