普段、誘われても乗り気でないことってありませんか?苦手な上司からの飲み会の誘い、あまり仲良くなかった高校時代の友人と行くグループスポーツ観戦……そんな誘いをすべて「角が立つから」と受けていては、貴重な自分の時間が無くなってしまいますよね。今回はそんな嫌な誘いを上手に断る方法です。
すっぱり「ごめん、無理!」
すっぱり「ごめん、無理!」とまず言ってしまう方法です。これができたら苦労しないよ、という話でしょうが、やはりきっぱり断ることは大切です。 「うーん、いきたいんだけどなあ…」などと曖昧な返事をしてしまうと相手に立ち入る隙を与えてしまい、うまく断れない原因になります。
妥協案を提案する
では、どのように断ればいいのでしょうか。私がおすすめの方法は、「妥協案を提案する方法です。」 例えば、上司から仕事をふられたとします。しかしあなたが自分の抱えている仕事で手いっぱいで、そこまで手が回らなかったとしたら、どうしますか?「できません」では上司の評価が下がりそうだし、かといって「はい、やります」では、どちらの仕事も中途半端になりそうだし……。
そんな時は、「私は今この仕事を抱えているので今すぐには無理ですが、3日後からとりかかるのでよいでしょうか」や「Aと一緒にこのプロジェクトを担当し、分担しながらやらせてもらうのではどうでしょうか」などと、自分の現状をきちんと伝えたうえで、妥協案を伝えましょう。そのまま受けることは断っているのですが、可能な範囲で承諾もしているので、無理な要求に関しては断れそうです。
嘘をつくのは逆効果?
「今日先約があって……」と断るのは一見とても良い方法のように思えます。予定があって仕方がないという印象を与えることもできますし、先約があるのでは相手も無理に誘うことはできないからです。 ですが、嘘はその後それが何らかの形で露見したときに、人間関係にひびを入れます。また、嘘をついたことで、その後も会話の中で嘘をつき続けなければならず、精神的にストレスを感じることになります。
嫌な誘いを断るのは、自分の時間を確保したり、不必要なストレスを受けないようにするため。別のストレスを生じる可能性のある、「嘘」で誘いを断るのは、やむを得ない事情がある場合以外やめておきましょう。
*** 断るのは和や空気感を大事にする日本人にとって非常に難しいこと。ですが上手に断る技術を身につければ自分のやりたいことをする時間をつくれ、ストレスも減らせるもの。 是非、明日から断ることがあればトライしてみてくださいね。