「コミュ力」アップには手紙の習慣を! 手紙が鍛える伝える力

2016年2月に全国の男女800人(20〜59歳)に行ったアンケートでは「過去5年間手紙を書いていない人が半数以上」という結果が出ました。その数字に深く頷くほど、自分自身も最後に手紙を書いた記憶なんかない、という人も多いでしょう。 ところが一方で、「今でも年に一度以上手紙を書いている」という人が1/3もいることも分かりました。手紙を今でも定期的に書いている人とそうでない人とでは、自分自身の文章力や会話力の評価に大きな差があったそう。手紙を書き続けていればコミュニケーション上手になれるのでしょうか?

「手紙と対人コミュニケーション力」のアンケートの、興味深い結果についてご紹介します。

あなたはどんな手段でコミュニケーションをとりますか?

デジタル全盛のいま、コミュニケーションの主なツールは何なのでしょうか。 「あなたが普段コミュニケーションツールとして使用しているものは?」という質問では以下のツールがベスト5となりました。

1位 直接会う・会話する 75.8% 2位 メール 62.1% 3位 電話  61.1% 4位 LINE 51% 5位 Facebook 15.4%

これだけデジタルが発達した今でも、1位が直接会う、3位が電話と、直接のコミュニケーションを大切にしているところに、少しホッとする結果ですね。この後は6位Twitter(12.3%)、7位手紙(11.1%)と続きます。

あなたはコミュニケーションは得意ですか?

対人コミュニケーションに対する意識を聞いた項目では、「コミュニケーションは苦手」と答えた人が、過半数をはるかに超える71.4%という結果になりました。「コミュニケーションが得意」と答えたのは28.6%。 実に10人中7人もの人が、人とのコミュニケーションに不安を持っているのですね。

ところがコミュニケーションツール別で比較すると、好んで使っているツールによって、自身のコミュニケーション力への評価に大きな差があることがわかりました。

ツール別で、「コミュニケーションが得意」と感じている人の割合はこのような結果です。

1位 手紙を書く 43.8% 2位 SNSを使う 33.7% 3位 電話をする 30.5% 4位 ブログを使う 30.4% 5位 メールを使う 30.4%

「自分はコミュニケーションが得意」と感じる人が最も多いのは、コミュニケーションツールとしては決してメジャーではない、「手紙を利用している人たち」でした。一方、コミュニケーションの方法として最も高かった「直接会う」は6位の28.9%。全体平均(28.6%)とほぼ一緒です。手紙が突出しているのが分かりますね。手紙を書くことがコミュニケーションの向上につながったのでしょうか。

あなたは文章を書くのは得意ですか?

全体 36.3% 手紙を書く 60.7% 手紙を書かない 33.2%

「自分の文章作成能力が高い」と思っている人は全体の36.3%にすぎません。ところが手紙をよく書く人は、60.7%が自分の文章作成能力に自信を持っていることが分かりました。当然の結果ではありますが、それでもずいぶん高い数値ですね。

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あなたは順序立てて話すのは得意ですか?

全体 35.4% 手紙を書く 53.9% 手紙を書かない 33.1%

普段の話し方の構成に関しても、手紙を書く人は得意であると感じていることが分かりました。短いやりとりで通じてしまうメールとは違い、一通の手紙を書くということは、全体の構成をしっかりと筋道立てて考え、相手を想いながら一つのストーリーに仕立てること。このような繰り返しが、思わぬところで思わぬスキルを磨いているのかもしれませんね。

最後に手紙を書いたのはいつですか?

1ヶ月以内 7% 3ヶ月以内 8% 半年以内  6.8% 1年以内  11.3% 3年以内  7.2% 5年以内  4.6% 5年以上  55.1%

半分以上の方が、手紙を最後に書いたのは5年以上前。この中には、10年前、20年前という方もたくさん含まれていることでしょう。ところが1年以内までの数字を全て合計すると33.1%で約1/3。書く人と全く書かない人が二極化していることが分かります。

あなたが嬉しい相手から手紙をもらった時、その価値はいくらくらいに相当しますか?

1位 3,000円以上 31.6% 2位 500円〜1,000円 17.6% 3位 1,000円〜1,500円 16.4%

平均では2,026円という結果が出ました。便箋や封筒、切手代を合わせても100円前後の手紙ですが、受け取った人にはその20倍もの価値があるのですね。また「手紙を受け取ったら、相手への好意度が上がる」と答えた人も7割を超えています。

*** 「手紙を書く」ということ自体、今の生活ではほとんど忘れられている行為かもしれません。けれども、だからこそ「相手を想って便箋や封筒を選び、そして喜ぶ顔を思い浮かべながら言葉を綴る」というその行為の全てが、相手へしっかりと伝わっているのですね。 大切な気持を伝えたいとき、たまには手紙を書いてみませんか?

【調査概要】 1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したwebアンケート 2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の男女20歳〜59歳を対象 3.有効回答数:800人(20代・30代・40代・50代の男女:各100名) 4.調査実施日:2016年2月13日(土)〜2016年2月14日(日)

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