「頑張ってるのに報われない」4つの根本原因。デキる人は頑張る以前に “あれ” をしている。

賢い投資01

「一生懸命働いてるのに報われない……」
そんなビジネスパーソンは、目の前のことに力を注ぎすぎているのかもしれません。頑張ることばかりにとらわれるよりも、“賢く働いて” 成果をあげませんか?

第16代アメリカ合衆国大統領を務めたことで知られるエイブラハム・リンカーン氏は、以下のような名言を残しています。

Give me six hours to chop down a tree and I will spend the first four sharpening the axe. (もし私が木を切る時間を6時間与えられたら、そのうち4時間は斧を研ぐのに使うだろう。)

(引用元:Goodreads|Quotable Quote ※カッコ内の和訳は筆者が補った)

つまり、切れ味の悪い斧で木を切り続けるよりも、はじめに斧を研ぐことに時間を割いて切れ味を抜群に良くしておいたほうが、最終的に多くの木を切ることができ効率が良いということ。「頑張っているのに評価されない」「なかなか成果が出せない」と嘆く方は、まず “斧を研ぐ” 必要があるのです。

今回は、頑張っているのに報われないビジネスパーソンのために、賢く自分に投資する方法を4つご紹介します。

1.「寝ずに仕事」は最悪。睡眠時間は絶対に確保すべし

ほかの人よりも先には帰りづらいという理由で、仕事をだらだらと長引かせていませんか。日頃から長時間働くことを癖にしていると、大きな落とし穴があるようです。

外資系企業のトップとして、およそ20年ものあいだ増収増益を達成して活躍した吉越浩一郎氏は、欧米人と日本人の働き方には大きな違いがあるといいます。

吉越氏いわく、欧米人は日頃から残業をせず、体力を削り取られない働き方をしているのだそう。彼らは平日にしっかり睡眠時間を確保できているため、週末には家族と過ごしたり、趣味に勤しんだりして、メンタル面をリフレッシュしているのです。そのため、週明けからは心機一転、気持ち良く仕事に臨めるとのこと。

一方で日本人は、仕事で体力を削りすぎているため、メンタルがリフレッシュできていないそう。日々残業をしたり飲み会に参加したりして、睡眠が足りていないため、毎日の疲れをリセットできていないのだとか。平日に疲れがたまるため、週末には寝すぎてしまい、結果リフレッシュするタイミングを失ってしまうのです。

成果を出すためには「気力に満ちていて、仕事に集中できている人」になることを意識するべきです。仕事量が多い人が明日から突然残業時間を減らすのは難しいかもしれませんが、まずは睡眠の効率を上げて質の良い睡眠を取ることから始めてみてはいかがでしょうか。睡眠の質を上げるために有効な習慣については、『就寝前のイライラ脳に効く「アナログ習慣」教えます。用意するのはノートと本!』をご参照ください。

賢い投資02

2.「すべてに全力投球」は非現実的。“本当に大切なこと” 見極めてますか?

「まじめ」「職人気質」などといわれることも多い日本人。目の前の物事にこだわるのは一見良いことのようにも思えますが、生産性を下げる原因にもなっているかもしれません。

評論家の勝間和代氏は、自身の著書『ズルい仕事術』で、北海道を1週間旅行し、その間に2時間だけ講演をして、旅行代と宿泊費もろもろが十分まかなえたというエピソードを紹介しています。勝間氏は、これは「仕事における付加価値を考え抜いてきた」からこそ実現できたのだと説明しています。

付加価値をつけるために必要なのは、例えばその講演ひとつに何日も準備を重ね、ひとつひとつのセリフを暗記し、完璧なパワーポイントのスライドをつくる、ということではありません。それよりも(中略)お客様と対話するようなセミナーをやっていくこと、そのためのアイコンタクトの仕方、スピーチの仕方の全てを、日頃から専門家に習ったり、自分自身で研鑽を重ねていることです。

(引用元:勝間和代 (2014),『ズルい仕事術』, ディスカヴァー・トゥエンティワン.

日頃から自分への投資に時間をかけてきたからこそ、自分自身の価値が高まり、報酬の高い仕事をつかめるようになったのです。

もちろん、勝間氏のように2時間の講演で1週間の旅行代を稼ぐというのは、一般人には無理かもしれません。しかし、身近な仕事に応用することはできそうです。

たとえば、美しいエクセルをつくることにいつも時間をかけすぎてしまうのであれば、その前にエクセルを早く仕上げるためのショートカットキーを勉強してみてはいかがでしょうか。あるいは、仕事帰りに語学教室や習い事に通うなど、「自己投資」のためにお金や時間を使うことも賢明でしょう。

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3.「本を読まない」はNG。読書習慣をつけるべし

富裕層は、自分が成長するためにお金を使っている傾向が多いそうですよ。

大富豪たちと親交があるトニー野中氏は、著書『世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと』で、富裕層のお金の使い道は「自己投資」であると説明しています。野中氏によると、自己投資は最もリターンが大きく、また、彼らは自分が成長するために努力やチャレンジをする過程自体を楽しんでいるのだそう。

私たちが簡単にできる身近な自己投資として挙げられるのが「読書」です。読書は、富裕層も行なっている自己投資の一つ。ある調査では、一般の人よりも富裕層のほうが読書量が多いということがわかっています。20代・30代のビジネスパーソンの、ビジネス書の平均読書量が年間3.1冊程度だったのに比べ、30代年収3000万円実現者への調査結果では、平均読書量は月に9.88冊だったのだそう。

行動読書コンサルタントで『年収を上げる読書術』の著者・大岩俊之氏は、読書と年収の関係について次のように述べています。

一生勉強し続けること。 そしてそれを元に自分で考え、自分から提案するような、仕事を作り出していく能力を身につけると、将来高収入を稼ぐ人になりやすいのです。

(引用元:タウンワークマガジン|高収入を稼ぐには「読書」?!若いうちから読書すべき理由とオススメ本は?

「デキる」人たちは、社会に出ても学び続ける姿勢を崩しません。今日から自己投資を始めたいという方は、本を読む機会を増やすのも良さそうですね。

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4. 疲れた体をそのままにしてはいけない。たまには「運動」でリフレッシュを

皆さんは、毎日の仕事の疲れをきちんと解消していますか。退勤後は毎日ソファに倒れこみ、何もせずにダラダラ……なんて人も多いのではないでしょうか。頑張っているのに評価されないのは、仕事の疲れをそのままにしているせいで、パフォーマンスが落ちているのが原因かもしれませんね。

順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏によると、デスクワークの人が一日の終わりに感じている肉体疲労は「うっ血」によるものなのだそう。そして、動かないせいでたまった疲れは、動かないと解消できないのです。

「仕事が終わるとくたくたで運動なんてできない」という人もいるかもしれませんが、運動をすることでその疲労を解消することができるのです。反対に、体を動かさないことは、仕事のパフォーマンスにデメリットを与えているということになります。

また、トロント大学の研究によると、運動習慣と年収には相関関係があるようです。運動をする頻度が高い人ほど年収が高く、年収750万円以上の層と300万円以下の層を比較すると、運動する頻度の差は、なんと2倍にも及んでいるのだとか。デキる人は、運動をとおして仕事の疲れを解消できているのかもしれませんね。

運動が苦手で気分が乗らない方は、ウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。前出の小林氏は、夕食後から寝る1時間前までの間に30~60分ほどウォーキングすることをすすめています。歩くという軽い運動によって血流が良くなり、疲れがとれるそうですよ。

生活に運動を取り入れて仕事の疲れをとり、成果を出せるビジネスパーソンを目指しましょう。

***
成功している人は、目の前の仕事に過剰な力を注ぐのではなく、休息・学び・運動を計画的に生活に取り入れているようです。ぜひ参考にしてみてください。

(参考)
Goodreads|Quotable Quote
東洋経済Online|事実!一流と二流は「休み方」に大差がある
勝間和代 (2014),『ズルい仕事術』, ディスカヴァー・トゥエンティワン.
STUDY HACKER|「運動習慣」で年収が左右される科学的根拠。スクワットで成績も5割増しに!?
All About|夜のウォーキングで自律神経バランスを整える
STUDY HACKER|お金は “未来の自分” のために使うべし。簡単にできる「自己投資」の方法。
タウンワークマガジン|高収入を稼ぐには「読書」?!若いうちから読書すべき理由とオススメ本は?
The Telegraph|Reading 'can help reduce stress'

【ライタープロフィール】
Yuko
大学卒業後、外資系企業に就職。現在は会社を辞め、ライター・翻訳家として活動中。趣味は散歩、ヨガ、カフェ巡り。

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