あえて茨の道をゆく。『旭硝子』が教えてくれる、乗り越えたときに見える景色

簡単な道を行くよりも、険しい道を行くほうが、達成したときに見える景色が違うはずです。

とはいえ、挑戦にはリスクがつきもの……。どうにも決断できないときがありますよね。今回は、険しい道を行くことの大切さを「旭硝子」スピリットから学びます

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私たちのスピリット 易きになじまず難きにつく

旭硝子は、世界有数のガラスメーカー。創業者である岩崎俊彌の父・彌之助は、三菱財閥を築いた岩崎彌太郎の実弟であり、後年は第4代日本銀行総裁を歴任。兄はのちに三菱本社社長となった小彌太。母・早苗は、明治維新の功労者・後藤象二郎の長女。その家柄からも、将来を約束された道はいくらでもあった俊彌ですが、需要のほとんどを輸入に頼っていた板ガラスの国産化に挑戦するという茨の道をあえて選びました。そのパイオニア精神を表す言葉は、「私たちのスピリット」として、すべての社員に世代を超えて受け継がれています。

*** 見える景色が違うとわかっていても、ついつい、らくな道を選択しがちですが、たまには、あえて険しい道を選んでみてはどうでしょう?

新しい企画を提案するとき、今までのやり方をガラリと変えるときなど、「えい!」と挑戦してみましょう。困難を乗り越えたら、あなたのビジネススキルは格段にアップしているはずですよ

※この連載コラムは、2016年に刊行された『今日から実践! できる企業に学ぶ仕事のオキテ』(セブン&アイ出版)を、当サイト向けに加筆修正したものです。

今日から実践!できる企業に学ぶ仕事のオキテ

企業社訓研究会

セブン&アイ出版 (2016)

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