早起きしたいのになかなかできない、ジョギングが続かない、変わりたいのに変われない。
そんなこと、ありませんか?

人材育成コンサルタントの三浦将さんによると、あたらしい習慣を身につけるには、まず「スイッチとなる習慣」を見つけ、潜在意識を利用しながら、できるだけ簡単なことから始めるのがコツだそうです。

習慣は才能を超える力を持っています。良い習慣を1つ始めると、悪い習慣がすべて変わり、脳の力まで向上するそうですよ。

今回は、そんな習慣力について考えてみたいと思います。

 習慣化とは、意思の力を使う要素を少なくし、潜在意識によって自動化することである。

引用 自分を変える習慣力 三浦 将著 ビジネスライフ

では、習慣化へのステップを具体的に見てみましょう。

意志の力を使う要素を少なくする

新しいことを始める時、はじめは違和感があります。これまでと違うことをするのですから当然ですね。ですから、急に大きく始めるのではなく、徐々に負荷をかけていくようにしましょう。少しずつ初めて、違和感を最小限に抑えとにかく続けられるようにすることがたいせつ。意思の力は、実は使えば消耗するものなのです、大きく初めても結局続かないのはこのため。

世界的に有名なサッカーのネイマール選手。彼がドリブルをする際の脳の動きを調べると、なんとアマチュアの1割程度しか使っていないそうです。動きが自動化されて、何も考えなくても体が動いているという状態が作られているからこその、あのパフォーマンスなのです。

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最初は習慣から得られる「成果」ではなく「定着」を目指す

はじめから「成果をあげる」ことを目指すのは得策ではありません。まず「定着させること」を狙いましょう。
簡単なことでいいので、とにかく「できた」という快感を体に覚えさせてください。「一駅歩く」とか「5分間体操をする」などの小さなことを、「達成」してください。徐々にハードルをあげていくこともよいでしょう。質より回数。最初から難しいことにチャレンジすれば、定着する可能性はさがってしまいます。

行動科学マネジメントで有名な石田淳さんも、習慣化に必要なのは強い意志などではなく「やり方」だと話しています。いっぺんにやろうとしたり。高すぎる目標を設定すると、脳が「無理」だと捉えて行動が続きません。
フルマラソン完走への目標も、週に1-2度、30分歩くという練習からはじめたことが成功への秘訣だったそうですよ。
石田さんは、今では100kmも走れる長距離ランナーだそうです。

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目標を実行できたらご褒美を用意

「勉強を1時間やったらお菓子を食べる」「一週間散歩が続いたら、好きな漫画を買う」など、具体的な楽しみがあるご褒美があるといいですね。
習慣になるには、まず脳に覚えさせないと。

宣言して約束しましょう。

ブログやSNSで自分が習慣化したい目標について宣言ましょう。「今日ランニングしました」という書き込みは、備忘録にもなるし、友達が「いいね」してくれると嬉しいものです。習慣化は孤独な作業ですが、周囲の励ましがあると、続けやすくなります。

「始める習慣」と「止める習慣」を一緒にする。

良い習慣を始めるときには、それを邪魔する悪い習慣をやめることも重要です。朝早く起きるためには、前の夜に早く寝ないとダメですね。
「前の夜にテレビを見ながらだらだら過ごしてしまう」ということが就寝が遅くなる原因なら、まずそれを止めること。
散歩に出たり、本屋に行くなど、コントロールしやすいことに置き換えましょう。ジムの個人トレーナーを予約してしまうのもいいでしょう。

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いかがですか?
最初は「とにかく続ける」ことで、自己肯定感を上げ、小さな「できた」を繰り返すことです。
人間は習慣の塊です。人生を変えたいなら、まず習慣を変えましょう!

参考資料
自分を変える習慣力 三浦 将著 ビジネスライフ
行動科学で人生がみるみる変わる! 「結果」が出る習慣術 石田 淳著 角川マガジンズ
習慣力 1日1分7つのステップ 今村 暁 角川書店