「いつも朝がつらい人」ができていない3つの早朝習慣。“じっくり思考整理” で脳が元気になる。

エリートが実践している3つの朝習慣01

朝型の生活が良いとされる昨今。朝に早起きして時間を有効活用する「朝活」がブームになってから久しく、興味を持たれている人も多いのではないでしょうか?

しかし、心の中では有意義な朝活をしたいと望んでいたとしても、現実では「朝がつらくて早起きできない……」「早く起きても頭がまったく働かない……」と悩んでいる人もたくさんいるはず。どうすれば、朝からシャキッと行動を開始できるようになるのか、その方法を知りたいですよね。

そこで今回は、朝活を実践しているエリートたちの習慣から、そのヒントを探ります。

四の五の言わずとにかく行動開始。茂木健一郎氏は朝からトップスピードで活動する。

脳科学者の茂木健一郎氏は朝型生活推進派のひとりであり、さまざまなコラムやインタビューで「朝は脳のゴールデンタイム」と述べているほど。そんな茂木氏は、自身の朝の習慣を次のように語っています。

私は、起きてすぐメールを見たり、ツイッターやフェイスブックをチェックしてエンジンを始動する。そして、家を出る前に、一仕事済ませてしまう。1日の最初に、いきなりトップ・スピードで活動することで、その後の仕事のリズムがつくられる

 (引用元:プレジデント・オンライン|「朝を制するものが人生を制する」は本当か ※太字は筆者が施した)

睡眠中に記憶の整理が行われるため、朝の脳はとてもスッキリしています。勉強や仕事に取り組むにはもってこいですね。また、日中や夜とは異なり、仕事の連絡や打ち合わせ等に邪魔されることが比較的少ないのが朝。その時間帯を有効活用し、なにものにも妨げられずトップスピードで活動を開始することで、その後の仕事も捗っていくのです。

また、茂木氏は、朝にすっきり起きられない人へのアドバイスとして、「近くのコンビニに買い物をかねて散歩に行く」など外に出ることをすすめています。茂木氏いわく、日光を浴びて網膜から外光の刺激が入ることで、脳が「朝が来た」と認識し、脳と体のスイッチが入るのだとか。

朝起きたら、だらだらする時間は作らず、外に出たり作業を開始したりしてエンジンをかけてしまえば、良い1日がスタートできるでしょう。

エリートが実践している3つの朝習慣02

朝に自分自身と向き合おう。池田千恵氏は「頭の棚卸し」をしている。

一方で、著書『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』がベストセラーとなった、株式会社朝6時代表取締役社長の池田千恵氏は、「別に朝を効率的に過ごすべきだとは考えていません」と述べています。池田氏は、朝には “時間があったらやりたいこと” をやってほしいと言い、自身の「頭の棚卸し」の習慣を紹介しています。

私のおすすめは、朝、頭を「棚卸し」して在庫整理することです。

(中略)

頭のモヤモヤという「ホコリ」をためないように、頭の整理を定期的な習慣にしてしまうのです。

 (引用元:東洋経済オンライン|朝時間はあえて「非効率的」に過ごすべきだ

朝ギリギリに起きる人であれば、効率を考えてテキパキと行動しなければいけないが、早起きして時間があるのならば、非効率なことにも取りかかることができる――そんな朝時間にこそ、腰を据えて頭の中を整理してみようと、池田氏は提案します。

具体的には、ノートや手帳を用意し、「いま自分がしたいこと」や「いま自分がするべきこと」、「いま取り組んでいること」などを思いつく限り書き出していきます

・チームマネジメントのためにアドラー心理学の本を読みたい。
・〇〇の資格勉強のための参考書を買わなければ!
・今日の仕事ではAさんのプロジェクトの手伝いを優先的にしよう

などですね。頭の中を棚卸しして紙の上に整理することで、それらすべてに気を張っていた脳の余計な負担を減らすことができます。そのため、余裕ができたぶんだけ、有意義で生産的なことに思考を向けられるようになるのです。

「やることがたくさんで頭がいっぱいいっぱいだ……!」という人に特におすすめの朝習慣ですよ。

エリートが実践している3つの朝習慣03

やっぱり日光は重要。脳生理学者がすすめる「早朝ウォーキング」

なかなか朝に強くなれない原因のひとつとして挙げられるのが、「ストレスによる睡眠不足」です。脳はストレスを感じると、脳幹に備わっているノルアドレナリン神経が働いて、交感神経が優位になります。すると、強い覚醒状態となり、血圧の上昇や不眠といった症状が現れるのです。

ストレス社会を生きる現代人にとって健康的な朝習慣とは何なのか脳生理学者で東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂氏はこう提唱しています。

セロトニンは、身体にさまざまな良い作用をもたらします。

(中略)

お勧めなのは、朝のウォーキング。太陽光を浴びることができるのはもちろん、ウォーキングのようなリズミカルな運動は、セロトニンを分泌する細胞を活性化させるのです。

 (引用元:PHPオンライン|ストレスに強くなる「朝と夜の過ごし方」とは? ※太字は筆者が施した)

セロトニンは血圧や体温を最適に調整し、脳にポジティブで幸せな気分をもたらします。そして何より「目覚めの良さ」を促してくれるのです。

朝から外でウォーキングをすることで、眠気だけでなく日々のストレスも解消することができるでしょう。そうすれば、その日1日のスタートも軽快になるはず。時間にすれば30分程度で行なえる、この朝習慣は、シンプルかつ手軽ですが、脳科学的にも理にかなっているものなのです。

***
エリートたちがすすめる朝習慣をヒントに、自分に合った朝習慣を考え、そして実践していきましょう。

(参考)
プレジデント・オンライン|「朝を制するものが人生を制する」は本当か
東洋経済オンライン|朝時間はあえて「非効率的」に過ごすべきだ
PHPオンライン|ストレスに強くなる「朝と夜の過ごし方」とは?

【ライタープロフィール】
武山和正
Webライター。大学ではメディアについて幅広く学び、その後フリーのWebライターとして活動を開始。現在は個人でもブログを執筆・運営するなど日々多くの記事を執筆している。BUMP OF CHICKENとすみっコぐらしが大好き。

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