皆さんは初対面の人と話すときに会話が弾まなかったり、話題に困ったりしたことはありませんか。これから春になって新生活が始まると、初対面の人と話す機会がぐんと増えますよね。今回は初対面の人との会話のコツをお伝えします。
無難な会話から話を広げる
初対面の人同士は、お互いに相手がどんなことに興味を持っているのか分かりません。そのため、無難な会話から少しずつ話を広げていくのが一番。無難な話題として、出身地や天気などが挙げられます。そして、それを聞いたら終わりなのではなく、そこから話を広げていくことを意識しましょう。例えば、出身地を聞いたら、その地の有名な食べものや観光地などに話を広げてみてください。
話を広げるためには、自分が相手の話に興味を持って、質問し、答えに対してリアクションすることが大切です。質問は5W1H(whenいつ、whereどこで、whoだれが、whatなにを、whyなぜ、howどのように)を意識すると、いろんな方面に話を広げることができます。また、せっかく相手が質問に答えても、それに対するリアクションが薄ければ、話は盛り上がりません。そのようなことを避けるために、驚いたとかおもしろいなどの感情を示すと良いでしょう。何とリアクションして良いかわからないときは、オウム返しをするだけでも良いのです。「へぇ~○○ですか! いいですね! 」と言うだけで話はつながっていきます。
相手の興味のある話題、話したい話題を見つける
このようにして話を広げていくと、相手が興味のある話題、話したい話題がだんだんとわかってきます。その話題がわかったら、そのテーマについて話を広げていくことを意識しましょう。ここでささいなことを質問して話題が変わってしまうのは、もったいないこと。相手が話したい話題については、リアクションをするだけで自分から話してくれることも多いので、無理に質問を考えなくても大丈夫です。
もし、相手の話したい話題、好きなことや興味のあることが自分とあまりにかけ離れている場合は、無理して一緒に盛り上がろうとしてもばれてしまいます。よって、そんなときは一緒に盛り上がろうとするのではなく、新しいことを教えてもらう気持ちで興味をもって話を聞いていることを伝えることが大切。具体的には、やはり、質問とリアクションが役に立ちます。
また、相手と好きなこと、趣味、興味が合いそうな知り合いや友人がいたら、紹介してあげましょう。人を紹介したからと言って、相手に人脈や友人をとられてしまうのではないかと不安に思う必要はありません。
共通の趣味について話ができる人と仲良くなれたら、ほとんどの人は嬉しくなりますよね。気が合いそうな人を紹介すれば、相手は「この人は、自分のためにわざわざ人を紹介してくれた」と感じ、感謝の気持ちを持つでしょう。自分のことを考えてくれる人と仲良くしたいと思うのは当然のこと。このように、人を紹介することを通して、相手と良い関係を築いていくこともできるのです。
共通点を見つける
初対面の人と仲の良い関係を築きたい場合、共通点を見つけることは非常に重要です。共通点を見つけられれば、それだけ話も盛り上がるし、一緒にいて楽しいという関係になれるからです。そのために必要なのは、自己開示をすること。自分の好きなことや趣味、興味、どんなことを考えているのかなどをどんどん相手に話しましょう。そうすれば、共通点が見つかりやすくなりますし、相手に親近感を抱かせやすくなります。何を考えているかわからない人よりも、自分のことを話してくれる人の方が親しみが湧きやすいのは当たり前のことでしょう。
とは言え、自分のことなんてどうやって話せばいいか分からない、と心配する人もいるかもしれません。でも大丈夫。なぜなら、相手の話に質問やリアクションをして会話をしていれば、自分のことばかり話しすぎたと思った相手が、逆に質問してくれる可能性が高いからです。その質問に答えながら自分のことを話せば良いので、会話の中に自分の意見や自分の話を無理して盛り込む必要はありませんよ。
*** いかがでしょうか。初対面の人と話すときは、緊張したり疲れたりすることもあると思います。しかし、良い関係を築くために初対面のときの会話は重要です。ぜひ、上記のことを意識して頑張ってください。
(参考) Dreamer|コミュ障の治し方!5つの『コツ』だけで初対面でも会話が劇的に弾む あがり症克服!スピーチの度に部下や同僚から陰で笑われていた人怖じサラリーマンが30日でオバマレベルのスピーカーに変貌した究極のスピーチ法|初対面の人と一瞬で仲良くなる究極のコミュニケーション術 新卒就活.com |初対面の人と円滑にコミュニケーションをとる方法 コミュ障を克服してコミュニケーションを楽しむ方法|コミュ障がやりがち"初対面の会話で絶対NG"な2つの行動